++山根一男の徒然日記++
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 2005年7月12日(火)
 フェロシルトについての岐阜県の回答
 去る6月22日、「放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜」と「くらし・しぜん・いのち岐阜県民ネットワーク」の連名で、岐阜県に投げかけていたフェロシルト撤去についての要望書についての回答が文書であった。 
 指定した日程どおりで、県健康福祉環境部大気環境室長・同水環境室長・不適正処理対策室長の三名の連署であった。 
 
 午後1時半に市民団体関係者、土岐市議2名、本巣市議1名、他可児からは私を含め大森と久々利(フェロシルトが埋められている地区)の関係者5名を含む計13名で県庁に乗り込んだ。私は選挙のことでそれどころではないとも言えたが、以前からの約束だったし元議員としての責任もあるので参加した。 
 
 質問の内容はフェロシルトの搬入場所の調査や、土壌調査の徹底、地下水や河川水の化学分析、撤去計画や実施における情報公開を要望したものだ。 
 
 ひとつ驚いたのは県の役人は、土壌の含有量調査について頑なに認めないことだ。つまりこれまでの調査は、すべて溶出調査で土壌そのものにどのような成分が含まれているかの調査はしていない。そんな中で六価クロムが規定値の15倍もの数値を示している。県も石原産業も何故、六価クロムが出てきたのか説明できないとしている。しかし、そのようなことを解明するのは原因者である石原産業か三重県だという。県としては石原産業から全面撤去の回答を引き出したのだからそれでいいだろうというスタンスであった。 
 
 本当にこれは他人まかせで、県民のいのちを守る立場にある公務員の姿勢とは思えない。すべて事件の当事者に任せるなんてどうかしている。県は県で独自の調査をして六価クロムが溶出したメカニズムを解明してほしい。それともうひとつブーイングだったのは、これらの土壌検査を施行しているのは、あの御嵩産廃問題で有名な「寿和工業」なのだ。 
 
 もちろん資格をもった企業なのだろうが、なぜよりによって寿和工業なのかというのが、ほぼ全員の疑問だった。社会的なイメージを考えているのだろうか。住民は検査結果を知り安心したいのだが、その名前では逆に不安をあおるというのがほぼ全員の共通した意見だった。 
 
 県の説明では、入札でそこが一番安かったからだという。契約なので今年度は、寿和工業に頼むしかないという。その時の落札価格や二位以下の企業の状況はどうだったかと聞いても、それは課で協議してからでないと明らかにできないということだ。岐阜県の情報公開の遅れを痛感した。 
 
 県は口では自分たちも被害者(石原産業や三重県に対して)だといいながら、市民感覚との大きな隔たりを感じた。六価クロム汚染の原因究明を求める4件の要望書を新たに提出した。8/10までに文書にての回答をお願いする。会談後、広報室で30分ほど簡単な記者会見をして、課題点を記者に伝えた。これらの動きをすべて準備した兼松秀代さんは本当にすごい方だと思った。 
 
 

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