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6月 16日(金) 教育福祉委員会審議「子育て健康プラザ他」
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 2017年6月16日(金)
 教育福祉委員会審議「子育て健康プラザ他」
 現在、可児市議会は休会中だが、毎日常任委員会がある。今日は、14日の総務企画委員会、15日の建設市民委員会に続いて、教育福祉委員会が午前9時からあった。 
 
 私はこの委員会の委員長を務めているので、議事進行をする役目である。事前に副委員長や議会事務局と進行について打ち合わせをし、さらに提示されている議案などについてのヒアリングも各部署に済ませてある。 
 
 議案は多くはない。今回は2つだ。ただ、議案(本会議から教育福祉委員会に付託された案件)以外に、執行部からの報告事項や、所属議員(7名)からの事前質疑、5月の議会報告会で市民からいただいた意見の中から、教育福祉委員会にその対応を要請されている案件などいろいろある。 
 
 また、この6月議会の委員会は、8月に委員会のメンバー交代だ恒例により予定されているので、現メンバーでの審査は最後になる。次期メンバーによる教育福祉委員会への引継ぎ事項なども議題に上がっている。 
 
 全部で約2時間半ほどの会議になった。その中で、一番議論になった議案についてお伝えしておきたい。 
 

 議案第40号「可児市子育て健康プラザの設置及び管理に関する条例の制定について」がそれだ。来年(平成30年)春に、可児駅前に完成する、子育て拠点に関するものだ。正式名称を「可児市子育て健康プラザ」とするとされている。 
 
 市民に身近な議案だけに、この議案だけで全議員から質疑が50分ほどを要した。休館日は月に1回だけ、土曜日とのことだ。平日にすべきという意見があったが、保健センターなど市役所機能もあるので平日は休めないとのこと。 
 
 開館時間は、午前8時半から21時とのこと。駅前の好立地であり会社帰りのサラリーマンらの利用を考えたら22時という意見もあったが、高校生の帰宅時間も考えての21時という設定で、子育て…の観点からもやむなしという声もあり、開館後に不具合があれば議会の承認により変更もありということなので21時で了解した。 
 
 その他、クッキングスタジオや健康スタジオ、研修室等の運営をはじめプラザに常駐するスタッフについて、この7月にでも公募をかける予定とのこと。想定しているのは、市内の子育てNPOなど子育てや育児のアドバイスができるメンバーで構成された団体とのことだ。 
 
 普通委員長はあまり質問しないのだが、ひとつだけ一番気になる点があったので質疑した。利用料のことだ、80uの研修室が1時間350円、50uの研修室が240円、クッキングスタジオが380円、健康スタジオが710円(いずれも1時間当たり空調費含む)だが、使用者が入場料(これに類する費用含む)を徴収する場合、営利目的とする場合は使用量が2倍になるとのことだ。 
 
 アーラ(可児市文化想像センター)でも営利目的の場合は倍になるが、1000円以下の入場料の場合はそうならない。プラザには、その1000円というしばりはない。 
 
 確かに貸館的な色彩は薄いが、駅前という立地を生かして研修室で講演会や学習支援、クッキングスタジオを使って「子ども食堂」など考えられなくはない。 
 
 その場合、資料代とか材料費とか、カンパとかいう名目で何らかのお金を徴収することはある。それを営利事業と言われても困る。 
 
 回答としては、実費弁償的な徴収は営利とはみなさないということで、従来通り(アーラなどと同じ)の判断をしてゆくとの回答だった。 
 
 今後、公民館のコミュニティセンター化でも営利と非営利の差がどこにあるかが問われると思うが、やはり幅広い市民活動を支えてゆく点からもなるべく広い観点で運用してほしいと思う。 
 
 ただ、この子育て健康プラザには土地代も含めると約40億円もの税金が投入されているので、より市民の福祉や交流に即した有効な使い方が望まれる。建物はだいぶ形になってきたが、心を入れるのはこれからだ。 
 
※前述の可児市子育て健康プラザについての条例は、本日教育福祉委員会では可決されましたが、最終的には6月23日の六月議会本会議で可決されてはじめて条例として施行されます。 
 


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