Title: 胎児水腫 17週 死産
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12週の検診までは順調でした。 もう少しで安定期に入って妊娠生活を楽しもうとしていた矢先、16週の検診で胎児水腫と診断されました。
情報を集めれば集めるほど、ほぼ絶望的な状況であることが理解され、その中でもわずかな可能性にすがりたい思いで3日後に受けた診察で心配停止が確認され2日後に入院。 分娩と掻爬手術を受け、ようやく母体だけ自宅に戻ったところです。
胎児水腫の診断から1週間で胎児死亡と、手術まで一気に進んでしまい、気持ちも身体も全く追いつきません。 明日火葬が終われば、ようやく息子を自宅に連れて帰ることができ、今はただそれだけが心の支えです。 60g、13.5cmの小さな息子でした。 確定診断はしてませんが、口唇裂があり何らかの染色体異常が原因だろうとのことでした。
産んだ後、小さな紙箱の棺を抱いてあげました。小さくて水腫がひどく全身が水膨れで柔らかいため、少し揺らすだけでも形が崩れてしまいそうなほどの脆さでした。 それでも私が産んだ可愛い息子です。 腕の中に抱いてあげられたことで少しだけ気持ちが安まる思いがしました。
産声をあげないこどもを産むのは本当に辛い体験です。 それでもこの子のおかげで当たり前に感じていた命が、どれだけ尊く奇跡の賜物であるか、心から理解することができました。 沢山のことを教えてもらい私のお腹に宿ってくれたことを本当に感謝しています。 主人や両親も悲しみ気遣ってくれて感謝していますが、やはりお腹に存在したこどもを突然失った気持ちを心から理解してもらうことは難しいと感じることもあり、同じ経験をもつ女性と繋がることができるこの掲示板に救われています。
明日火葬になり肉体は消えてしまいますが、お骨を連れて帰ってちゃんと供養し、心の中で息子と繋がり続けたいと思っています。
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