Title: 15週4日 子宮内胎児死亡
|
|
妊娠に気づいたのが遅く、初診を受けたときには、9週に入っていました。 既に3人の子供がおり、4人目というのには戸惑いもありましたが、とても嬉しかったです。
15週に入って、検診に行きました。 もしかしたら性別がわかるかも?とワクワクでエコーを受けました。 画面にはしっかり赤ちゃんの姿がありましたが、全く動かず、先生も無言になりました。 「心臓が動いていませんね」と言われても、理解できませんでした。
しかし、自然に涙が溢れてきました。 確認のために内診も受けましたが、結果は同じでした。 これからの事を説明され、その日は帰宅しました。 一人で子供のように泣きましたが、 子供が帰るときには、平静を装っていました。
翌日、子宮を拡げるものを入れて、帰宅。
その次の日の朝から入院しました。 経膣剤を入れると、お腹が痛くなって出血しました。 我慢出来る痛みだったので、旦那と会話もしてました。 痛みが強くなってきて、お腹の中でポコッと何かが弾けたと思ったら破水していました。 すぐに手術室に移って、そのまま点滴を受けて陣痛を待ちました。 かなり痛みが強くなってきたとき、看護師から「痛み止めを使う?」と、聞かれましたが、 お兄ちゃん達と同じ様に、普通に痛みに耐えて生みたいと思ったので断りました。 母親としてそれしか出来ないと思っていたから。
陣痛の間隔が短くなったと思っていたら、ドロッと塊が出ました。 すぐに赤ちゃんだとわかりました。 その後、先生が来て、赤ちゃんを見せてくれました。 目が霞んでその時はきちんと見えなかったけど、手術が終わって、麻酔がまだ残っている時、旦那が来て、看護師が箱の中でガーゼにキレイに包まれてる赤ちゃんを見せて、手に乗せてくれました。
麻酔のせいでまたはっきり見えなかったけど。 小さな顔、手に指、足。本当に可愛かった。 34g、12cmの赤ちゃん。 性別はわかりませんでした。
頑張ってそこまで育ってくれて、ママは感謝でいっぱいです。 家族を絆でしっかり結んでくれたので、結絆(ゆうき)と名付けました。
私は明日、退院します。 結絆を残して帰るのは嫌だけど、早く迎えに行ける準備をして迎えに来たいと思っています。
妊娠中の自分に対して後悔もあるし、結絆を大きくしてあげれなかった情なさもあり、 逆に結絆を妊娠できた幸せもありまだ複雑な気持ちでいっぱいです。 周りには気丈に振る舞っていますが、内心ボロボロです。
同じ病院内にいるのに・・・会いたい。 一緒にいたい気持ちが爆発しそうです。
火葬というお別れがまたあるので、気をしっかり持たねばなりません。 お兄ちゃん達もいるし、何より結絆を明るく見送りたいです。
明日、結絆に服を作る予定です。 早く皆の所に帰ろうね。
|
|
|