昨日は「母の日」お花屋さんは一年で最も忙しい日。
赤やピンクやブルーまで色とりどりのカーネーションが店内にあふれていました。
でも、もとはアメリカの女性参政権活動家の娘が母の死後、その志を讃えて白いカーネーションを捧げたのが始まりとか。→
ウィキペディア「母の日」
昔、学校で配られたカーネーションの造花、お母さんのいる子は赤で、お母さんのいない子は「白」
白をもらう子の気持ちを考えれば、ひどい仕打ち。
でもホントは白が正式だったのか。。(・・;)
私ももう母はいないので昨日はお花を持ってお墓参りに行きました。
よく母の愛は無償の愛。といいますが、自分がなってみるとそうでもないかな(^.^;
色々複雑な思いはありますね。
最近話をした農家の奥さん、商家の娘さん、
お姑さん、子、孫に囲まれて農家を切り盛りしながら、今は介護の問題に直面しているお話。
商家に嫁いできたお母さんの苦労を見ながら成長し、結婚、育児をしながら家業を助けているお話。
娘であり、母であり、嫁であり、仕事を持つ女であり。
さてさて自分でもそのバランスをどうとるかが難しいわけです。
私自身も店の仕事のみならず外での活動に飛び回っていると、家事とか子どもとのコミュニケーションが疎かになりがち。
とても讃えられるようなお母さんではありませんが、
母の日くらい、何かしてもらってもいいんじゃない?
なんて、期待は全くないかといえばそうでもなく(^.^;
ただひとつ、会得したことといえば、
「してあげてる」感を出すと、受け入れられない。
やりたくないこと、できないことは謙虚に言うと案外許される。
やるからには「そうしたいからやっている」そう思って快くやること。
でもね、
「ありがとう」の言葉は聞くより言う方が大事というけど
やっぱり、母の日くらいは聞きたいのも本音(;´∀`)
例え、この言葉を発しなくとも、聞かなくとも、
♪心の岸辺に咲いた、白いカーネーション
なーんて、誰しもの心の片隅に咲いていたはずですね。