Title: 19週2日 子宮内胎児死亡
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今年、妊娠が発覚し学生結婚しました。 まだ未成年ですが互いの両親、兄弟、親戚、友達、みんなから祝福される妊娠でした。
安定期に入ってつわりも治まってきて、少しずつ食べる量が増えてきました。 苦手なラーメンも何故かすごく食べたくなって 「赤ちゃんが欲してるんだね〜」なんて、周りから言われて幸せを感じていました。
段々とお腹が出てきて、お腹の写真撮ったり、胎動を感じて我が子の成長が感じられて凄く嬉しかった。
そして5ヶ月検診へ。 待合室で順番を待っていると、別の部屋から聞こえてくる元気な赤ちゃんの心音。 私の赤ちゃんはどの位成長したかな〜なんて、考えながら待っていました。
「どうですか〜?胎動感じますか?」って質問に、笑顔で「はい!」と応えました。 エコー検査が始まって先生の表情が変わった。 そしてもう一度聞いてきた。 「胎動感じますか?」 そう言えば最近はそうでもないかも。
「心臓が動いてません」聞きたくない言葉だった。 受け入れられない言葉。でも、受け入れなきゃいけない言葉。
頭の大きさを測ったら4ヶ月検診の時からそんなに大きさが変わってなかったので、 4ヶ月検診の後すぐに亡くなっただろうと告げられました。 死後2〜3週間経っているので、早く出してあげないと手足がどっかしら欠けて出て来る可能性もあるとも言われました
なんで気づいてあげられなかったんだろう。 赤ちゃんに申し訳なくて、旦那や家族や親戚に申し訳なくて。 自分の中で赤ちゃんが苦しんでたのに、全然気づかなかった事が悔しかった。
翌日に入院しすぐに処置。 陣痛が始まった。 痛すぎて夜中に分娩室へ移されましたが、なかなか産まれてきてくれなくて。 2015年6月18日午後4時43分 身長11.8p 体重21g 陣痛が始まってから23時間後に男の子を出産しました。 やっと会えた我が子。 体のどこも欠けずに、綺麗な姿で出てきてくれました。 頑張ってくれました。 小さかったけど、手足の指5本ずつちゃんとあって、本当に可愛かった。 助産師さんに「鼻がママ似だね」って言われて嬉しかった。
入院から3日後、小さな棺で眠る我が子を抱いて一緒に退院しました。 家に帰ると、片付けられた赤ちゃん用品。 気づかって片付けてくれた優しさが逆に私の胸を苦しめました。
夜になると楽しかった妊婦生活を思い出す。 鏡の前に立てば最初に見てしまう、ぺたんこになった私のお腹。 もうここには居ないんだね、 突きつけられる現実。 外を歩けば妊婦さんに目がいく。 なんとも言えない気持ち。寂しくなる。
息子はもう私のお腹には居ないけど、へその緒と足型を残してくれた。 最初はへその緒も取れるかわからないと言われていたけど、私と息子が繋がっていた証をプレゼントしてくれた。 へその緒を見てると、傍に居てくれている気がする。
先生からは、まだ1若いから焦らないで。 生理が2回来たら次の子の計画立てて大丈夫だと言われました。
生理の1回目は死産してから1ヶ月で来ました。 直ぐにとは思いませんが、いつか兄弟ができたら お兄ちゃんは頑張ったんだよと、話してあげたいと思います。
あいと、 ママをママにしてくれて ありがとう。だいすき。
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