Title: 10週 稽留流産
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結婚して半年。 サンタさんは、あなたという、少し早目にクリスマスプレゼントをくれました。 産婦人科で、夫とエコーを見て二人で喜びました。
つわりの酷さがあり、会社に報告しました。 朝のつわりも、赤ちゃんが生きてる証拠だと思えば頑張れました。 家族の中で干支が三世代揃うねと、話していました。
年あけの最初の検診で、地獄に変わりました。 先生からは、9週を過ぎても赤ちゃんの心拍がない。 大きさも前回と変わらない。 幾つか内出血が見られるので、破裂しないように手術まで安静にと、言われました。
どう家に帰ったのか、あまり覚えていません。 夫には泣きながら話しました。 姑家族に報告すると、舅は何も言わなかったそうです。 会社にも報告しましたが「一番忙しい時期に居ないのね」 と言われ、辛かったです。
手術の日、仕事で抜けられない夫の代わりに姑が付添ってくれました。 同じ流産を経験したもの同士、心の痛みを分かち合いました。 他県に住む実母も駆け付けてくれて、有難かったです。
術後退院。 家で安静にしている昼も夜も赤ちゃんの夢を見て、夜中に大泣きして、夫に迷惑をかけてしまいました。
術後の日立ちが悪く、鮮血が出て、まだお腹は痛みます。 甲状腺検査を受ける様に医師に進められました。 次の妊娠にかけたいけれど、困難な道のりになりそうです。
赤ちゃんには、喜びと私達に希望をありがとうと言いたいです。 また、お空から私達夫婦の所に来てね。
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