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 2012年3月10日(土)
 ブラボー!『君といた夏』〜スタンドバイミー可児〜
 可児市民ミュージカル『君といた夏』〜スタンドバイミー可児〜を観て感動した。笑えた。はらはらした。涙した。3年前、私自身がキャストで出演した可児市民ミュージカル第一弾『あいと地球と競売人』を超えたと思った。 
 
『君といた夏』オフィシャルblog↓ 
http://kimitoitanatsu.blog.fc2.com/ 
  
 11歳から13歳(想定6年生)の男の子たち5人が実に見事に役を演じていた。もちろん、それ以外のキャスト総勢97名、そのうち半分以上は小中学生の子どもたちだが、いわゆる学芸会ではない。昨年、10月以来相当量の稽古を積み上げている。かなり高い完成度だと思った。 
 

 私にも、また出ないかと複数の方から声をかけられたが、その練習量の凄まじさを知っているだけに、とてもできないと思った。 
←(3年前の市民ミュージカル『あいと地球と競売人』で死神役を演じた:前列左) 
 
 舞台は昭和49年(1974年)夏、まだ人口が3万ほどで、その後急激に人口増が起きる可児町だ。その年、6年生ということは今、ちょうど50歳くらいの年齢層の方には、まるで自分が主人公になったような気分だ。 
 
 私は、その年すでに高校1年生で、埼玉県の大宮高校に在籍していた。なので、その頃の可児町とはまったく縁はなかったが、小学校4〜中学1年くらいのさまざまな思い出とオーバーラップした。 
 
 舞台では、男の子たち5人が、新しく中間に加わった秀才の男の子が想っていた女の子に会うため、名古屋まで歩いて行く。可児から名古屋は25km以上あるので、子どもの足では1日では歩けない。 
 
 結局、往き帰りで2泊3日の旅になるのだが、その間にさまざまな冒険や事件が巻き起こる。自分にも経験があるが、その時分の男の子は秘密基地をつくったり、帰り時間のことも考えずにどんどん遠くに行ったり…世界がどんどん広がってゆく中で、小さな冒険をいっぱい繰り返す。 
 
 今の子は、昔ほど無茶はしないように思うが、誰しも経験があることだと思う。6年1組の掃除を巡っての女子と男子の言い争いも面白かった。このような場面をすべて、音楽にしてダンスしながら歌うのだ。 
 
 あいと地球と競売人の妖怪ダンスや天使の歌声を彷彿するような「闇の王」や「森の精」たちのダンスや美しい歌声に、思わず引きこまれた。 
 
 三年前に一緒に共演した友人も何人もいる。『あいと地球と競売人』は衣装も脚本も、島根県からの借り物だったが、今回は純粋に可児市オリジナルである。 
 
あいと地球と競売人(可児市)HP↓ 
http://www.kpac.or.jp/ack/story.html 
 
 でも演出は同じ黒田百合さん、いつも金沢市から可児まで来て稽古を指導してくださる。厳しいが、一人ひとりの心をしっかり繋ぎとめて、作品に仕上げて行く。 
 
 なので『君といた夏』は、子どもたちが主役だが、決して学芸会のレベルではない。歌もダンスも台詞もすべてに完成度が高い。終演後、会場で会った元おやこ劇場の代表の方も絶賛していた。 
 
 すでに他県からも、出張公演のオファーが届いているらしい。明日(11日)14時開演の二回目の公演後、今年の5月6日に、可児市市制30周年記念行事として、もう一度上演する予定だ。 
 
 さらに、計画では3年後に、今度はキャストを代えて再上演するという。『あいと地球と競売人』も島根県では18年前から、毎年メンバーを入れ替えながら30回も公演が続いている。 
 
 まさに『君といた夏』は可児市オリジナル。可児市から全国に発信される、きわめて完成度の高い子どもたちを主役としたミュージカルだ。 
 
 映画『スタンドバイミー』を彷彿させるような、少年時代のノスタルジアと、恐らく東日本大震災の家族との悲しい決別を意識したであろう「友情・命・家族の再会」等、さまざまな視点を持ったミュージカルだ。 
  
 名実ともに可児市文化創造センターの役割を形にしていただいた衛 紀生館長(総監督)黒田百合さん(演出)はじめ、スタッフ・キャスト・関係者の皆さまに感謝したい。 
 
 可児市が誇りを持って世に出せるものがまたひとつ増えた。主役の5人の少年たちは一躍人気者となるだろう。3年後の再演を目指して、がんばる子らも出て来ると思う。ぜひ、行政も市民もそれぞれの方法で全国にアピールしてほしい。 
 
 アーラ(可児市文化創造センター)も今年10周年。アーラがあるから、可児市に移り住みたいという方もそろそろ現れて来そうな予感がする。 
 
 明日は、私は美濃加茂市で震災関係のイベント(『復興支援!ボラバスねっと・かにかも』で行った陸前高田市での高校生によるサクラの植樹経験等)の主催者側におり、14時からの二回目の公演は観れない。自由席なので13時30分の開場直後に行けば、まだ座れると思う。 
 

 3年前の「あいと地球と競売人」のときは、鑑賞料2,000円だったのだが、今回は1,000円にしたようだ。この内容で1,000円は安くしすぎだと思った。しかも議員は招待だったので、会場で販売していた東日本大震災復興支援(南三陸町・大槌町)の食べるボランティア『チョコボ』を二つ買った。 
 
 ぜひ、『君といた夏』〜スタンドバイミー可児〜観てほしい。明日14時か5月6日、アーラ主劇場にて
 

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