レバー落ち 日記

5月 26日(土) 45時間30分 (後編)
5月 25日(金) 45時間30分 (前編)
4月 21日(土) 番長報告 その2 
4月 20日(金) 番長報告 その1 
3月 09日(金) スノーボード
2月 22日(水) 待つ 押忍番長2
2月 17日(金) 押忍番長2とは なんぞや
2月 16日(木) 押忍番長2
2月 03日(金) 秘宝 モンキー 政宗
1月 08日(日) 初打ち
2012年 5月
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 2012年5月26日(土)
  45時間30分 (後編)
 
【5月18日・駐車場でフリーズ 編】 
 
 
 
俺が 尊敬に値する と思う職業の一つに営業職があります 
 
営業って どんな業種にも当たり前に存在しますし 
世の中 それこそたくさんの方が従事していると思いますが 
大いに尊敬しますね 
 
若い頃に一度だけ経験があるんですが すぐ投げ出しました 
俺には絶対無理と思いました 
 
その気じゃない人を相手に 
物を売ったり 契約を勝ち取っていくという その努力と才覚 
 
スゲーなぁ って思います 
 
 
 
ちょっと前に クルマを買い換えるべく 
それまで乗っていた軽自動車を下取りに出したんです 
 
少しでも高く売りたいので いくつかの買取業者や中古車屋さんを相手に 交渉をしました 
 
 
「どうか当社で下取らせてください」 
 
「他社の見積もりはいくらでしたか? ウチは金額目一杯頑張ります」 
 
 
中古車業界は やはりユーザーから直接クルマを仕入れる形が 最も利益をとりやすいようで どの社も熱心でした 
 
なるべく価格を吊上げようと こちらも用意周到に望みましたが 
 
そんな中 ある社の営業さんに根負けし 早々に吊上げゲームを終了しました− 
 
 
『ああもう! 分かったよ 
じゃ今この場で この後の時間に約束してる業者 電話で全部断るよ』 
 
 
俺は声高にそう言うと− 
 
 
「ありがとうございます!」 
 
 
と 
営業のKさんは 満面の笑みでした 
 
 
よく知らないけど おそらく歩合給なんだろうから 
彼らは必死ですよ 
 
大して美味くもないラーメン屋のくせに一丁前の店主には 彼等の爪のアカでも煎じて飲め と言いたいですね 
 
 
 
 
 
 
そういった図式で言えば 
俺と押忍番長の関係は ひどく簡単である 
 
俺は番長が打ちたい 
 
一方の番長は 俺に打ってもらうのを待っている 
 
俺はコインをたくさん出したい 
 
おそらく番長だって たくさんコインを吐き出したらカラダが軽くなって気持ちよいだろう 
 
お互いの関係は完結している 
 
 
しかし 
そうした俺と番長の満たされた関係に マルハンが入り込んでくると 事は複雑だ 
 
マルハンの店長は 俺たちの特別な1日を邪魔しないでもらいたいと常々思う 
 
 
 
 
 
 
 
さて 
本日の戦い 
 
夕方の時点で 収支ちょいプラス 
 
 
これは二通りの見方ができる 
 
大いに頑張っている という見方と 
数度のチャンスをまったくものにできないダメな1日 という見方 
 
俺は今回 前者を採用した 
 
 
 
(俺はよく頑張った 
なーに 打ちたかったらまた来週打てばいいじゃないか) 
 
 
 
落ち着きの無い立ち回りを経て 夕方の段階で2万円勝ちで切り上げられたのは大きい 
 
勝ったのだし ちょっと早いが今日はこれで終わりにしようと思った 
 
確かにそう思い コインを流した 
 
 
 
しかし この後に予期せぬシナリオが待っていた 
 
 
 
戦いを終えて リラックスした面持ちで島を見返すと 
あそこの9千枚オーバーしている角3の台が 実は自分が朝イチに座っていた台だと ふと気付いてしまう 
 
その瞬間 言いようの無い焦燥感に見舞われた事は言うまでもない 
 
とてもじゃないが2万円勝ちで帰宅する気持ちになれない− 
 
 
(まだ18時じゃないか バカヤロー戦い続行だ) 
 
 
 
 
 
 
予定変更 
急遽の再戦となる 
 
どこでもいいから空席に座る  
 
 
 
 
 
 
2万円の勝ち金はあっけなく飲み込まれました 
 
まったく鳴る気配がなく 俺は大いに混乱した 
 
怒りと焦りとで 手が微妙に震えた 
 
 
 
全く好転の兆しを見せない展開に 
やはりあのまま素直に帰宅するべきだったか・・ というセリフを何十回と唱える 
 
 
 
やがて 初めて天井バケを体験すると 
俺の中の何かが プチッと音をたてて切れたカンジがした 
 
この瞬間− 
(あぁ 思考が停止した合図だな) 
と他人事のようにそう思った 
 
 
 
 
 
夜21時を回っても 物事を冷静に考える機能は停止したままだ 
 
今 俺に出来ることは・・ 
 
ただ打つのみ 
 
 
 
 
 
 
夜22時30分 
閉店まで残り15分を切って 追い銭の手がようやく止まった 
 
夕方に再戦してから6万円近くヤラレた形となった 
 
 
 
 
 
 
駐車場に戻り 
クルマの運転席にカラダを沈めると ようやく何かから解放された気がした 
 
ホッとした 
 
俺は そのまま何も考えずに数分間 
目をとじてジッとしていた 
 
 
 
 
 
 
●投資7万8千円 
●4万円負け 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【5月25日・巡り会えた高級台 編】 
 
 
轟青年は言う− 
 
”俺の歴史に・・また1ページ” 
 
 
 
これはまさしく 
大都技研の 
押忍番長のメッセージと捉える事が出来ると思う 
 
良いことも悪いことも含めて 
俺は番長を打つたびに1ページづつ歴史を刻む 
 
一度として同じシナリオは無い 
 
果たして今日はどのような大河ドラマが待っているのか? 
 
