Title: 7週 稽留流産
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去年の秋のはじめ、7週目で繋留流産をしていることがわかり、翌日、手術を受けました。 ですが、その後も子宮の中に内容物が残っていて、妊娠反応もでているとの事でした。
もう一度手術しましたが、それでも駄目で、もう一度。 結局、1ヶ月半の間に手術を3回うけました。 先生には「珍しい症例」といわれ、とても孤独でした。
流産した心のキズは、時間と共に体の傷と一緒に癒されていくと思っていたのに、手術、また手術、と、癒される事さえも許されませんでした。 しかも、場合によっては内容物が癒着すれば子宮摘出する可能性や、癌化した場合は抗がん剤を使って治療することがある、などの可能性をいわれ、 最後の方は流産した赤ちゃんへの悲しみとか、余裕すらなくなり、自分の事で精一杯になってしまいました。
寝ている長男の顔を見ながら、癌なんて嫌だ。この子残して死にたくない、など考えて泣いていました。 夫や母や周りの人達はだんだんと悲しみが癒されてくのに、自分だけ最初と変わらず取り残されたようでした。
幸い今はキレイに完治しましたが、それまで生きた心地のしない日々 忘れられません。
なかなか同じ症例も少なく、もし同じ思いをしてる方が居るのであればどうか孤独感に苛まれす元気を出してください。 そして、私が今回思った事は、どんな悲しみがあるにせよ、命があれば生きていられるならいいんじゃないかという事でした。 だって命あってこそ いくらでもチャンスはあるんだから!
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