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  15週2日での流産

[2672] いっくんママ

Name: いっくんママ    ..au-net.ne.jp
Date: 2017/04/18(火) 07:41
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Title: 15週2日での流産    
1人目が1歳の誕生日を迎えてから2人目を考え始め、順調に妊娠、経過していました。

14週のときに体調を崩し、発熱。出血もしていました。
40度近く発熱することもあり、何度も産科や内科に通いました。なんとなく、キューっとお腹が定期的に固く張る感じもありましたが、経過観察。
今考えると、それが陣痛だったように思います。

その日、午前中の診察。
出血は認めるが、他に異常はなく、赤ちゃんも元気に心臓を動かし、手足をばたつかせていました。
入院はせずに、自宅安静。
張り止めが処方されました。

その後もなんだか定期的に張り、なんとなく痛みのようなものもありましたが、1人目の陣痛が30時間以上続いたせいもあってか、全然耐えられる痛みでした。
むしろ便秘が気になるくらいで。

しかしその後、なんだか尾てい骨あたりも一緒に押される感じが。あれ、これ、この感覚知ってる!
そう、1人目の陣痛がそんな感じでした。
おかしい。
そこで再度、病院に電話。
その最中にベッドから起き上がると、まるで膣付近で風船が膨らんだような感覚。
そして破裂した感じがして、そこで大量出血。

急いで病院へ行きましたが、しかしそのときには痛みも遠のき、この後訪れることに対して、なんとなく予想しつつも、僅かな可能性にかけていました。
病院に着き、内診台に上がる前に、つるんと何かが出た感覚。
思わず手を伸ばし、右手で受け止める。
下着を覗くと、赤ちゃんが出ていました。
「あ。もう・・・」その瞬間、感情が爆発しました。
大人になって、こんなに人前で泣くことはなかった。

その後の処置は痛かったけど、心の方が痛かった。
赤ちゃんは15cm、70g、男の子でした。
穏やかな表情で、小さな箱に収まりました。

主人の仕事の都合があり、火葬までの5日間、毎日泣いていました。どうしてこうなってしまったのか。なんのために悪阻に耐えてきたのか。私のせいなのか。無理し過ぎたのか。もっと体調を細かく伝えていれば。後悔ばかりで、気が狂いそうで。
そんな中、骨壷など仏具を揃え、赤ちゃんは小さなお骨を遺してくれました。

その後の検査で、私は敗血症一歩手前になっていました。
原因は不明。
ですが、赤ちゃんがいなくなってから熱も下がり、みんなから「赤ちゃんがママを助けてくれたんだね」そう言われました。
陣痛も痛みが少なく、入院することも器具や薬を使うこともなく、流産を宣告されることも自分でも決めることもなく、突然。
それを辛いと感じる方もいると思いますが、私は赤ちゃんの優しさだと思いました。

できるだけ短時間で、痛がりの私を助けてくれたんだね。
ありがとう。でも、ごめんね。
秋が予定日、ずっと一緒にいたかった。
手を離さないでほしかった。私なんかのために。

1人目の出産は辛すぎて、生まれてきてくれた感動より疲労が強く、今回の妊娠も順調に進む。そう思ってしまっていました。
妊娠・出産が奇跡であることを軽視していました。それもきっと教えてくれたのでしょうね。
今はまだ、不意に涙は流れますが、家族や友人の温かな支えの中、心身の休息を第一にしています。あまり妊娠中構えなかった上の子がやたら甘えてきて、もしかしたらお姉ちゃんになるのも少し早かったのかもしれない、だからママの悪いところと一緒にお空に一旦帰ったのかな、そうも感じています。

いっくん、幸せな4か月を本当にありがとう。優しい優しい、良い子だったね。ずっとずっと、忘れないよ。次は自分の身体も大事に無理しないから、遠くない未来にママのお腹に帰ってきてね。約束だよ。大好き。






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