Title: 38週 臍帯巻絡にて死産
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38週で第一子の娘を臍帯巻絡で死産しました。 順調に臨月に入り、いよいよ赤ちゃんに会える!と喜んでいた矢先、今日は胎動が少ないなぁと感じましたが、臨月に入ると胎動は少なくなると聞いたことがあったので、あまり心配せずに就寝しました。 そして、朝起きると、胎動が全くないことに気が付きました。 病院へ電話して、夫に付き添ってもらって病院へ向かいました。 看護師さんがすぐにNSTをとってくれましたが、心音が取れず「先生を呼んできて」と聞いたときは、嫌な予感がしました。 院長先生がきて超音波検査をしましたが、いつも見ていた様子と違い、しばらくして「残念ながら心臓が動いていません」と告げられました。
頭が真っ白になり震えが止まらず、何も返事ができませんでした。夫が部屋に通され、顔を見たら涙が溢れてきました。 悲しみに浸る間もなくすぐに処置が始まりました。 突然娘を失って絶望の中で、私は陣痛に耐えられるのだろうか。怖くてたまりませんでした。 そんな中、助産師さんが「しっかりしなさい!辛いけど、ちゃんと産んであげて。お母さんに会いたがってるよ!」と言われ、私が今この子にできることはちゃんと産んであげることなんだって決意できました。
しばらくして陣痛がきはじめ、促進剤を使って次の日に娘を産みました。 もっと時間がかかると言われていたのに、娘が私の身体に負担をかけないように最後に頑張ってくれたんだと思います。 やはり産声はあげてくれませんでしたが、とても可愛くて愛おしくてたまりませんでした。 ずっと会いたかった我が子を抱きしめることができました。 まだ温かくてずっしりした重み。 お風呂に入れて手と足形と家族写真も撮ってもらいました。
病室では、夫と私の両親が心配してずっと待っていてくれていました。泣きながら娘を抱っこしている姿をみて、初孫なのにこんな思いにさせてしまって申し訳なくなりました。 やっと会えた娘を数日で火葬しなければいけないのが、人生で一番辛く残酷なことでした。 何度も何度もごめんねと謝り、泣き叫びました。 あの日のことを思い出すだけで胸が張り裂けそうです。
この2ヶ月間、毎日涙が止まらず悲しみと苦しさでいっぱいでした。あのときもっと早く病院に行っていれば助かったかもしれない。どうして気付いてあげられなかったんだろう。 お腹の中で元気に動いていた娘はもうどこにもいない。
でも、いつまでも悲しんでいたら娘が天国で安心して暮らせないと思うようになりました。 その小さい命をかけて大切なことをたくさん教えてくれました。 それを無駄にしてはいけない。 娘のことは一生忘れることはできないし、思わない日はないですが、いつかまた私たち夫婦のもとに戻ってきてくれることを信じて、前を向いて頑張っていこうと思います。
この掲示板をみて、私はひとりじゃないんだと励まされました。 同じような辛い経験をした方の少しでも力になれますように、私も掲載させてもらいました。
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