Title: 7週 稽留流産
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いつもと違う体調の変化を感じ、妊娠検査薬を使用して第2子の妊娠が分かりました。 第1子のときは、なかなか恵まれず、やっとできた子でした。 また、2学年差で子供が欲しいと思っていたので、とても嬉しかったです。
病院を予約し、初診を受けた時には最終生理からだと8週のはずでしたが、胎嚢のみが確認でき、だいたい5週くらいと言われました。 元々生理も不順で、周期が長めだった為、あまり気にしていませんでした。
しかし、病院の先生からは胎嚢のみで育たないこともあると聞いて少し不安もありました。 2週間後に予約して帰りましたが、気になってしまい、何日か後に1週間早くに診てもらうように変更しました。
初診から1週間後。胎嚢の中に小さな丸が見えました。 とても安心しました。少し小さいと言われ、1週間後にまた診察になりました。 帰宅してからピンクのおりものがありました。 ネットなどで調べたら、妊娠初期にはよくあるとありました。 なので、様子をみていました。
検診に行けば母子手帳がもらえるかなと楽しみに行きました。 赤ちゃんは成長していて、心拍も確認できました。 ただ、心拍が通常よりゆっくりだと言われました。 このまま止まるか、持ち直すか分からないと言われ、母子手帳は来週まで待つ事になりました。
家族や友人などでも、そんな事言われた人など聞いた事がなかったので、ネットで調べました。 そのまま流産する人もいれば、持ち直した人もいるようでした。 親族に流産した人がいなかったので、大丈夫だと信じていました。正確には信じたかった。
お腹にも、頑張れと話しかけました。 元気に産まれて会おうと。 パパもママもお姉ちゃんも待ってると話しかけました。
診察後からピンクのおりものが、またありました。 再度様子をみてましたが、茶色になり、量が増えてきました。 心配になり、病院に連絡して、その日のうちに診察を受けました。 赤ちゃんの心拍はなくなっていました。 大きさも前と変わらない。 胎嚢の形も少しゆがんでいるので、剥がれ始めてると。そこから出血してるのではないかといわれました。 出血が増えてきたので、ダメかな…と思っていましたが、ショックでした。 手術した方がいいと言われ、日程の確認の為に主人に電話しました。 赤ちゃんダメだったと、声に出したら物凄く悲しくなりました。
流産はよくあることで、初期は受精卵側の問題だと聞き、仕方ないんだなぁ…と思いましたが、実際声に出したら、涙がでました。 しかし、病院だったので我慢して、手術の説明や予約をしてかえりました。
家で最後にもらったエコー写真を見たら、悲しさがこみ上げてきました。ゆっくりでも心拍があったのに、止まっちゃったと思うと涙があふれました。 1人目は何の問題もなく産まれた為、2人目もそうだろうと安心し、上の子の世話もあったりして、お腹の子への配慮がたりなかったかなと反省しました。あれがダメだったかなと色々後悔しました。
予約した手術日まで時間があいていたので、赤ちゃんは自然に出てきてくれました。 ネットなどでは、お腹の激痛や大量出血などがあるとありましたが、私はたいした事もなく、自然に産む事ができました。親孝行な子だと主人と話しました。
手術をしなくて済んだので、現在は経過観察中です。 ただ、出てきた子を見た時には、動揺してしまいトイレから取る勇気もなく、流してしまいました。 今でもそれを後悔しています。申し訳ない事をしたと。 でも、友達からトイレに行くたびに思い出せば供養になると言われ、救われました。 神社にお参りしました。また会える事ををお願いしました。
心の整理ができたと思っていたのですが、今になると、何で私の子が?と思います。お腹にいないんだと思うと虚しくなります。 妊婦の友達が羨ましくなります。 赤ちゃんがいた事を残したいと思い、書かせてもらいました。 少しスッキリしました。ありがとうございました。
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