このページは流産・死産経験者で作るポコズママの会が運営するページです。HPでは流産・死産経験者同士の交流ページや心のケアに関する情報が掲載されていますので、是非ご覧ください。
HP(http://pocosmama.jp

こちらのページは、みなさんの流産・死産体験記を「投稿」・「閲覧」できるページです。

<体験談の投稿について>
■ご自分の体験を掲載したい時は「新規投稿」からお入り下さい。
■「タイトル」は流産・死産の週数や原因などを分かる範囲でご記入下さい。
■書き込める文字数は3000字までです。ご注意下さい。
■投稿いただいた内容は、ポコズママの会で内容を拝見した後、公開しております。掲載まで1〜3週間程度かかることもございます。
■多くの天使ママさんが読まれる体験記ですので、病院名などを記載された体験談や天使ママを不安や不快にさせる内容につきましては、該当部分を削除、または掲載をお断りする場合がございます。
■投稿いただいた体験談の著作権は投稿ご本人様にございますが、当会の活動や取材、研究などに使用させていただく場合がございますのでご了承ください。

<体験談の閲覧>
■体験談の表示には「一覧表示」「ツリー表示」「トピック表示」がございます。使いやすい表示でご利用下さい。
■個々の体験談へは返信ができません。
■表示された体験以外のものを読みたい場合は、ページの最下部に「NEXT」をご利用下さい。現在300以上の体験談が投稿されています。
■妊娠週数や原因などキーワードで読みたい体験談を検索することもできます。ご希望の方は「検索/過去ログ」をクリック下さい。
■投稿者がメールアドレスを公開している場合を除き、当会から投稿者の連絡先を教えることはできません。
  <<   新規投稿   ツリー表示   一覧表示   携帯用   検索/過去ログ   ホーム  
  三つ子 20週 子宮頚管無力症

[2538] しゅうと・はると・めい 三つ子ママ

Name: しゅうと・はると・めい 三つ子ママ    ..spmode.ne.jp
Date: 2015/01/10(土) 16:07
     編集 
Title: 三つ子 20週 子宮頚管無力症    
2014年12月22日、三つ子の出産に向け、今まで通院していた病院よりも、更に設備が整っている大学病院へ移ることになり、新しい病院へ初めての診察に行きました。
そこで今まで問題なかったはずなのに、子宮頚管が2cmないくらいまで短くなっていると指摘され、即入院になりました。

今まで、お腹の張りを余り感じなかったけど、これ以上子宮頚管が短くならないようすぐにお腹の張りどめと、子宮が収縮しないようにするための点滴生活が始まり、絶対安静の生活に入りました。
トイレと洗面は車椅子移動、それ以外はベッドの上での毎日でした。

年が明け、1月5日に今後の相談をしようと言うことで、先生と夫婦で話し合いをし、3日後の8日に子宮頚管を縛る手術を受けることになりました。
これで少しは希望が見えたような気がして、30週目指して頑張ろうと思っていた矢先、6日の夜から急に今まで感じたことがなかったお腹の張りがひどくなり、朝になってトイレへ行くと出血していました。
そしてトイレで張りに耐えて、食いしばりながら子宮口に違和感を感じて触ってみたら何か出ていました。
ビックリしてナースコールし、とりあえず車椅子でベッドに戻って看護師さんに確認してもらいました。
ところが、座ったことで引っ込んでしまったのか、何も見えませんでした。

朝になると本格的な陣痛がついてきて、先生の診察を受けると、子宮頚管が開ききってしまっており、1人目は膣内にいるということがわかりました。
トイレで出てきてしまったのは、1人目の赤ちゃんの頭だとわかりました。

先生がもう諦めなきゃいけない、普通分娩で産もうと言いました。まさかのことで泣き叫びました。
お腹で問題なく元気いっぱいに動いて生きている赤ちゃん達。
ママのせいで産まなきゃいけない。20週だから助けることもできない。
このままお腹にいさせてあげられたらと、悔しくて悔しくて。
陣痛に耐えながらもやるせない想いで涙が止まりませんでした。

そのまま分娩室へ向かい、1月7日、ちょうど20週、6ヶ月目にはいった日に普通分娩で3人の小さな小さな赤ちゃんを出産しました。
男の子2人と女の子でした。
男の子2人は仲良く25cm310g、325g。
女の子は24cmで270g。

まだ胎動を感じる前で、お腹の中では元気に一生懸命動いて生きていたけど、まだ20週で外での呼吸は自分で出来ず、延命処置も出来なくて、3人の赤ちゃんたちは産まれて間もなく息をひきとり、天国へ旅立っていきました。
綺麗に拭いてもらって、ぶかぶかのお洋服を着せてもらい、棺に仲良く3人で入っている赤ちゃんと会いました。
一人一人抱かせてもらった3人は小さいながらに重みを感じ、顔立ちもハッキリしていて可愛かった。

3人のへその緒と、3人の手形、足形をいただき宝物が出来ました。
産まれた証。ありがとう。

火葬は明日。3人に向けて書いたお手紙や赤ちゃんたちにパパと、ママの顔を、忘れてほしくなくて、写真も、そしてケンカにならないように同じ人形を3つ。
最後にきちんとお別れをしてこようと思います。
今は悲しくて悲しくて、3人の事を考えると毎日泣いてばかり。
まだまだ心の整理も出来ないし、立ち直るには時間かかるけど、パパとママを選んでお腹の中にきてくれたこと本当にありがとうの気持ちでいっぱいです。
離れていても心の中にいつまでもいるし、お互いの幸せを願っていることも同じ想いだと思います。
いつまでも家族だってこと変わらないし、ゆっくりでも前に進んで赤ちゃんたちを安心させてあげたい。

3人がお腹の中にきてくれたことでたくさんの事を教えてもらいました。
感謝しています。ありがとう。ありがとう。ありがとう。
しゅうと、はると、めい、パパとママはあなた達の事、忘れないよ。
またパパとママを見つけたらお腹に戻っておいで。
大好きだよ。ありがとう。






削除・編集   管理者画面   RSS   + Powered By 21style +