 
 
 
 
 
俺は 地元マルハンで番長を打つ際に 
迷ってしまう事柄が一つだけある 
 
それは他でもない 
クルマを止める階層だ 
 
ここマルハンの立体駐車場は 地上から4階まで 
 
番長でてっぺんを獲るのが目的なわけだから 
地上や2階に止める選択肢はない 
 
俺はたいがい3階か最上階に止めるようにしている 
 
しかし 前回は4階に止めて玉砕した 
 
 
 
無難にいくなら3階 
 
いや 
むしろ目先を変えて ちょっと怖いが2階という手もある 
 
しかし俺はこの日 
イチかバチか もう一度4階に止めて勝負に挑んだ 
 
 
 
 
 
 
時は夕方 
 
折りしも 前回とまったく似た展開となった 
 
すなわち 
ここまでで収支は数千円負け程度 
よく頑張っているのだ 
 
 
そろそろキリをつければ 少ない痛手で1日を終える事が出来る 
 
 
がしかし 
残念ながらその選択肢はない 
 
 
 
 
 
 
俺は最近になって ある驚愕の事実を理解した 
 
それは自分自身の事なんだけども− 
 
とどのつまり 
俺は 番長で勝ちたいとか 
番長で負けたくない とかではなく 
 
単に ただただ 番長に浸っていたいだけなのだ 
 
 
10時から打ち始めて 
せめて21時くらいまでは番長に付き合っていたい 
 
ただそれだけなのだ 
 
 
 
 
 
 
そんな夕刻 
 
なんとなく台移動をして 
そして流れが変わった 
 
この台は 
弁当箱で上乗せしまくる優秀台ではなかったが 
 
複数セット当選と 引き戻し能力を併せ持つ 高級台だった 
 
高級台を掴んだとあらば それは一世一代のチャンス 
  
 
 
俺は 渾身の力を振り絞った 
 
カラダ全体の表皮が 5センチほど厚くなったように感じるほど 
俺は体内エネルギーを発散させた 
 
 
 
 
 
踏ん張りに踏ん張って 
夕方から21時までで一撃6800枚も出た 
 
気が狂わんばかりに嬉しかった 
 
 
興奮した俺は 帰り道 
ドンキホーテでジッポオイルを3本もまとめ買いした 
 
 
 
 
 
 
●投資9千円 
●回収6800枚 
 
 
 
 
 
 
 
以上 
直近4戦の報告でした 
 
 
 
今思うことは− 
 
来週 
再来週 
一ヶ月後 
二ヶ月後・・ 
果たして俺はどうなっているのか? 
 
そんな事です 
 
 
 
それではまた 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  

 
 2012年5月25日(金)
  45時間30分 (前編)
 
東京スカイツリーがオープンしました 
 
なんでも 連日20万人が来場してるらしい 
 
20万て・・・ちょっと信じ難いですね 
 
クレイジーにもほどがあります 
 
 
634メートルがどうしたんですか たかだか塔じゃないか 
 
 
え? 私ですか? 
 
わたくしは地上1階の地元マルハンに行くとしますよ 
 
 
 
 
 
 
というわけで 
今回の日記も 押忍番長報告となります 
 
直近4戦ですね 
 
表題は 皆さん察しの通り その4戦に費やした時間のトータルです 
 
それでは つまらないのをどうぞ 
 
 
 
 
 
 
 
 
【4月28日・地雷群を避けよ 編】 
 
 
唐突ですが 
皆さんカラダは健康ですか? 
 
 
先日 会社の健康診断の結果が出たんですが 
高脂血症 と書いてありました 
 
ショックでしたよ 
 
俺 生まれてこのかた ずっと健康体でしたから 
 
 
高脂血症のことはよく存じませんが 
脂ってくらいだから 悪い脂が溜まっているのだろう 
 
思い当たるフシはあります 
 
ラーメンです 
 
近年 急激にラーメンを食うペースが増えたので 
それしか考えられません 
 
もっと掘り下げて言えば おそらく 
常連のごとく通ってる地元の二郎系『ちばから』の脂であろう 
 
ちばからのラーメンは最高 
 
 
カラダは大事だ 
高脂血症イヤだ 
 
しかし 
これから先 美味しいモンを我慢しなきゃいけないのは とてもツライ 
 
だから 
俺は今 情緒不安定である  
 
 
 
 
 
 
一方 
我慢しなきゃいけないものが もう一つある 
 
それは他でもない 押忍番長である 
 
その理由は 番長を打つと大金が無くなるからだ 
 
軍資金は最低でも5万円必要だし 
 
その5万円が無くなったら すぐにATMへ行って追加で3万円くらいおろさなきゃならない 
 
 
だから俺は 前回の日記で− 
”番長はしばらく小休止 充電をしたい” 
と結んだ 
 
 
しかし 
ダメな俺は その誓いをたった6日間しか守れなかった 
 
 
 
 
 
 
この日 4月28日は 
よりによって マルハン激アツ 7のチカラの翌日にあたる 
 
すなわち 勝機はほぼ無いと言っていい 
 
だが 
マルハン番長94台 94人の中で 
たった一人 俺だけが勝利する 
 
そんな強い思いで 角台に座る 
 
 
 
 
番長を打っていて ”辛いなぁ” って思う時って 
俺の場合 頂ラッシュをなかなか引けない時間帯ではなく 
大枚はたいてやっと引いた頂ラッシュが あっけなく50ゲームで終了してしまった時だ 
 
今日は間違いなく勝てない日だな と実感するわけで 
 
あまりに辛くて なんだかスーッと気が遠くなるカンジがする 
 
 
 
どうやら今日は その巡りあわせのようで 
もう どうあがいても単発 単発です 
 
 
 
番長を打っていて投資2万円を越すと だいたい俺は自問自答をはじめる 
 
何がいけないのか 
  
打ち方のリズムか? 座る姿勢か? 
 
