Title: 死産 18週 子宮内胎児死亡
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2013年1月13日、妊娠5ヶ月(18週)で子宮内胎児死亡のまま出産しました。
妊娠4ヶ月の検診では、とても元気に動いていたので、まさかの出来事でした。
今まで2回の妊娠では、何のトラブルもなく産まれてくれたので、初めは、自分の身に起こっていることが信じられませんでした。
少量の出血があり、念の為にと受診したところ、既に赤ちゃんの心臓は止まっていました。 大きさから、4ヶ月検診の後すぐに死亡したのだろうとのことでした。 出産後、遺伝子検査を受けましたが、原因不明でした。
妊娠・出産は、常にリスクを伴うものだと、いつも自分には言い聞かせていたので、 先生から赤ちゃんの心臓が止まっていることを聞かされた時は、 「この現実を受け入れなくてはいけない」と、強く思いましたが、 次に「葬儀社を手配してください」と言われた瞬間に、 今までに経験したことのない深い悲しみに胸が苦しくなり、涙が止まりませんでした。
出産までの2日間は、棺に入れるベビー服とガラガラ、お花を買いに行きました。 お花屋さんで、使用用途を聞かれ、「棺に・・・」と言った瞬間、涙がこぼれてきて、言葉にならないくらい泣きました。
お産当日、3時間ごとに陣痛促進剤を入れて、6時間後には産まれてくれました。 お産はとても軽かったので、病院で用意してくださった小さな箱に赤ちゃんを寝かせ(小さな枕や布団も用意くださいました)、出産から2時間後に、一緒に退院しました。 その箱を抱いた時に、とても温かく感じ、まるで生きている赤ちゃんを抱いているような、とても不思議な感覚になりました。
病院の帰りに、夫と共に棺を葬儀社に取りに行き、死亡届を役所に提出、 火葬証明書を貰い、赤ちゃんを見送る準備を整えました。
自宅に戻り、夫と共に、赤ちゃんに沢山のありがとうを伝え、翌朝、火葬しました。
この5ヶ月、お空の赤ちゃんは私達を見守ってくれていると信じ、泣くのは止めようと、娘の幼稚園の行事に力を注ぎました。 しかし、当初の出産予定日だった6月12日か近づき、再び悲しみで涙する毎日です。
昨日、十数年前に4歳のお嬢さんを亡くされた方が「自分が天国に行った時に、娘に胸を張って、『お母さん、頑張って生きてきたよ!』って言えるように、今、生きてるのよ」と話されていることを聞きました。 今の私は、まだそんな強くはないけれど、 いつかそう言えるようになりたい。 そう思います。
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