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  2017/6/16(金)
      ラ・ラ・ランドと歌舞伎町広場の一団

  
池袋で古い仲間らと飲んだら映画の話になって、私はずいぶん映画館の椅子に座ってないな、と思った。昨年末からは展示への制作に追われるばかりで情報もシャットアウトしていた。なので皆が「ララランド」「ララランド」と言ってるなとは思っていたけど、そうか!「セッション」の監督のミュージカルだったのか!これはスクリーンで観なくては!3ヶ月前に気付きたかったものである。 
 
ネットで調べたら今日を含めて残り3日、それもどこも小さい劇場ばかりになっていた。でも良い。小さくてもスクリーンはスクリーンだ。新宿ピカデリーのレイトショーと翌日の昼の席を予約して伊豆高原から新宿を目指して電車に乗った。 
 
レイトショーが終わるともう日付の変わる頃だった。なるほどジャック・ドゥミへのオマージュという前情報に納得納得。「ロシュフォールの恋人たち」の胸キュンと「シェルブールの雨傘」の切なさが、ぎゅうぎゅうに握ったおにぎりみたいに胸に迫ってくる。く、苦しい!終盤には、隣の席の33才ぐらいの男の子が、頭を抱えるようにして激しく嗚咽してくるので少し興醒めしてしまったものの、私だって脱水症状になるぐらいに泣いた。ぐったり泣き疲れた体に夜の新宿は涼しく気持ちよかった。明日の11時からもう一回観れるのだ。嬉しい。 
 
歌舞伎町のビジネスホテルに泊まることにしていた。歌舞伎町広場はずいぶんと清潔な雰囲気に整備されて変わっていた。黒いアスファルトだった記憶の地面は白いタイルみたくなっていて、平日だからなのか、たまたまなんだろうけど、昔はよく見かけた化粧の濃い女装のおじさんや、「1発千円」のプラカードを掲げる殴らせ屋など、得体の知れない人達の姿も無く、シーンとしていた。 
 
ヤンキー、と言うのかチンピラと言うのか、タイルに直にペタンと座り込んだ一団が目にとまった。ファミマで買った小さい白ワインと塩キャベツの入ったレジ袋を手に下げて、私はしばらく一団を眺めるともなく眺めた。20代?いや10代半ば。黒いジャージと白いジャージと黄色いジャージとカーキ色の戦闘服みたいのと、男の子らの中に1人、おっぱいもお尻もほとんど透けて見えているようなピンクのヒラヒラワンピースの少女と。男の子達もジャージの上着のチャックをほとんど開けて、胸をはだけるのが流行りらしい。彼らは思い思いに携帯電話をいじったり、寝そべったり、缶ビールらしき物を飲んだりしていたが、時々誰に向かってかわからない大きな奇声を発した。空に向けて意味不明な破裂音を発するあどけない口元を見れば歯がほとんど無い。シンナーかなにかで溶けてしまったのだろう。 
 
広場と面してあるビジネスホテルの6階の部屋に収まって、白ワインを飲みながらメールの返信をしたり本をめくったりしているとすぐに眠くなった。テレビを消してベッドに入ると、広場のさっきの一団の奇声、ガラスビンの割れる音、走り回って大人を威嚇するような気配が眠りに落ちようとする私を追ってきた。少女のことが少しよぎった。おっぱいとお尻の透けたピンクのヒラヒラワンピースの気だるい少女。誰にでもすぐにやられちゃうのであろう少女。たった今会ったばかりの男に自分の一番弱い部分を開いて、それで自尊心を高めていく女の子がもしかしたらどこかに存在するのかもしれない。一番柔らかな粘膜の部分を乱暴に汚らしく擦られて、それで何かを獲得していく女の子がもしかしたらどこかに存在するのかもしれない。だけど、ほとんどの女の子が違うように、彼女もきっと違うだろう。 
 
鳥達は夜更けにもさえずるのだと、私は伊豆に越してから知った。裏の敷地の木々に集った鳥達は、真夜中でも、これがどうだのあれがああだのと、しきりにさえずりあっている。広場のチンピラ一団の奇声を聞きながら、私は伊豆の家で眠る前に聞く鳥達のさえずりを思い出していた。 
 
朝は8時過ぎに目が覚めた。カーテンを開けて広場を見渡すと、ちょうどチンピラ一団が清掃係の青いユニフォームのおじさん達に、広場を追い出されている最中であった。飲み散らかした缶を1ヶ所に集めさせられて、レジ袋に入れさせられて、それを手に持たされて、広場を追い出されようとしている。この一連を毎朝やっているのだろう。一団はどこかで一眠りして、夕方になったらまた広場に戻ってくるのだ。彼等の一日は夕方からなのだ。 
 
ラ・ラ・ランド、ジャック・ドゥミ、歌舞伎町広場のチンピラ一団、スケスケワンピースの少女、伊豆の鳥達。はて、私のさえずりはどんな声だったっけな。今日も、見たことのない一日が、始まる。
  

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  2012/5/29(火)
      万華鏡の「具」

  
教室に来てくれたナツヨさん、今日作る物は万華鏡の中に入れる「具」。陶での万華鏡制作に挑戦しているのだけど、中に入れるビーズとか欠片達のこと、万華鏡業界では「具」って言うんだって。なんだか美味しそう。。 
 
 
ちっちゃいちっちゃい欠片にチマチマと色を塗るという地味作業。この欠片達、ゴミじゃないのよ!「具」なのよ!万華鏡に入った時、強烈な存在感を現す予定の「具」達です。 
 
 
 
 
 
 
 
 
無心の作業はお腹が空く。みかんをバクバク!ナツヨさんのお土産のドライバナナに黒糖とシナモンをまぶしたお菓子が止まらない! 
 
 
 
 
 
 
 
 
私のツクリは小さなピーナツ皿の絵付け準備。
  

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  2012/5/28(月)
      猫ちゃん赤ちゃん再び

  
あ〜〜、コロナの横にコロがる猫ちゃん赤ちゃん達。 
 
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜^^。
  

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