いや 
台がいけない 
 
この台は94台中 最もよくない台なのだ 
 
 
 
そう結論づけると 
まだ昼過ぎだというのに いつものカニ歩きが始まってしまった 
 
普通 こういった戦法をプロフェッショナルな若者がとる場合 
それはとても戦略的だし ひどく冷静で それでいて野心もしっかりと携えているものだが 
 
俺の場合は 単に目に付いた空席を片っ端からやっつける 
 
言わば 牛乳配達のバイトみたいな動きであり 
動揺は隠せず 
しかし 野心だけはある− 
 
(クソッ なんとか今から一撃3千枚くらい出ねーかな) 
 
 
 
 
 
 
やがて投資3万を越え 
本日の勝負はだいたい白黒ついたかな と大局観を抱いていた矢先 
事件が起きた 
 
俺の無鉄砲カニ歩き戦法が 
まるで 偶然にして知恵の輪が外れたかのように ”弁当箱台”にHITしたのである 
 
下手な鉄砲が当たった俺は この弁当箱台で2900枚のコインを獲得 
 
まさかの逆転劇となった 
 
 
 
コインを清算し 駐車場に向かったが 
 
弁当箱での上乗せ連発は本当に快感であり 
その なんというか興奮というか 熱が冷めない俺は もう一度番長の島に戻った 
 
 
 
カニのように歩き 
投資を続け 
コインを出し 
 
また歩き 
 
そんな事を続けていると いつの間にか21時になっていたので 
長い1日を終えることにした 
 
 
 
この日流したコインは− 
 
17時19分 2952枚 
19時05分 1153枚 
19時28分  161枚 
21時08分  446枚 
 
 
 
夜は座る台座る台 鳴った 
 
俺は地雷群を避けて橋を渡りきったのだ 
 
 
 
 
 
 
●投資4万6千円 
●回収4712枚 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【5月11日・ある晴れた日に 編】 
 
 
 
皆さんに ちょっと驚愕の事実をお伝えします 
 
2012年も もうすぐ5月が終わろうとしていますが 
 
わたくし 
新年初打ちで政宗に座った以外 今年は押忍番長しか打ってません 
 
これは 俺的にとてつもない出来事です 
 
 
長いスロット経験で かつてもこういった事を2回ほど実践した事はあります 
 
”北斗しか打たない作戦” 
 
”北斗SEしか打たない作戦” 
 
しかし いずれも3ヶ月ともたなかった記憶があります 
 
 
番長しか打ってないのは 別に作戦ではないんですが 
他には目がいかないのです 
 
スロットフロアに入ると 番長はスロットに見えますが 
他の台は墓石に見えます 
 
それらを打ってる人達を見ると 
(あぁ 墓に水かけて花を添えてるんだな) 
と思います 
 
そんな事言いつつも心の一部では 
(やがて俺も番長で墓参り なんて羽目になるのだろうな) 
という危機感も同時に併せ持っています 
 
番長に寄せる思いは複雑ですが 
 
 
とりあえず! 
俺は今日も勝つしかないだろう! 
 
 
 
 
 
 
『おはようございます 
今日は天気も良いし 8千枚くらい出せそうだよ 
まぁ 温泉小パンダのご機嫌次第だけどね 
ハハハッ』 
 
 
そうジュウザ君にメールすると− 
 
 
「充電するんじゃなかったっけ?」 
 
 
と返ってきたが 
 
 
(6日間 充電したじゃないか) 
 
 
と 心の中で返すと 
出る雰囲気のある 角から4番目の台に座った 
 
 
 
 
 
 
投資1万円そこそこ 
初めての当たりが フリーズからの超番長ボーナス 
 
これで出ないわけがないと思い この台で頑張った 
 
温泉小パンダは いまいち元気が無かったが 
午後に 白髪の爺さんが出てきてくれて 絶頂ラッシュに入った 
 
 
 
17時20分 
約4000枚のコインを流すことに成功した 
 
 
 
いったん帰りかけたが どうにも番長との別れが名残惜しく 
またしても 島に舞い戻るとカニ歩きを始めた 
 
数台を渡り歩くと 
親パンダをたくさんKO出来る台に巡り会え 
 
20時40分 
2650枚のコインを流して終了した 
 
 
 
嬉しくて 
そして楽しくて 
 
幾度とコブシを握り締めた1日だった 
 
 
 
帰り道 クルマを運転しながら− 
 
(もしかしたら 
このまま この先もずっと 
来週も 再来週も ずっと楽しいかもしれない・・) 
 
そんなバカな事を考えた 
 
 
 
 
 
 
●投資2万6千円 
●回収6894枚 
 
 
 
 
  

 
 2012年4月21日(土)
  番長報告 その2 
【4月14日 おばさんの背中を見つめて編】 
 
 
 
来たる番長3戦目に向けて 俺は真面目に仕事をこなす 
 
 
 
もともと俺は ”スロット神様論者”である 
 
つまり 勝つも負けるもスロットの神様次第 というわけだ 
 
真面目に仕事をしているか? 
神様はそういう細部をみている 
 
不真面目で努力しない者にはスロットで勝たせてくれない 
 
準備は万端 
 
 
 
 
 
 
 
 
週半ば 
シュウジさんにメールを出した− 
 
『自分はここ2戦ほど番長で手痛い損失を喰らっていますが 
ひどく冷静です 
次回はやれる気がします 
お互い頑張りましょう』 
 
 
 
当日にはこうメールした− 
 
『おいらも今からゲッツ君のお店 
温泉小パンダ演出で 上乗せ50出してきます 
シュウジさんも頑張ってよ〜』 
 
 
 
