++山根一男の徒然日記++
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7月 26日(火) ちらし配りから社会が見える
7月 24日(日) 他候補の動向
7月 23日(土) ようやく政治団体ちらし完成
7月 21日(木) 松阪市議選応援
7月 20日(水) 衆議院候補者とかち合う
7月 19日(火) 駅立ち・ちらし配りの日々
7月 18日(月) 『脱サラ議員奮闘記』
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 2005年7月10日(日)
 電子投票の『闇』
 昨日、今日で十数人から激励の電話やらメールをいただいた。地元可児だけでなく大阪や、愛知・三重からも…日記以外更新していないホームページもいつもは1日10くらいのアクセスが、30〜40に増えている。 
 
 やはり可児市の電子投票のことがこれだけ取り上げられると、認知度も高くなる。電子投票を失敗したまちとして可児市は記憶されるのだろう。災難といえば災難だが、十分な準備をしていれば避けることができた災難だ。 
 
 しかし、考えようによっては可児市は体をはって(?)電子投票の問題点を明らかにした点で、日本の民主主義の歴史に残るかもしれない。可児がこんなことになっていなければ、もっといろいろな自治体で行われていたのは間違いない。でも、それは大変危険なことだ。 
 
 私は今は、電子投票は選挙には向かないと思っている。 
理由は簡単だ。ゼッタイ壊れない投票機がつくれないだろうということと、投票機のソフト部分について、誰にも公正に判定できる第三者機関なんて存在しないからだ。プログラマーの方に聞くと、投票機のソフトに仕掛けをすることはどの段階でもできるという。事前の検査では正常でも、本番の投票時だけ不正を働くようなソフトは簡単につくれるらしい。 
 
 疑い出したらきりがないけど、自分が入れた票がその通りに入っているかどうか投票者には分からない。ごく一部のIT専門家だけが解析できるのだ。でもそれはおかしい。選挙は民主主義の根幹であり、誰でもわかるかたちで執行されるべきだ。 
 
 結局、電子投標機メーカーを潤すためにあるようなものだ。レンタル代だけで可児市で約2000万円。四日市市で約3800万円だ。選挙がバラバラならまだいいが、統一地方選や国政選挙で使うとなると、膨大な量の機械が必要である。しかも、年に一回くらいしか使わずに、4年たったらもう古くなって新しい機械に変える必要が出てくるだろう。 
 
 おそらく何千億というお金が必要になってくるが、地方自治体にも国家にもそんなことに回せるお金があるとは思えない。年に1回あるかないかの選挙くらい従来通りの紙でいいのではないか。
 

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