Title: 19週 流産
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初めて、お腹の上からのエコー診察。 順調に育っていてUSBに心音や動画も入れてもらいました。
1か月後、2回目のお腹の上からのエコー診察。 最初、心音を確認する際に横になりましたが、すぐエコーに移動。 このとき、何も疑問を感じずに移動しました。 そしてエコーを確認。 「わー!大きくなってる」と私は言いました。 しかし、先生は「やっぱり流産してますね」と。 流産? 前回より大きくなってるのに? ちゃんとお腹の中にいるのに? 「心拍が確認できないので、残念ながら流産してますね」と、先生から告げられました。 頭が真っ白になり、涙は出ませんでした。
診察室で先生から話を聞く段になって、突然状況が理解ができてきたのか、涙が出てきて止まらなくなりました。 先生が、落ち着いてから話そうか?とたずねてくれましたが、そのまま話を聞きました。
大きさ的に前回の診察が15週だったから、もう1週間後くらい、16週くらいに心臓が止まってしまったのかもしれないとのことでした。 亡くなった状態のまま3週間くらいお腹にいるから、2日後の5日に入院して促進剤やラミナリアを使用して陣痛を起こして、赤ちゃんを出す流れになりました。
絶望と不安と恐怖と悲しみと、でも少しだけ自分の子供に会いたい気持ちが入り混じりながら入院。 ラミナリアの処置は3回。 1回目、2回目はなんとかやりきったものの、翌日、3回目の処置で号泣しました。 こんな痛い思いをして産んでも、生まれてくる子はもう死んでいるんだと思ったら、もう痛くて泣いてるのか、悲しくて泣いてるのかわからなくなってきて、処置を受けながら声を出して泣いていました。 看護師さんが手を握ってくれていたのが嬉しかったのも重なって、処置が終わるまでずっと泣いていたら、もう終わったよ頑張ったねと先生も声をかけてくれました。
そしてその翌日、陣痛が来てあまり長い時間苦しむことなく赤ちゃんを出産できました。 150g、17センチの男の子でした。 あんなに小さいのにもう爪があって…きれいな顔をしていたなぁ。
ちゃんと産んであげれなくてごめんね。 でも一時でもママになれて良かった。 わたしのお腹に来てくれてありがとう。 今度の月曜日にお参りにパパとママで行きます。 その日でパパとママはお別れするけどあなたはずっとパパとママの子だから安心してね。
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