Title: 8週 稽留流産
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主人と結婚して6年目。 互いに仕事が多忙ですれ違いの毎日。 離婚を考えた事もありました。
子供はいずれは欲しいと思っていたけれど、あまり強く望んでいたわけではなかったので、特に不妊治療などもしておらず、 主人と関係を持つ回数も少なかったため、ただ、タイミングが合わないだけだろうと思っていました。
でも、私も30歳を過ぎて、そろそろ真剣に考えなくては・・・と思っていた矢先に妊娠していることが分かりました。
ただ、基礎体温をつけていたわけではなかったため、正確な排卵日が分からず、生理不順でもあったので、正確な週数がはっきりしないままの日々か続いていました。
そして3度目の検診時、ようやく赤ちゃんが確認でき、心拍も少し確認できました。
でも、少し小さすぎるとの事で、5日間経過を見ましたがその時には全く成長しておらず、心拍も確認出来ず、胎嚢もいびつな形にかわり、医師から稽留流産であることを告げられました。
戸惑いもたくさんあった妊娠だったけど、少しずつ母になるんだという事を実感し始めていた頃だったのでとてもショックでした。
短い間だったけど、改めて主人と向き合い、家族が増える幸せを噛み締め、やっぱり彼を愛していることを実感した日々でした。
赤ちゃんを失った悲しみは大きいけれど、主人との絆を取り戻すきっかけをくれた我が子に感謝して、また、帰って来てくれる日を待ちたいとおもいます。
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