準備万端の上 気も謙虚で充実とあっては 
もはや負ける要素は見当たらない 
 
それが証拠に 
この日はATMで5万円しかおろさなかった 
 
今度こそいける 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
マルハン到着 
 
鳴り物入りで登場したミリオンゴッドも北斗も 導入そこそこでメッキが剥げ 客が飛んだ 
 
しかし 番長は未だに熱気ムンムンの大盛況である 
 
このシマには 
スロットに収支以外のプラスアルファを求める者が集まる 
 
馳せる思いは共通 
言わば同志 
 
 
 
10代の頃 
”なんだか大人の仲間入りをした気分だな” 
と感じた出来事が3つある 
 
初めてオーデコロンをつけた時 
初めてニンニクの味を知った時 
そして 初めて吉野家に入った時だ 
 
 
 
ここマルハン市原店の番長島に立つと 
思わず 番長打ちの仲間入りをした気分だな と感じてしまう今日この頃である 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
さて 
嬉しいことに 開始早々 薫先生で鳴り2発 
 
(あちゃー これきたわ 
千枚? 
いや2千枚 
いやいや3千枚 
もしかして万枚いっちゃうかい) 
 
 
 
おそらく 
こういった妄想値も 機械割に計上されているのであろう 
だから これだけ出ないのも納得がいく 
 
 
 
ってオイ 俺は何を言いだすのか 
納得なんか出来るわけがないではないか 
 
結局 この2セットも上乗せゼロでアッという間に終了である 
 
後はウンとも寸とも言わなくなった 
 
 
 
昼をまわると 諦めに似た感情がカラダを支配しはじめた 
 
おぼろげに見える道 その行く先は玉砕という名の終着点 
 
 
 
こういった時 何を考えながら打てばいいのだろうか? 
 
(俺よ頑張れ) 
 
(頂ラッシュきてくれ) 
 
と己を叱咤激励し 願いながら打つ 
 
それもいいだろう  
 
しかし もってもせいぜい2時間がいいところ 
 
じゃ あとは何を考えればいいのか 
 
 
 
わざと無気力に死んだフリをして 機械を出し抜くやり方? 
 
それは以前に試したがダメだったよ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ATMへ行き 札束を補填した夕刻 
そんな悶々とした気持ちを吹き飛ばせる転機が到来した 
 
斜め後ろの青年が1箱持ち帰りで席を立ったのだ 
 
この台の挙動はよくは知らないが 少なくとも1箱は出ているわけで 
俺の台よりか 台がやる気があるのは子供でも分かる 
 
俺は迷わず台移動をした 
 
 
 
すると 
程なくして おばさんが俺の打ってた台に着席 
 
思わず 前々回の件が脳裏をよぎる 
 
気にならないと言えば嘘になる 
 
 
 
そして 
見たくない光景をまたしても見る羽目になった 
 
おばさんは やがて頂ラッシュに突入し 
続いて 絶頂ラッシュ の雄叫び 
尚も出し続け その出玉 実に4箱にもなってしまった 
 
 
 
 
台を移動する際 俺は自問自答した− 
 
(台移動はリスキーだが 覚悟の上か?) 
 
(もちろんだ いくらなんだってこの台ほどのクソ台は他にない 
この後に誰が座ろうが 関係ないね 
出るわけないし 知ったこっちゃない) 
 
 
 
 
俺は無様にも 何度と振り返り そのおばさんの背中を見た 
 
箱の盛り方をそれとなく見入ると 
およそ何千枚あるのか計算した 
 
そんな自分がみじめで情けなかった 
 
 
 
 
帰り道 
 
もう番長はしばらく打たない方がいいな 
 
と決断した 
 
 
 
 
 
 
 
●投資6万8千円 
●回収ゼロ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【4月21日 奇跡の弁当箱編】 
 
 
 
当分の間 番長撤収 
と決断した 
 
とても固い決意だった 
 
 
 
 
 
 
ある日 
職場で休憩をしていると 同僚の高橋君が話しかけてきた− 
 
 
「そろそろゴールデンウィーク前のばらまきッスね」 
 
『なに? それは本当か?』 
 
 
「ええ 多分そろそろじゃないッスかねぇ 
今週末 金土日あたりが山場だと思いますよ」 
 
『絶対か?』 
 
 
「まぁ 狙い目ではありますね」 
 
『じゃ番長は出すな』 
 
 
「出すでしょう」 
 
 
 
 
俺の決意は たやすく翻った 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
4月21日 
マルハン 
 
この日は6万円おろした 
 
さすがの俺も 今回ばかりは浮かれた気持ちはもっていなかった 
 
番長は甘くはないし 実際にそれをイヤというほど体験してきた 
 
心の片隅で 
”俺と番長は赤い糸で結ばれている” と自負してはいるものの 
今現在 とてもその精神レベルにはない 
 
負けなければ本望 
そういった身の凍りつくような緊張感で番長に座った 
 
 
 
 
 
 
今まで決まって土曜日に打っていたが 今日は平日 
平日のマルハン番長は それほど盛況でもなかった 
 
その事と 追い詰められている感覚とで 
この日は 朝イチ台を立ち回るという 今までやったことのない暴挙に出てしまう 
 
勿論 番長2もリセットが期待できるので やり方としてはアリではある 
 
しかし 打ち直しされているので 所詮は上げ下げは闇の中 
単に朝イチ 多くて150枚のコインを得る為だけに移動を繰り返してるようなもの との見方も出来る 
  
リセット狙いでうまく事が運べばいいが 
相手は番長 そういう姑息な手段に好結果はついてきてくれないだろう 
と 今まで避けてきた 
 
だから もう この日は賭けだった 
 
 
 
 
 
