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2012年4月2日(月)
まちづくり活動助成事業説明会
13時30分より可児市下恵土のかにNPOセンターにて平成24年度の可児市まちづくり活動助成事業募集の説明会に出た。マジックのサークルをつくって活動している後期高齢者の方も二人ご案内した。
この制度が始まってもう、7〜8年は経つと思うが私はほとんど毎年参加している。いわば常連だが、今年は少しいつもと違った。今日の参加者(グループ)は9団体ほど、知らない人が多かった。
いつもなら半数以上の方は顔なじみなのだが、常連の顔が少なかった。それでも4グループは知り合いで、なんらかのアドバイスをする側にいる。新しいグループが多いことは良いことだが、絶対数が少ないのは残念だ。
可児市まちづくり活動助成事業は、5人以上のグループで可児市を中心とする非営利の事業に対して最大、事業費の50%、20万円を限度に助成金が支払われる制度だ。市民活動をサポートする制度といえる。総予算は180万円である。
今年度でいえば5月20日に予定されている企画発表会での審査をクリアしないといけないが、市からの援助をもらえる最もハードルの低い助成制度だと思う。しかし、なぜか参加団体は増えていかない。むしろ減っている。
まずはこの制度があること自体の宣伝が下手なのだと思う。また、この制度を利用してまちづくり活動を始めようとする人材発掘があまりできていないように思う。さらに、半額助成では魅力に欠ける。
税金を投入するわけだから、最低限のルールは必要だと思うが、初めてこういった活動にチャレンジしようとする人には難しいかもしれない。お連れした二人の方も書類づくりの多さにすでに引き気味だった。
それと、今回から同一グループが別事業で申請するには、3年間を置かなければならないというルールができたようだが、これには噛みついた。仮にも議員なのであまり発言はしないようにしていたが、ちょっと認識を疑うルールだ。
昨年度初めてこの制度を利用した若い人たちのグループは、さらに発展させた企画を申請したかったようだが、3年間申請することができないと諦めた。3年という期間は、変化の激しいこの世界ではあまりにも長い。
どうも市役所内部で決めたようだが、市民参画といいながら市民の目線に立っていないルール決めには怒りを感じる。同一グループの応募を排除することが目的なようだが、結果的によりまちづくりに熱心なグループを、この制度から遠ざけることになる。
今年度の応募締切りは今月16日だとのことだが、これも性急だ。例年だと5月初めまでだった。20団体くらい応募するなら制限も必要だろうが、13〜14団体では淋しい。
ただでさえ少ない応募団体をさらに減らすようなルールをつくってどうするのと言いたい…。しかし、私は、昨年落とされた『帷子ボード』の企画を、内容を精査してもう一度応募しようと考えているので、あまり辛口なことは言わないほうがいいかもしれない。
議員がこの制度を利用することには賛否があるかもしれない。私も市民グループの応募が沢山あるようなら遠慮するかもしれないが、現状では1グループでも多い方がこの制度の活性化につながると思っている。
それと議員というのは、執行権がない。予算は1円もないのだ。行政にやらせるのが議員の仕事かもしれないが、中には行政がやるには適当でなく、市民がやるには、それを音頭をとってやる人と予算がない…という場合、自分が率先してやるしかない。
しかし、心配せずとも議員だからといって企画が通るわけではないことは昨年証明された。昨年度落選したのは、私の企画と市議選に出た宮島健太郎氏の「いじめ防止事業」の二つだけだった。
ともあれ時間がない中、16日の締め切りまでまた悩まなければならない。自分の企画だけでなく他2〜3団体の企画も少しお手伝いすることになっている。
このブログを見た可児市民の方でその気がある方、個人的にはライバルは少ないほうがいいが、私はそんなけちなことは思わない。ぜひ、今からでも間に合うので、5人以上の名前を連ねることができて、企画書が書ける方は年に一度しかないこの制度を利用することを進める。
ご連絡いただければ、ノウハウはお伝えする。(といっても昨年度は落選したが…090‐1821‐4777山根)
人間は弱いもので、いつかそのうち実行しようとしても、実現しないが、このような制度を利用して「やる」ことを内外に公表すると、やるしかないので前に進む。文書づくりなど多少面倒でも、それでも他の助成金に比べたらはるかにゲットし易いのだ。4月16日夕刻までかにNPOセンターで受け付けてくれる。
可児市まちづくり活動助成金申請書等↓
http://www.city.kani.lg.jp/view.rbz?nd=382&ik=3&pnp=154&pnp=168&pnp=382&cd=3065
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