Title: 妊娠9週・稽留流産
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待望の2人目の妊娠。市販の検査薬では生理予定日1週間も前に陽性。病院で赤ちゃんを確認できるのを、心待ちにしていました。そして、妊娠6週中旬に病院へ。赤ちゃんはまだ小さすぎて見えないので、2週間後にまた来るようにとのことでしたが、先生には「おめでとうございます」と言われました。
ちょうど3ヶ月に入った日に2度目の受診。1度目の受診から時々少量の出血が見られましたが、1人目の時もそうだったし、あまり気にしないようにしていました。でも内心、勘とでも言うんでしょうか。「赤ちゃん大丈夫かな?」とかなり不安もありました。そして、やはり2度目の受診では、「これは、出血だと思ってください・・赤ちゃんが育っていません。3ヶ月に入っているのに、3ミリしかない。2週間くらい成長が遅れていることもあるけれど、もしかしたら、もう死んでしまっているかも」と言われてしまいました。「お正月は安静にするように、1週間後にまた診ましょう」と言われ、安静を心がけましたが、受診翌日から出血の量が増えて、ますます諦めムードに・・・
そして、3度目の受診。やはり赤ちゃんは亡くなっていました。先生は、「出産が3ヶ月遅れるだけだと思ってがっかりしないでくださいね」とおっしゃいました。その翌日(昨日ですが)手術してきました。付き添ってくれた主人は、先生に赤ちゃんがいた袋を見せられ、涙が出てしまったそうです・・・
今回の流産については、途中からある程度覚悟できていたので、悲しくてどうしようもなかったのは1日だけで、その後は、今回赤ちゃんに会えなかったことは何か意味があったんだろう、次の妊娠のために頑張ろうと思えるようになりました。周りにも流産を経験している友達は、結構多いです。まさか自分も経験することになるとは思っていませんでしたが、今回の流産を通して、赤ちゃんを授かること、そして無事出産を迎えることが、どれだけ奇跡であることかを再認識し、生命の大切さを実感することができました。そして何より今は1人目の子供が、いとおしくてたまりません。自分ではもう未来に向けて、一歩を踏み出せていると思います。いつか近いうちに、お空に帰った赤ちゃんが、戻ってきてくれることを信じています。
(掲載日:2005/02/02)
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