駅前不動産屋 今日も回りは敵だらけ
人気blogランキングへ

人気ブログランキングへ

名も無い小さな駅前不動産屋が
強力な大手不動産屋と
地主系地元業者のひしめく中
ナントカ生き残ってます。

ハウスショップのホームページ

2017年 8月
 日 月 火 水 木 金 土
- - 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
- -

8月 31日 (木) 覇権が馴染まない世界だから私....
8月 30日 (水) 穏やかな心を保つ極意
8月 29日 (火) ネット性人格障害
8月 28日 (月) 目標を定めない理由
8月 27日 (日) 凡人の防衛本能
8月 26日 (土) 自分も思い通りにならない
8月 25日 (金) コンプレックスが世界を狭くする
8月 24日 (木) 一番の大敵は自画自賛
8月 23日 (水) 不幸は新しい世界への案内人
8月 22日 (火) 支配してるのは良識ではありま....


 

 8月 11日 (金)
 営巣本能
子供が成長して就職すると 
 
親は早く独立して結婚して子供を産んで 
 
なんて事を望むようになります 
 
しかしその子供が親元から出て行かない 
 
なんて事になれば 
 
普通の親であれば悩む訳ですが 
 
悩んだ挙げ句 
 
そのまま何もしない親と 
 
無理矢理子供を追い出す親に分かれます。 
 
で 
 
無理矢理出された子供 
 
ほとんどが一度出たら戻ってきませんね。 
 
また逆に 
 
一度出て戻ってくる子供は 
 
もう2度と実家を出て行かない 
 
そんな傾向があります。 
 
この無理矢理でも家を出された子供が 
 
戻ってこないのは 
 
私達人間に備わった本能 
 
これがそうさせてるように思います。 
 
一人暮らしをすると 
 
自分だけの空間が出来る訳で 
 
例えワンルームの狭い部屋であっても 
 
その解放感や自分で生活する事の達成感は 
 
もう元には戻れない位に快感をもたらす 
 
そんな風に思えます。 
 
そうやって考えると 
 
私達動物はカエルですらも 
 
穴を掘って自分の巣を作りますよね。 
 
つまり 
 
生きる事と 
 
自分を外敵や寒さから守る空間の確保 
 
これはセットになってる訳です。 
 
人間に備わった 
 
自分だけの空間を持つ欲求は 
 
動物が等しく持ってる本能 
 
これに根ざしてるように思うのです。 
 
であれば 
 
その思いは強い物ですから 
 
私達はその扱いには本当に注意しなければいけませんね。 
 
いつの時代も不動産にキャンセルは付きものですが 
 
私達は単にビジネスでしか契約を捉えませんが 
 
実際にはお客様にとっては 
 
私達とは違い 
 
営巣本能に基づいた強い気持ちがあり 
 
それをに手放す話しが進めば 
 
気持ちにブレーキがかかったり 
 
あるいは 
 
購入の話しが進めば 
 
ほんとうにこれで良いのか? 
 
なんて気持ちが湧いてくるのは自然な事だろうと思います。 
 
この理解が足りないと 
 
お客様のキャンセルに狼狽したり 
 
あるいは怒りが湧いたりする訳です。 
 
私は一度だけ不思議な体験をした事があります。 
 
あるアパートの売却依頼を受け 
 
買い主を見つけて話しをつけたら 
 
売主がとんでも無い事を言い出しました。 
 
その買い主は止めてあんたに売りたい 
 
って話しです。 
 
私が買うとなればプロですから 
 
当然エンド価格では買えません 
 
今進めてる話より安くなります 
 
そんな話をすると 
 
安くても良いからアンタが買えと言いました。 
 
そこまで言われると買わない訳には行かないので 
 
腹を決めました 
 
しかし 
 
私は業者ですから転売する事を伝えました。 
 
すると 
 
自分が生きてる間は転売するな 
 
と言いました。 
 
理由は 
 
そのアパートに長く住んでる人が居て 
 
その人を追い出しては気の毒だから 
 
少なくとも自分が生きてるうちはそっとして欲しい 
 
って話しでした。 
 
転売できないとなれば少し悩みましたが 
 
その方はもう80歳です 
 
生きてもせいぜい10年 
 
その位は当社も持ちそうですから 
 
その約束を飲んで 
 
契約しました。 
 
で 
 
それから1週間後 
 
娘さんから電話がありました 
 
内容は 
 
お父さんが亡くなったって話しです。 
 
驚きましたね 
 
決済してからたった1週間で亡くなった訳です。 
 
って事であれば 
 
もうすぐに転売 
 
そう思いましたが 
 
残念ながら 
 
とても売る気になりません。 
 
しばらく持つ事にしました 
 
で 
 
数年経って 
 
売却を考えましたが 
 
やはり気が進まないので 
 
売主が気にしてた入居者 
 
この人が出て行くまでは売約を止めよう 
 
そう決めました 
 
で 
 
今から4年ほど前 
 
その入居者も亡くなりました 
 
これで晴れて売却ができる 
 
なんて思いましたが 
 
やっぱり止めました 
 
どうも 
 
元の売主が 
 
まだ売るな 
 
ってあの世から言ってるような気がするのです。 
 
このアパート 
 
多分手放すのは20年後くらいですね。 
 
私が80歳になって 
 
若い不動産に 
 
いくらでも良いからアンタが買え 
 
って言いそうな気がします。 
 
 
どうしてそんな気になるかと言うと 
 
この元の売主 
 
会った時から 
 
私と性格が似てたのです 
 
そして 
 
驚いた事に 
 
私と名前も一緒でした 
で 
 
あれから20年経って 
 
自分自身とあの売主が合体してる 
 
そんな風に感じるのです。 
 
まぁ他人には分かりませんね 
 
聞き流して下さい。 
 
いずれにしても住まいには 
 
理屈では割り切れない何か 
 
これを感じる事がたまにあるのです。 
 
最近子供の頃 
 
隠れ家と言うか秘密基地と言うか 
 
そんな物を作ってワクワクした 
 
あの気持ちを思い出すのです。 
 
ヤンバルに隠れ家を持ちたい 
 
そんな欲求が高まりますが 
 
多分本能がそうさせてるのだと思います。 
 


  売るにしても貸すにしても、心のどこかにこのような人であれば、相場より下がっても貸したいとか、売りたいという気もちが起きます。買う場合には前に住んでいた人の思いや歴史を踏まえて買ったという気がします。どれも人の人生や思いを受け継ぎたいという本能かもしれませんね。自分の所有する資産を手放す際も亡くなった方と同じ心境に至る気がしています。金銭的な価値に還元されない一種の死生観に依るのだと思います。 *春先からブログの初期から読み始め最近ようやく追いつきました。自分の場合の10年余りと重ねながら読ませて頂きました。 
何かのご縁で ..8/11 19:24(金)

  >何かのご縁でさん
拙いブログですがたくさん読んでくださりありがとうございます。
もうしばらく頑張って書きますので宜しくお願いします。
はるぼ ..8/14 17:50(月)
>> 返信




| 携帯用 | | RSS | | 検索 | | Home |

++ Powered By 21style ++