 
しかし 
賭けは外れた 
 
番長のカニ歩きは とてもしんどかった 
たった数台で1万円は一瞬で溶けた感覚である 
 
そして 尚も当たらずに2万円に達しようかという勢い 
 
カニ歩くことはヤメた 
 
 
 
 
 
 
 
もうこの時点で 俺の未来は読めた気がした 
 
そして そのとおりとなっていく 
 
 
 
 
 
 
夕方 
俺は囲まれた 
 
隣と後ろが爆発し 
別積みのコイン箱に包囲されたのだ 
 
 
 
 
 
 
 
 
悪いなりにもここまでの投資 まだ4万8千円 
なんとか健闘してきた 
 
だが もう心が折れた 
 
残り2千円使って ジャスト5万負け 
キリがいいからこれでヤメようと決意した 
 
 
 
しかし 
ラスト千円でフリーズが来た 
 
もちろん嬉しかったが 
俺は過去に2度ほどそれを引いているが 共に700枚しかコインを出せていない 
 
であるが故に 腰は引けていた 
逃げ腰でフリーズ演出を見入った 
 
 
 
だが 
おそらく 
スロットの神様は俺に何かしらのメッセージを投げかけたのだろう 
 
台の挙動が急に変わったからだ 
 
弁当箱で上乗せをしまくる台の事を俺は ”弁当箱台” と呼び 
最も優良な台と認定しているが 
 
その弁当箱台に成り上がったのだ 
 
ボーナスはほとんど引けなかったが 
弁当箱の上乗せだけで突っ走り続け 
 
夜9時 
3500枚まで到達して 奇跡の逆転勝利となった 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
●投資5万円 
●回収3500枚 
 
 
 
 
 
 
 
 
これが昨日の出来事だ 
 
正直な気持ち 今現在 勝利の余韻に浸るほどの高揚感は無い 
 
それどころか 恐怖感が更に募った気持ちだ 
 
一方では 番長をまだまだ 
それこそ明日も明後日も打ちたい といった欲求も勿論ある 
 
 
 
だが あえて 
しばらくは小休止 
 
心身ともに充電を図る期間としたい 
 
 
 
 
 
  
次に会う時まで 
 
さようなら 番長!  
 
グッバイ 温泉小パンダ! 
 
 
  

 
 2012年4月20日(金)
  番長報告 その1 
職場で 新たにスロットフリークの先輩を見つけてしまい 
まるで宝物でも見つけたかのように嬉しかった管理です 
 
48歳の坂巻さん 
 
 
 
『坂巻さんパチンコ屋によく行くらしいですね』 
 
「あぁ でも俺はスロットだよ」 
 
 
『へぇ 何打つんですか?』 
 
「ジャグラー」 
 
 
『ジャグラーですか 自分も好きですよ 
坂巻さん ジャグラーって色々と種類あるけど どういうジャグラー打つんですか?』 
 
「どういうのって・・ なんだろ 
音のあんまり鳴らないやつだよ」 
 
 
『もしかして緑色のパネルですか?』 
 
「そうそう 緑だな」 
 
 
『そしてゴーゴーランプが黄色の?』 
 
「そうそう! 黄色の」 
 
 
『それはハッピージャグラーですね 
自分もあのジャグラーは大好きです 
ところで店は出してますか?』 
 
 
ここで坂巻さんは初めてニヤリと笑った 
坂巻さんは前歯が無いので ニヤリと笑うとめっぽう可愛いい 
そしてこう言い放った 
 
 
「それがよぉ 6台あるんだけど だいたい1台は噴くんだよ 
でも朝はそれほど客いねー 
だから台選び放題 
俺は2千円ぐらいづつ打ってはしごするんだよ 
けっこうイケるんだこれが 
まぁダメな時はダメだけどな」 
 
 
それを聞いて 俺もニヤリとしてしまった 
まさか職場に俺と同じ立ち回りをしている人がいるとは思わなかったからだ 
 
坂巻さんはジャグラー打ちとして正しい 
 
頑張れ坂巻さん! 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて 
本当の事を言ったら 
今の俺にとってジャグラーなど もはやどーでもいい 
押忍番長以外にスロットは無い 
 
というわけで 
今回の日記は 直近4戦のスロット報告です 
 
前回のスロット報告からかなり日数が経ちますが 
途中に一ヶ月以上スロットを打てない期間がありましたので 
それでわずか4戦 ってわけです 
 
それではつまらないのをどうぞ 
 
 
 
 
 
 
【3月31日 背中で聞いた絶頂ラッシュ編】 
 
 
この日に至るまで 実に一ヶ月以上もの間 番長と離れていた 
仕事がべらぼうに忙しく ホールに行けなかった 
 
打ちたくて仕方が無いのに 打つ事ができない 
 
長期間そういった実情に出くわすのは 初めての体験だった 
 
この間 俺がどれだけ番長を打ちたかったか 
あなた分かりますか? 
 
ふとした時に番長が頭をよぎるとするでしょ 
今頃マルハンでは大勢の客が番長と対峙しているのか と思うと 
大勢の客がアッ!とか ウッ!とか オッ!とか そういう出来事に出くわしているのかと思うと 
もう悔しくて悔しくて仕方なかったですよ 
 
クソッ 
俺に余る時間と飛べる翼があるなら・・ 
 
チクショー 
今の俺ならコインなどいくらでも出せるのに・・ 
 
 
 
 
そして3月31日 
ついに その時がやって来たってわけだ 
 
中学生の時 
学校の先生はよく言ったものだ− 
 
”廊下を走っちゃいけません”と 
 
否 
ガキという生き物は元気なのだ 
廊下だって走りたくて仕方が無いのだ 
 
俺はそんな中学生のような気持ちで 地元マルハンへ向かった 
 
 
 
 
 
ATMでおろした金額は8万円 
 
その金額にとりたてて深い意味は無い 
 
それくらい持っていないと不安なだけだ 
 
 
 
 
 
