Title: 7週目 稽留流産
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昨年9月に結婚し、その後、左下半身を激痛に襲われMRIの検査をしたところ「子宮内膜症性卵巣のう腫」と診断され、12月に摘出手術しました。 その後、順調に回復して、幸せなことに翌年2月に妊娠がわかりました。
すでに34歳の私にとって妊娠を焦っていたことや、病院の先生からも35歳になると出産の確率が下がるのはデータで出ていることなので早い方がいいと言われたこともあり、妊娠したことを病院で確認出来た時は本当に嬉しかったです。 卵巣の手術は辛いものでしたが、頑張ったから神様が贈り物をくれたんだと思いました。
3月の初旬、7週目に入ったところで出血し、慌てて病院に行きました。 1週間安静にして様子を見ることになってので、仕事も休んで家からも出ずひたすら安静にしていました。 しかし、出血は止まるどころかどんどんひどくなる一方で、5日目には腹痛が襲ってきました。 1週間が不安でたまらず、旦那さんと駄目かもしれないと泣いてすごしました。
そして1週間後の診断で、心拍が確認出来ないためほぼ流産だと言われ手術を勧められました。 「ほぼ」という言葉に引っかかりましたが、1週間様子を見てもいいが多分この時期に心拍が確認出来ないのは駄目だろうと言われました。 ショックでしたが、覚悟していたので、やっぱり、とも思い、流産手術を決めました。
病院を受診した2日後に予定していましたが、翌日、血液の塊のようなものが出て病院に行ったところ、今日手術したほうがいいと言われ、心の準備をする間もなく稽留流産手術をしました。
結婚して半年、病気、妊娠、流産と、体調が良かった時期がほとんどなくすごし、正直、心も身体も疲れてしまいました。 妊娠した時、この先、何があるかわからないとは思いながらも赤ちゃん用品をネットで見たり、名前を考えてみたり、出産の時期を調べたり、妊娠中に取るといいとされるサプリメントや食品を買ってみたりと、出産に向けての準備をしていたことや喜んでいた母や友達のこと、そして子供が欲しくて欲しくて喜んでいた旦那さんのことを思うと、悔しく悲しく申し訳なくてやっぱり涙がこみ上げてきます。
2人でもう駄目だと思って泣いた日。 「さとこが元気なことが一番大事だから、駄目でもチャンスはまたあるし、もし子供が出来なかったら2人で楽しく生きよう」 そう言ってくれる旦那さんが居ることを幸せに思って、これからも前向きに頑張ってみようと思います。
このサイトで同じような体験やもっと辛いことがあった方がたくさんいるのだと知って自分だけじゃないんだからと思えることが出来ました。
流産した後しばらくは、他の人に子供さんが居るだけで自分より幸せなんだと思ってしまいますよね。順調に妊娠出産している友達を見て恨めしく思ってしまったり。 それは仕方のないことだと思います。 それでも時間をかけて、どんな未来でも幸せだったと思えるように楽しくがんばりましょうね!
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