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  14週 誕生死 無頭蓋症

[2451] もにょこ

Name: もにょこ    ..dy.bbexcite.jp
Date: 2013/11/16(土) 22:16
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Title: 14週 誕生死 無頭蓋症    
8月9日に14週の長男をお空に返しました。37歳です。
出産してから3か月経ちますが、このサイトに寄せられている皆さんのコメントに本当に助けられたので、私も投稿させて頂きました・・・。

30歳を過ぎても、結婚願望も出産願望も特に強まらず、ずっと独身で妊娠の機会もなさそうだなぁと思っていたのですが、縁あって36歳で結婚し、すぐ自然に妊娠しました。
つわりもほとんどなくわりと体調もよかったです。

独身の頃は自分の健康を過信して、将来の妊娠に備えて努力も注意もしてこなかったので、高齢出産はもちろん、その後の体力や経済力にもあまり自信がなく過ごしていました。

経過は順調に思えていたのですが、通っていた個人産婦人科の検診で「赤ちゃんの頭部に気になるところがある」(おそらく先生はこの時点でわかっていたと思います)と優しく言われ、その後大学病院を紹介してもらい、複数の先生が確認してくださいましたが、皆さん答えは同じで「お腹の中では生きられても、外に出たら生きられない。残念ですが妊娠の継続はお勧めできない」でした。

私も主人も体育会系で、丈夫で健康に育ってきました。
どちらに似ても丈夫な子に違いないと思っていたし、健康な体を授けてやれなかったことが本当に悲しかったです。
その後毎日泣きながら、流産・死産を経験された方々の経験談を読ませていただきました。

実は、こんなにつらい思いをしている女性がたくさんいたなんて、この経験をしなければ知り得ませんでした。

入院初日に見たときは、まるで「大丈夫」と主張するように元気にくるくる動いていたのが最後の姿です。
初日から「どんな風にお見送りしたいか」「どんな記念を残したいか」などを考えるよう促されたのがつらかったですが、一緒に泣いてくださる看護師さんもいたし、妊婦さんとは病室を離して個室をご用意頂いたり、何かと配慮してくださいました。

「ラミナリア」がとても怖かったのですが、私は何とか耐えられる痛みでした。
入院して3日後、陣痛促進剤を入れて1時間か2時間後には出産を迎えました。
まだまだ小さいからカラダがつぶれてしまわないか心配でしたが、卵膜に包まれたままキレイに産まれました。

宿ってからずっと私に体調を崩させることもせず、短時間で産まれてくれました。私と全然違って親孝行な子でした。

退院の日に対面しましたが、15cmで50gで、ダンナ似の手足の長いスラっとした男の子でした。
本当におでこのあたりまでしか頭蓋骨がなくて、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

名前は優しくて男らしい子という意味を込めてダンナと完全に意見が一致して付けました。
せめてママから何か一つ手作りの物をあげたいと思い、私が着ていた服をリメイクして息子のサイズに直した服を着せ、おもちゃやお菓子、お手紙とぬいぐるみを添えて天国に送りました。

有難いことに骨が少しだけ残り、毎日お水や赤ちゃん用のお菓子をお供えして話しかけています。
ダンナの両親がとても優しくしてくれて、来週、菩提寺に供養して頂く段取りをとってくれました。
ご先祖様と同じお墓に入れて頂くことになりました。
お墓にはお地蔵さんもいるし、皆に囲まれて眠ったほうが淋しくないと思っています。

本当に親孝行な子で、出血がちょっと多めだった以外は心身共に回復も順調でした。

出産から2か月経ってすぐ仕事を始めました。
職場にはママさんたちが多く、皆さん無意識にお子さんの話をされるので、正直つらいときもあり、お昼などは少し距離をとってしまいます。

恨めしい気持ちはなく、無事に産まれた子はみんな、元気に育ってほしいと思えます。ただ、延々と耳に入るのはつらいのです。
先日、いとこに4人目が産まれましたが「おめでとう」と思うことも出来ました。息子がそうさせてくれているのだと思っています。

実はまだ次の妊娠には積極的になれていません。

まだ喋れない息子に、たくさんのことを教わりました。
もちろんつらさでいっぱいですが、どこかに温かいじんわりした、なんとなくそばにいる気もします。

そしてときどき夢に出てくれます。



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