操パネルの前に座った 
 
一ヶ月以上 待ちわびた押忍番長 
 
ベルでさえ リプレイでさえ揃っただけで嬉しい 
 
 
 
 
 
頂ラッシュというART 
 
そこに至るまでのハードルの高さは いまだもって不明だ 
 
そこそこ簡単に入るようにも思えるし 
とてつもなく高い壁のようにも思う 
 
雑誌には 設定別にその確率何分の1 などと表記しているが 
俺には とてもじゃないがそんな数字で理解することは出来ない 
打てば打つほど そんな数字は吹っ飛んでしまう 
 
ただし これだけは言える 
 
番長に座った瞬間 誰もがこう願う− 
 
”早くBIGがきて 早く7が揃ってくれ”と 
 
 
 
 
 
この日も それだけを願いながらレバーを叩く 
 
30分がたち 
1時間がたつ 
 
1時間がたてば すぐ2時間だ 
 
やがて3時間 
 
ただそれだけを願う 
 
 
 
久々の番長体験で 心ときめいて打てたのは最初の1万円 
 
今の俺なら意図も簡単に頂ラッシュを引けると思っていたが甘かった 
 
ジワジワと脂汗をかきはじめる 
 
それでも我慢比べは続く 
 
 
 
 
おそらく 
諦める選択肢と 続ける選択肢 両方あるのだろう 
 
しかし俺には 頂ラッシュを引かずしてやめる選択肢は無い 
 
 
 
 
数万円投資したところで ついに頂ラッシュを引く 
 
思わずホッとし 胸をなでおろした 
 
ところが 
ようやく舞台に立ち さぁこれからが本当の押忍番長との戦いだ 
と 高揚したのも束の間 
 
そのARTは50ゲームで終わってしまう 
 
絶句だ 
 
 
 
ART機ならそんな事 日常茶飯事だが 
こと番長において その事のもつ意味はとてつもなく重い 
 
なぜなら 
台自身がまったくやる気が無いことの証であるからだ 
 
出す気がまったく無い番長ほど怖いものはない 
とてもじゃないがプレイヤーのヒキで補填出来るものではない 
 
だから俺は 
絶句するしかなかった 
 
通常画面に戻ってしまった今現在も がっかりしているが 
来たるべき未来も暗い と思うと余計にがっかりした 
 
島は満席 
移る台はない 
 
 
 
 
 
何時間たっただろうか 
 
案の定 2度目の頂ラッシュは引ける気配が無いが 
こんなクソ台でも まだ4万ちょいの投資で済んでいる 
健闘している といっていいだろう 
 
 
 
 
 
そんな折 
時は夕方 
 
転機到来のチャンスが訪れた 
 
真後ろの若者が 2箱持ち帰りで席をたったのだ 
 
この台の挙動はよーく知っている 
 
とにかくうるさかった 
 
うるさい台は優良台だ 
 
迷うことなく その優良台の下皿にタバコを放り投げ 台を確保した 
 
 
 
俺が打ちヤメて離れようかという台は 今まさにボーナス後250ゲームあたり 
Aゾーンの最もおいしい所 
当然のごとく 演出は予兆から前兆へと突入していた 
 
しかし だから何だというのだ 
仮に 百歩譲って本前兆だとして 
BIGかREGが当たったとして 
だから何だというのか 
どうせ7は揃いはしない 
 
やる気のない台に使う金は 千円ですら惜しい 
俺は前兆のまま捨てて 台移動をした 
 
 
 
 
 
通りすがりの青年が その台をすぐさま拾う 
予想通りすぐに特訓演出に入った 
 
こうなる事を分かって捨てたとはいえ 気にならないといったら嘘になる  
 
聞くとはなく聞いていると 
やがて火柱2連発 
そして女子高生の操くんが登場して 放ったセリフは− 
 
”頂ラッシュ 確定よ♪” 
 
 
 
 
 
またまた絶句だ 
 
全身が凍りついた感覚が2秒続いた 
 
そして更に 
その僅か2分後 
 
”絶頂ラーッシュ!” 
 
という轟の雄叫びが鳴った 
 
 
 
俺は 
鼻から大きく息を吸うと 1秒ほど息を止め 
そして鼻から大きく息を吐きだした 
 
手を動かすことが出来なかった 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
結局 その青年は2千枚ほど出していた 
 
俺は 移動した台で細々と孤軍奮闘した 
 
投げやりに打っていたのが逆に功を奏したのか 
最後に1300枚出てくれて ちょっとだけ救われた 
 
しかし 
この夜は不味い深酒になったことは言うまでもない 
 
 
 
●投資5万2千円 
●回収1300枚 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【4月7日 モノクロに映った桜編】 
 
 
 
月が変われば流れも変わる 
 
先週の手痛い失態など とうに忘れた 
 
俺は前しか見ない 
 
 
 
4月7日 
この日は 都内某所に遠征をかけた 
 
たかが番長の為に都内に出向くのは オリパサのアン長イベント以来である 
 
 
(あれから何年たったのか・・俺は何一つ変わっちゃいねーな) 
などと苦笑いしながらJR京葉線に揺られる 
 
 
 
この店は当サイト掲示板でおなじみのシュウジさんのホームグラウンド 
なので 俺的には下手な戦いは出来ない という所存 
結果は別として 悔いの無い戦いをしようと誓い 10万円おろした 
 
 
 
開店には間に合わなかったが 
俺がもう5人いても足りるほどの空席があったので安心した 
 
 
 
 
 
打ち始めてスグにジュウザ君がやってきた 
 
ジュウザ君といえば 
彼は4号機時代 初代番長をことさらに否定したもんだ 
 
なんせ設定Eでも座らないと豪語し 口だけではなくそれを忠実に実行していた 
 
そんな彼ではあるが 
番長2にいたっては そこまでではないようで 
 
いつの間にか頂ラッシュを引いて 出玉を伸ばしていた 
 
その割には あまり楽しそうには打ってなかったのが彼らしくて 思わず苦笑いしてしまった 
 
 
 
