Title: 16週 子宮内胎児死亡
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お腹を自然と撫でる癖、お腹に語りかける癖が、いつの間にか自分のなかで出来ていました。
診察台に横になり、先生に見てもらっているとなんだか表情がくもってきて・・・ 「赤ちゃん心臓が止まってるね」と言葉を聞いたときには、頭が真っ白になった。 なんで?いつ?どうして? すぐに主人は来てくれた。 「今日か明日に入院して、出産するよ」 迷わず明日にした。 少しでも赤ちゃんと一緒にいたい。撫でてあげたい。声をかけてあげたい。
翌日13時には入院だったので、少し早く家を出て赤ちゃんへのプレゼントを買った。 買い物中に泣けてきた。 使っている姿が見たかったな。
入院してすぐにラミナリアを挿入。痛かった。 初日はラミナリアのみ。 生理痛みたいに腰とお腹が痛いけど、我慢できる痛みだった。 2日目はラミナリアを取り出して、陣痛促進膣剤を入れた。 2回目の促進剤のあとからしばらくして痛みがきた。 いきみ逃しの呼吸をしてると…破水?すぐに処置室へ運ばれ処置台へ。 陣痛が始まってから30分ですべてが終わった。
赤ちゃんとの対面。 可愛かった。目を閉じてる姿が主人にそっくり。 しっかりと男の子のものがついていた。 会えた喜び。別れの寂しさ。いろんな感情がいりまじっていた。 そばにいてやれない悔しさ。 犬のぬいぐるみをママの代わりに側に居させてもらった。
もっと一緒に居たかった。 もっと全力で守って、もっと愛してあげたかった。 沢山のことを教えてあげたかった。
泣き虫なママでごめんなさい。 それでも、ママのお腹を選んでくれてありがとう。 ママにしてくれてありがとう。
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