Title: 21週 前期破水 死産
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朝、突然お腹が痛み出し、破水しました。 その後、羊水があふれでてくるような感じがして、すぐに病院へ行きました。 羊水がほとんどなくなっていて、このままでは、赤ちゃんが死んでしまうとのことでした。 陣痛のようなものが始まってしまったらしいです。 今でも、その時のことを思い出すと、震えが止まりません。
21週というのは、人工が死産できる最終週ということで、22週まで待って、 このまま生まれても、死産になったり、重い障害を抱えて生きていくことになると、決断を迫られ、21週で生むことを選びました。
死産でした。
目を開くこともなく、産声をあげることもなく、永遠(とわ)は、生まれてきました。
死産だと分かっていても、生まれてきてくれたわが子を見たら、今までにない幸せな気持ちになりました。
看護師さんが「こうやって生まれてくる子を何人も見てるけど、 みんな苦しそうな顔をしていないんだよ」と、おっしゃってくださいました。 永遠は、とてもとても穏やかに眠っているようでした。どんなに長い時間見ていても、飽きない時間でした。
退院した日、一日だけ永遠を家に連れて帰り、夫と二人で、永遠の誕生日ケーキを買ってお祝いしました。涙が止まりませんでした。
ずっと欲しかった子ども、病院に通いながら、体質改善してました。 やっと授かったのに、私はその幸せを十分に噛み締めていなかった。 あの時、もっと仕事をせずにいられれば、もっと早く病院に行っていたら、早く異変に気づけていたら・・・、後悔ばかりです。 本当の出産予定日だった日に向けて、生きていかなければいけない苦しさ。
少し時間がたった今、悲しみのどん底にいたり、前向きになったり、感情の起伏が激しい日々です。 笑えることはいいことなのに、なぜか明るく生きることに罪悪感を感じてしまう自分もいます。 急に夫や、同僚、家族に怒りを感じることもあり、どうしていいのか分かりません。 仕事は休ませてもらっていますが、仕事先に迷惑をかけて、休んでしまっていることも不安で仕方ありません。
いつかこんな日々を乗り越え、永遠にもう一度会える日まで、頑張ろうと思っています。
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