 
 
さて 
俺の番長 
 
投資そこそこで弁当箱解除 
で 鳴り2発 
 
その後も この日はBIG中の7揃いがよくきてくれて 
頂ラッシュを合計8セットくらいゲット出来た 
 
しかし 全て上乗せはゼロ 
 
いさぎよく10万円おろしたが 
とてもじゃないが 今日はもう無理と悟った 
 
番長と対峙するにはあまりに早い16時撤収 
 
 
 
もう ため息しか出てこない 
 
 
 
 
 
 
 
 
「会長 帰りは東西線?」 
 
『いや 途中で乗り換え面倒だから京葉線の越中島駅まで歩くわ 
付き合ってよ』 
 
 
 
ジュウザはこの辺りは詳しいようで 
裏通りの小道や 大学キャンパスの敷地に立ち入ったりして駅までエスコートしてくれた 
 
 
 
途中の沿道で 桜が満開になっており 
花見客も大勢繰り出していた 
 
 
 
「会長 ほらっ 桜」 
 
 
『あぁ ホントだ 桜』 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
●投資5万円 
●回収780枚 
 
 
 
 
  

 
 2012年3月9日(金)
  スノーボード
 
先週末は久々の連休だったので 
押忍番長を我慢して雪山へ行ってきました 
 
 
 
レール仲間のサーファーKとは都合がつかなかったんで 
一人で行ってきましたよ 
 
福島県の裏磐梯ってスキー場 
 
 
 
まぁ レールを半日ほどコスれれば満足 ってとこだったんですが・・ 
 
やられました 
あると聞いていた8mストレートレールが実際には設置されてなかったんです 
 
落胆でしたよ 
 
わざわざ福島まで 
しかも一人で行って  
レールが無きゃ俺は何すりゃいいのよ 
 
来た意味が無いので 今からすぐ帰ってマルハンで押忍番長打ったろか 
と一瞬考えたくらいです 
 
でも (多分負けるな・・)と思い 
その考えを踏みとどまりました 
 
 
 
スノーボードパークにレールはありませんでしたが ジャンプ台が4つ連なってたので 仕方なくジャンプを繰り返しやりました 
  
しばらくは真剣に飛んでたんですが 
何度か着地に失敗していたら怖くなってきたので ヤメました 
 
 
 
1時間半でゲレンデを後にすると 
中ノ沢温泉でケツと肋骨の痛みを癒しました 
 
 
 
そのあと 帰宅しました 
 
 
 
天気が快晴で気持ち良かった 以外は 
面白くもなんともありませんでした 
 
 
 
現在 押忍番長を打ちたい気持ちばかりが募っています 
 
それでは 
  

 
 2012年2月22日(水)
  待つ 押忍番長2
 
 
ある学者によると− 
 
『人間は毎日正常に排便行為を行っていたとしても 
腸内には常に4kgほどのウンコを停滞させている』 
らしい 
 
 
 
出番待ちのウンコは まだ後方に4kgいると言うわけだ 
 
面白い 
 
ならば 
体重測定で65kgだったら それはウンコ4kg分も含めた目盛りといえるだろう 
 
 
 
 
 
 
1月初頭 
レバー落ち会員の部長殿に メールをしてみた 
 
部長殿には年間で5回くらいしかメールを打たないので 
その数少ないメールのうちの一つというわけだ− 
 
『押忍番長、打ってますか? 
気になったもので』 
 
俺はそうメールした 
 
すると 
しばらくして とても単刀直入に− 
 
『封印した』 
 
とだけ 返ってきた 
 
 
 
俺と部長の数少ないメールのやりとり 
 
それにしては あまりに短い文章だったが 
 
俺はこの返信メールに対して 
部長の身にいったい何が起きたのか 
それを聞くほど野暮ではない 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今日は 日記を上げる気はなかったが 
掲示板で くおんサンの番長奮闘記を拝見し 興奮し 
それで思わず上げてしまいました 
 
なので あえて報告する出来事はありません 
 
それでも一応書くとするならば 
先週の休みはマルハンに行きませんでした 
 
理由は 
今度こそ大敗するのではないか といった恐怖感からです 
 
マルハンで番長2を打たなかった代わりに 千葉神社で厄除け祈願をしてきました 
 
一昨年の前厄 昨年の本厄と いづれも厄除けはしなかったんですが 
やはりそういった手抜きはダメですね 
おかげで酷い2年間でした 
 
 
 
今現在 
全身から厄が取れたせいか とても清々しい気分が持続しています 
 
押忍番長2 
しつこいですが 今度こそ 今度こそ大敗するかもしれませんが 
勝負する以外の道は考えられません 
 
その時はまた報告します 
 
それでは 
  

 
 2012年2月17日(金)
  押忍番長2とは なんぞや
 
12月暮れにオフ会を行った 
もちろん 昼の部は恒例のスロット大会となった 
 
俺はあえて 押忍番長2を選択する 
 
理由は二つだ 
 
 
一つ 
早々にクソ台と判明したとしても 
たった2度3度で三行半をつけるのは 人としてどうか? 
相手が思いいれのある番長ならば せめてそれなりの打ち込みを済ませてから というのがスジではないか? 
 
