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 2005年7月16日(土)
 新滝ヶ洞溜池の水質異常問題
 可児市久々利の水質異常の問題で、今日久々に調査に行くことを以前から約束していた。愛知県から住民本位の水質や生物の調査をしてくれる、いわば市民派の専門家が来てくれることになっていたのだ。同時に六価クロムが基準値の15倍も検出された、久々利大平地区のフェロシルトの廃棄現場も再度視察した。 
 
 この問題については、昨年9月と12月に連続して一般質問をした。東海環状自動車道建設にともなう残土処理を、可児市久々利のゴルフ場敷地内の谷を埋め立てるという名目で行ったところ、その残土を埋め立てた場所の下流域にある新滝ヶ洞溜池の魚が大量に死ぬという事件が一昨年4月にあったのだ。 
 
 原因はこの地域の土壌にもともと微量ながら含まれていたカドミウムなどの有害重金属が、酸性の強い水に触れることによって溜池や川に流れだしたものだ。原因者は国土交通省ということになる。 
 
 残土処分を請け負う形で、可児市は国交省からすでに10億円以上を受け取っている。ゴルフ場敷地内に、すでに90万立方m近い残土を捨てている。酸性水がカドミウム等の有害物質を溶かしてしまうことから、残土捨て場にベントナイトという粘土質の土で覆土して、雨水の流入を防ぎ、結果的にカドミウム等の重金属溶出を抑えようという研究がされている。 
 
 残土捨て場のことを、公式には公共ストックヤードと呼んでいるが、これは明らかに住民の反対を封殺するための方便だ。ストックヤードという言い方には「一時仮置き場」というニュアンスがある。しかし、ここに入った建設残土は出ることはない。つまり最終処分地なのだ。行政がこのような不誠実なことをやっていては、住民は何を信じていいかわからなくなる。 
 
 この問題、書けばいくらでも長くなってしまう。要はこのことでも電子投票トラブルと同じような、可児市の先延ばし体制、隠ぺい体質、権力(国)に対する弱腰などの特質が如実に出ている。今日のところは、独自のルートで水質などのチェックを行い、行政のやり方を監視することである。すでに事故発生から2年以上経って風化し始めている。しかし、住民の安心はまだまだ担保されていない。 
 

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