写メールミル日記

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2008. 7. 14. Mon
ドッグランに置き去りにされたワンコ。

仕事の先輩＆犬仲間でもある藤野さんのご友人が、13日の日曜日に代々木公園のドッグランで、飼い主のいないジャックラッセルテリアを保護されたそうです。誰かに拾って貰えるのを見越して置き去りにしたのだろう、とのこと。動物病院で診察を受けたところ、大変痩せてはいるものの病気はなく、2歳のオスで去勢なし。人にも犬にも優しいフレンドリーな性格だということで、余計に悲しいです……。とりあえず、今は藤野さんのご友人のお宅で保護されていますが、そのまま引き取るのは難しい状況だそうで、どなたか責任を持って家族に迎えてくださる方を探しています。ご協力いただける方は、直接ご本人につなぎますのでミルファミまでご連絡ください。
代々木公園のドッグランと言えば、ミルルミもよく行くお気に入りの場所のひとつです。比較的マナーがいいランで、綺麗に整備された広いドッグランは居心地が良く、小型犬フィールドにしか入ったことがありませんが、危険な目に遭ったこともないし、ルミはいつも楽しそうな顔で遊びます。どんなに楽しそうにしていても、少し離れるとクルっと振り返ってミルやダンナを探すような仕草をします。たまに意地悪をして人の影に隠れたり、ちょっと遠くから見ていたりすると、地上15センチの視界で必死にキョロキョロ。「ルミー！」と呼ぶと、全力疾走で腕に飛び込んで来ます。
たくさんのワンちゃんがいて、たくさんの犬好きの飼い主さんがいて、ワンコにとっても楽しい場所であることに間違いはないけれど、それは飼い主が絶対に自分を見ていてくれるという安心感あってのことで、飼い主のことを忘れていつまでもそこで遊んでいたいとは思っていないはず。ドッグランは犬と遊べる場所でもあるけれど、そもそもは飼い主とリードなしで遊べる場所なんだから。
この置き去りの話を聞き、ドッグランでの楽しそうなルミを思い、このまま捨てるなんてどれだけワンコは不安で悲しかっただろうと胸が詰まる。
2歳なんてまだまだ子供なのに…。ホントにワンコはどんな飼い主の元へ行くかで運命が全然違うよね。今はまだ、ルミをシアワセにすることだけで精一杯の加藤家なので、捨てられたワンコを引き取ることができないけれど、残りの10数年を楽しく穏やかに暮らせるパートナーが見つかりますように……。

ルミたんもうちに来なかったら、ライブハウスでこんなふうに看板犬なんてやることなかっただろうに……。

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