二つ 
今度の番長もまた 万枚が可能と聞いた 
間違って出たら嬉しいじゃないか 
 
 
 
 
 
この日は番長で48000円負けた 
 
翌日も 
その翌日も 
一か八か打ってみた 
 
もちろん上記の理由からである 
 
 
 
 
 
三日で10万とんだ 
 
 
 
 
これで多少なりとも楽しめたのなら一考の余地があるが 
これがまた見事につまらない ときた 
 
隣台とかはコインたくさん出て楽しそうなんだが 
三日間を通して 俺は面白くもなんともなかった 
 
 
 
(遊びはこれまでだ 
番長2よ 
俺たち別れよう) 
 
そう誓った 
 
 
 
 
 
 
年が明けて 2012年 
 
初打ちは政宗 
 
俺は思うね 
政宗こそART機のてっぺんに立つ機種だと 
 
ART機ってのは 
突き詰めると 残りゲーム数なのだ 
 
スロットってのは 7が揃うときが一番興奮するものなのだ 
 
それに いち早く気付いた大都はいいセンスしている 
 
片や もう一方の大都機種 
 
押忍番長2ときたら・・ 
 
 
 
クソである 
 
 
 
 
 
 
 
それから1週間後 
俺はマルハンに向かった 
 
番長のシマは盛況だった 
 
いや 
今日に限らず いつだって地元マルハンは番長がたいそう人気なのである 
 
 
 
俺は思案をはじめた 
葛藤と言ってもいい 
 
 
 
俺が番長2に抱いた感想は 君たち市原市民だって同感のはずだ 
なのに 尚もそうやって座る 
 
おかしい・・ 
 
 
 
見ると 朝の早い時間に箱を積んでる者も一人二人ではない 
 
俺の解釈では 
あのスペックでコインを簡単にバカスカ出せるハズがないのだ 
 
益々おかしい・・ 
 
 
 
もっとよーくシマを観察していると 
だいたいの奴が ボーナス中の7揃いからARTに突入させている様を垣間見た 
 
 
 
俺はここでようやく閃いた 
 
(そうか・・分かったぞ 
俺が読んだ解析 
あれはトリックだったんだ) 
 
 
 
そうなのだ 
2500分の1の突入率で シマがああも賑やかなわけがない 
コインが乱舞するわけがない 
 
ボーナス中の7揃いが肝なのだ と思った 
 
 
 
 
 
 
整理しよう 
 
ボーナス中の7揃いから晴れてART突入 
もちろんこの確率に設定差ナシ 
 
こんな仕様は別段 目新しいわけではない 
たいがいのART機はそんなもんだ 
 
 
 
しかし 
いくらなんでも 
それだけを希望にして打ち続けるのはナンセンスだ 
 
7なんて簡単には揃わないからね 
 
俺は今のところ番長2で7が揃ってくれたのは たった二度三度だけ 
 
 
 
なのにマルハンの客は みんな瞳が輝いている 
あたかも 今すぐにでもARTをゲット出来るかのように躍動している 
 
 
 
おそらく理由は一つしかない 
簡単だ 
 
番長2は 実は 
ボーナス中にしょっちゅう7が揃うように出来ている 
 
俺にその体験が少ない理由 
それも簡単だ 
去年は たまたま厄年 それも本厄だったからに他ならない 
 
 
 
番長2は 
他機種に比べたら意図も簡単に7が揃うように出来ている 
 
そうに違いない 
 
 
 
 
 
 
 
俺は今まで何をみてきたのか? 
何も見透かせてはいなかった 
 
契機役がどうの 
設定差がどうの 
確率がどうの と 
頭でっかちになっていた俺に この事実を見抜けるわけがなかった 
 
 
 
そうなると 
話は180度 変わってくる 
 
俺は今まで 番長2のことを 
『罪深いクソ台』 
或いは別名『2500分の1』と侮辱していたが 
 
それは的違いとなる− 
 
 
 
そう 
今度の番長は 初代に勝るとも劣らない規格外の大物 
 
ボーナス中に偶然射止めた7揃い 
 
そこからしか始まらない 前代未聞で無茶苦茶なART機 
 
 
 
これはこれで面白いのではないか 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
去年は厄年で7が揃わなかった 
 
そう思えばこそ 
俺は今後もうしばらく 番長2と対峙する決意に至る 
 
そんな俺に スロットの神様も味方してくれた− 
 
 
 
 
1月14日 
6時間の戦いを2千円勝ちの勝利で飾ると 
 
 
1月20日 
9時間に渡る長丁場を またしても9千円勝ちで踏ん張った 
 
 
 
いづれも数万の投資を捧げ 一進一退の攻防であった 
いつでも薄氷の上で戦っている そんな恐怖感で押しつぶされそうであった 
しかし 7は揃ってくれた 
 
 
 
尚も戦いを続ける 
 
1月25日 
11時間の格闘の末に 初めてグローブをつけたパンダを完膚なきまでに葬り去った 
3000枚の快挙だ 
 
 
2月2日 
開店から19時までで48000円の投資を強いられたが 
最後に2000枚奪取して パンダに一矢を報いた 
 
 
 
 
 
 
そして迎えた2月9日 
 
この日の事はしばらく脳裏から離れないだろう 
 
開店から18時まで一度もARTを体験出来ずに 
実に10万8千円もの額を失ったが 
そこから一撃6600枚 
閉店取りきれず という快挙を成し遂げたのであった 
 
こうして書くのは簡単だが 
この時の壮絶な修羅場は 俺しか分からない 
俺だけのもの 
 
この日 
俺は番長2と赤い糸で結ばれた 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
そして今に至る 
 
 
 
押忍番長2は間違いなくクソ台であるが 
なぜか今現在 俺を惹きつけてやまない 
 
一寸先は闇である 
 
軍資金は5万は必要だし 
前回はそれでも足りない事が分かった 
 
俺と同じく死線をさまよってるマルハンの同志 市原市民と共に 
俺はまた 番長のシマへ歩みいくだろう 
 
怖くて 気が狂いそうだ 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後に 
 
俺が 最近愛してやまない小パンダ 
 
その小パンダちゃんが 
上乗せゲーム数を掲げるレアな演出 
 
この激写を 俺は俺に贈りたい 
 
それでは 
  

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