Title: 7週3日
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切迫流産で安静中なのに、主人のお弁当を作ってしまったからでしょうか。 その夜、赤ちゃんの心拍が止まりました。 ずきんと鈍い痛みが走り、何かおかしいと思いました。 夜であったので、翌朝、もう一度検査となりました。
主人が、入院を勧める病院から、自宅に連れ帰ってくれました。 もう赤ちゃんが動いていない、その事実が受け止められなくて。 泣いて泣いて。 お腹がすいていたのかな、疲れてしまったのかな。 もう大きくならならない赤ちゃんの写真を見て、泣いて泣いて。
毎日指折り数えて、誕生を待っていました。 赤ちゃんの写真は何時間見てもあきませんでした。 お母さんにはなれないと思っていたわたしに、決心をさせてくれた。
元気に産んであげられなくて、ごめんね。 お父さんにしてあげられなくて、ごめんね。
冷たくなったお腹。 お腹をなでる癖。 もう赤ちゃんはいないのに。
わたし元気になれるんでしょうか。
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