駅前不動産屋 今日も回りは敵だらけ
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名も無い小さな駅前不動産屋が
強力な大手不動産屋と
地主系地元業者のひしめく中
ナントカ生き残ってます。

ハウスショップのホームページ

2017年 8月
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8月 31日 (木) 覇権が馴染まない世界だから私....
8月 30日 (水) 穏やかな心を保つ極意
8月 29日 (火) ネット性人格障害
8月 28日 (月) 目標を定めない理由
8月 27日 (日) 凡人の防衛本能
8月 26日 (土) 自分も思い通りにならない
8月 25日 (金) コンプレックスが世界を狭くする
8月 24日 (木) 一番の大敵は自画自賛
8月 23日 (水) 不幸は新しい世界への案内人
8月 22日 (火) 支配してるのは良識ではありま....


 

 8月 28日 (月)
 目標を定めない理由
サトウキビ農家の兄が 
 
農業を一口で言えば 
 
“雑草との戦い” 
 
だそうです。 
 
まぁしかし私は兄に言われる事もなく 
 
これは子供の頃から感覚で分かってる訳ですが 
 
兄がそんな話しをしたのは 
 
都会育ちの人間が脱サラして農業を始める人がいますが 
 
大体この基本が分かってないそうです。 
 
具体的には 
 
農家は雑草が種を付けたらオシマイなので 
 
その前に畑を慌てて耕しますが 
 
素人は種を付けてから平気で畑を耕してる 
 
って言って居ました。 
 
プロの農家から見ればそれは雑草の種を撒いてるのと同じだそうです。 
 
一雨来れば 
 
無数の雑草が芽を出し 
 
作物を植える場所が無いそうです。 
 
まぁしかしこの雑草との戦い 
 
これが熾烈だから 
 
除草剤が存在するんですよね。 
 
逆に言えば 
 
雑草が無ければ農薬を使う必要もないので 
 
皆有機野菜って事になりますから 
 
大変有難い話しです。 
 
有機野菜は 
 
それだけ貴重だって事です。 
 
農家の人は生産効率だけでなく 
 
農薬を使わない野菜は小さく形も悪いので 
 
消費者は敬遠するために 
 
どうしても薬を使いますが 
 
自分たちが口にするものは 
 
原則的に農薬は使わないそうです。 
 
雑草や昆虫を殺す農薬 
 
この恐ろしさを目の当たりにしてますから 
 
とても自分の口に入れる気にはならない訳です。 
 
実際に農家の人は 
 
良く農薬を飲んで自殺するそうですから 
 
猛毒な訳です。 
 
私の友人も農薬自殺をしましたが 
 
目撃者によると 
 
すざましく苦しんでたそうですから 
 
このブログを読んでる人は 
 
絶対に農薬は自殺の選択肢に入れては行けませんね。 
 
そんな訳で 
 
私の兄に言わせると 
 
農業は雑草との戦い 
 
この言葉に行き着く訳ですが 
 
では 
 
不動産屋は一口で言えば? 
 
まぁこれも人によって色々でしょうが 
 
私に言わせると 
 
“不動産業はキャンセルのショックとの戦いです。” 
 
私達不動産業は 
 
キャンセル料はお客様から取れません 
 
契約のためには 
 
膨大な時間と経費とエネルギー 
 
これを費やしてやっと辿りつく訳ですが 
 
契約の寸前にキャンセル 
 
なんて事になれば 
 
この努力と出費がパぁとなります。 
 
成約しなければ報酬は貰えませんから 
 
大きなダメージとなります。 
 
この心理的なショックが 
 
営業マンを失望させ 
 
そして不動産の世界に嫌気が差し 
 
結果転職 
 
なんて人は無数にいると思います。 
 
私は長年この世界に居て 
 
この営業マンの気持は十分過ぎるほど分かります。 
 
ですから 
 
私はキャンセルがあると 
 
真っ先に考えるのは営業マンの精神状態です。 
 
私の経営の手法が他社と大きく違う事の一つに 
 
営業マンに売り上げ目標を設定しないってのがあります。 
 
どうしてそうしてるかと言えば 
 
まさに営業マンの心理的な健全さを保つためです。 
 
売り上げ目標を設定しないだけではありません 
 
契約予定も提出させません。 
 
契約予定を提出すると 
 
会社がそれを期待してるって事になりますから 
 
自らキャンセルによってショックを受けてるのに 
 
更に会社に対する罪悪感 
 
そんな気持が大きくのしかかるのです。 
 
これはタダでさせ落ち込んでる営業マンに 
 
更に追い打ちで苦しめるって事になります。 
 
私は勤めてた頃 
 
会社から毎週会議でこの契約予定の提出を求められていましたから 
 
その営業の心理が良く分かるのです。 
 
大体不動産の世界で毎週、あるいは毎月の売り上げ目標ってのは 
 
あまり馴染まないように思います 
 
不動産の仕事は 
 
大きく波がある仕事です。 
 
当社の営業マンで言えば 
 
相続がらみの売買があれば 
 
大きく成績を伸ばしますし 
 
売買案件がなければ 
 
成績はゼロに近くなります。 
 
ですから 
 
一年を通じてどうだったかって話しであり 
 
毎月社員を追い込む売り上げ目標だとか契約予定 
 
なんてのは意味がない 
 
そんな考えです。 
 
社員を追い詰めれば 
 
もしかしらたら少しは成績が上がるかもしれませんが 
 
しかしそれによって 
 
社員が地獄の苦しみを味わうとすれば 
 
会社の存在意義にも大きく疑問符が付きます。 
 
そんな訳で 
 
私は社員を苦しめるキャンセル 
 
このショックを和らげるために 
 
あえて 
 
何の目標も立てない訳です。 
 
不動産の契約ははハンコを押すまで分かりません。 
 
であれば 
 
契約前は 
 
どんな話しも一切期待しないって訳です。 
 
まぁしかし社員はそうは言っても期待しますが 
 
少なくとも 
 
会社がそれを期待しない事によって 
 
社員が心理的負担の少ない人生を歩める。 
 
私はそう考えてる訳です。 
 
 
 
 

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