駅前不動産屋 今日も回りは敵だらけ
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名も無い小さな駅前不動産屋が
強力な大手不動産屋と
地主系地元業者のひしめく中
ナントカ生き残ってます。

ハウスショップのホームページ

2017年 6月
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6月 30日 (金) 言葉を文字にすれば恐ろしい化....
6月 29日 (木) 組織と個人
6月 28日 (水) 営業能力の差はスピードの違い
6月 27日 (火) 卑劣でウソをつく これが人間....
6月 26日 (月) 籠池症候群に注意
6月 25日 (日) 死ねば支え合う仕組みが変わる....
6月 24日 (土) 頑張り過ぎると悲劇になるのが....
6月 23日 (金) トイレが古いと若い人は足が向....
6月 22日 (木) 受け継がれるのは遺伝子と行動
6月 21日 (水) 至福の二日間


 

 6月 9日 (金)
 所有者が分からず放置される土地は増える一方だそうです。
昔は不動産の所有者を調べたい時には 
 
役所の資産税課に行きました 
 
理由は一つは安いからです。 
 
登記所に行けば一筆ごとに手数料がかかりますが 
 
役所に行けば 
 
台帳一冊丸々閲覧出来たのです。 
 
ですから 
 
私は会社を始めて数年は 
 
資産税課で嫌な顔をされながら 
 
何時間も台帳を写し取る 
 
そんな作業をしました、 
 
しかしわざわざ資産税課に行くのは 
 
もう一つ大きな理由がありました 
 
それは登記簿より所有者の住所が正確だったのです。 
 
登記簿は所有者が住所移転をしても 
 
申請しなければ永遠に住所が変わる事はありませんから 
 
その登記簿に記載された住所に行っても 
 
所有者はいない 
 
って事が多かったですが 
 
資産税課の台帳は役所が勝手に作りますから 
 
新しい住所が記載されてたのです。 
 
それでもタイムラグで古い住所のままであっても 
 
住民課に行けば簡単に住民票が取れる 
 
そんな感じでした。 
 
まぁしかしもう随分時代が変わりましたね。 
 
個人情報がうるさくなり 
 
資産税課で所有者の住所を調べる事はできません。 
 
こうなると信頼度は低くても登記簿しかありませんが 
 
これも昔はその記載された場所に所有者が住んでいなければ 
 
役所で転居先を調べる事ができました 
 
が 
 
今ではとんでもないって話しになりますよね。 
 
住所は個人情報の極み 
 
みたいな時代になりましたから 
 
転居先を調べるのは不可能に近くなります。 
 
ですから 
 
私達は 
 
どうしても所有者に連絡を取りたい 
 
なんて事があっても 
 
中々それが叶わなくなりましたから 
 
随分やりにくい時代になりました。 
 
こうなると 
 
本当に問題は大きいのが私達の仕事をしてるとよく分かります。 
 
小さな土地の所有者が分からないために 
 
たくさんの人が迷惑を被る 
 
こんな事が良くあるのです。 
 
良くあるのが 
 
私道を公道にしたい場合ですね。 
 
役所に維持管理をしてもらえば 
 
道路は綺麗になりますから 
 
それを望む住民は多いのですが 
 
連絡がつかない所有者が居れば 
 
役所に引き取って貰う事ができずに 
 
結局古くからの分譲地やなんかの場合は 
 
資産価値が大きく下がってしまう 
 
なんて事があるのです。 
 
しかし 
 
私達民間は連絡がつきませんが 
 
役所は辿っていけば所有者を調べる事ができます。 
 
が 
 
こんなケースでも 
 
問題が起こる事がよくあります。 
 
所有者が亡くなってしまって 
 
その相続人がたくさん発生してしまってる 
 
なんて事になれば 
 
もう大変です。 
 
いちいち全員の承諾を取る訳ですが 
 
その相続人の中に亡くなった人がいると 
 
またさらにその相続人 
 
って事になりますから 
 
もう問題解決は不可能 
 
って事になります。 
 
私の実家の墓地は門中と言う沖縄独特の所有形態になってますが 
 
墓地の登記はルーツを同じくする家 
 
10数軒の代表が共同で所有しています。 
 
で 
 
数年前 
 
道路の拡張があり 
 
町が買収する事になったそうです 
 
が最初に登記されてから70年以上 
 
相続があっても皆登記変更をしないままですから 
 
その所有者を探すのは大変なことになります。 
 
本家の先輩が言うには 
 
もう日本全国だけでなく 
 
ブラジルを含む海外までその所有者は広がってるそうです。 
 
ですから 
 
もう何もできない 
 
って話しでした。 
 
が 
 
大変面白い事ですが 
 
この何もできない状態 
 
悪い事ばかりかと言うとそうではありません。 
 
結果的にはその状態ですから 
 
私達の墓地は 
 
昔のまま広大な聖域を保ってるのです。 
 
これが売却が可能となれば 
 
余分な土地は売り払ってたでしょうから 
 
今のような大きな土地では無くなってたはずです。 
 
この話し 
 
沖縄北部の米軍基地も似たような事になってます。 
 
米軍が使ってたために 
 
戦後全く開発ができなかった訳ですが 
 
結果 
 
大変貴重な自然が昔のまま残ってる訳です。 
 
これが米軍に占領されなければ 
 
今頃は土地改良が行われ 
 
畑に変わってしまい 
 
野生動物はほとんどいなくなってしまった 
 
なんて事になったかも知れません。 
 
まぁしかしこんな話しは例外ですが 
 
とにかく 
 
この所有者が特定できない土地 
 
大問題ですが 
 
どうやらここに来て少し動きが出てきましたね。 
 
公的な利用に限り 
 
放置された土地を所有者の承諾がなくても利用できる 
 
そんな話しがニュースで流れました。 
 
これを早く民間でもできるようになれば 
 
随分困ってる人を助ける事ができるのに 
 
なんて思いましたね。 
 
いずれにしても 
 
人口が減り 
 
不動産の価値がなくなると 
 
権利の問題が 
 
日本の社会の大きな足かせになる訳です 
 
国会議員の先生方 
 
相変らず政局がらみの話しばかりで盛り上がってますが 
 
私たちの生活に密接した問題は山積です。 
 
是非頑張って 
 
法整備をお願いしたいものです。 
 

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