Title: 10週 稽留流産
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妊娠10週目で稽留流産しました。 付き合って3年弱。 まだ籍はいれていませんでしたが、お互いの両親には紹介済みで婚約している状態だったので、 子どもができたことも両親は本当に喜んでくれました。 何よりも、子どもがずっと欲しかった旦那は、それ以上に喜んでいました。
私のつわりがひどく、大好きだった仕事を辞めた矢先の出来事。 それまでひどかったつわりが、週末にはとても軽くて、 月曜日に受診したところ、心拍が確認できないと言われました。 信じたくない思いと、もう名前まで考えて毎日にこにこ子どもの話をする旦那の顔がぐるぐると頭に浮かび、おかしくなりそうでした。
病院で泣くまいと、お会計が終わるまでの長い時間必死で我慢していました。 車に戻ると涙が止まらなくて、泣きながらなんとか家に帰りました。
お腹の子がもう死んでしまっている悲しみと、旦那、旦那の両親、私の家族、友達。 私の妊娠を心から喜んでくれた人が多すぎて、それが本当に辛くて辛くて泣きました。
次の日の朝にもう一度受診して、やはり流産との診断だったため、すぐ手術してもらいました。 手術自体は全身麻酔で寝ている間に終わりましたが、手術が始まる前は怖くて、怖くて。 目が覚めて麻酔も覚めたら、今度は下腹部の激痛。 痛い痛いとベッドで泣く私に、旦那はずっと手を握っていてくれました。
痛みがひいて家に帰ると、それまでずっと我慢していた旦那が、私のお腹に耳を当てながら泣きました。 一緒にただただ泣くしかできませんでした。
流産から2週間経ちました。 友達には、もう大丈夫!と言ってごはんを食べに行ったり、カラオケに行ったり。 旦那の前でも精一杯明るく振舞っていますが、夜中になると思い出してしまいます。 ここ1、2年でたくさんの知り合いや友達が出産したので、自分もみんなと同じように出産するものだと思っていました。 無計画で妊娠してしまった友達も多く、その子達はみんな元気な子を産んでいるのに、子どもが欲しくて欲しくて妊娠した私が流産なのは何故?と行き場のない苦しみが消えません。 考えないようにしていたのに、今日また友達の妊娠報告を受けました。 私は実は流産しちゃったんだ! でももう元気だよ〜。なんてメールを送ったけど、辛かったです。
でもいつまでも泣いていても、前には進めません。 今できること、今しかできないことを精一杯やろうと思います。 まず、以前より節約を心がけるようにしました。家計簿もしっかりつけるようにしています。 今まであまりしてこなくて不得意な料理も、毎日作るようになりました。 旦那と旅行の計画も立てています。 旅行後には、新しい仕事を始めようと考えています。
今1番大事にしなければいけないのは旦那さんなので、一人前に家事のできる主婦になって旦那を支えようと思います。 立派な妻になれたら、きっと赤ちゃんが戻ってきて、今度は立派なお母さんにしてくれると信じてます。 もっともっと強くなって、あなたのお母さんになれるよう、待っています。絶対忘れないから、絶対戻ってきてね。何年でも待ってるよ。
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