Title: 38週 常位胎盤早期剥離
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第1子は体外受精でしたが、妊娠経過も順調で自然分娩で出産しました。 第2子は私が高齢になったためか、受精困難になってしまい、顕微授精でやっと授かった子供でした。 経過は順調で、1子の時と大きな変化はなく、お腹がやたら前に飛び出しているように感じ、時々、息苦しさや胃液が上がるくらいでした。
その日はまだ、予定日の2週間前だったので、一人で車で買出しとパン屋へ買い物に出かけ帰宅した。 帰宅途中、自宅近くで陣痛とは異なる差込痛が左下腹部にあった。 5〜7分ほどでいったん収まるも、昼食時に同じ強い痛みが20分毎に見られたが、1時間後には痛みも収まったので、ミシンがけをしていた。
いすから立ち上がった瞬間、脚をつたって流れるほどの出血があったため病院に連絡し、入院となった。 医師からは「まだ出血あるけど陣痛が来たら出産ですから」と、いわれていた。 入院してすぐは、心音がしっかり聴けていた。 いったん部屋に戻って着替えて、みんなに入院の連絡している30分くらいの間に、2分おきの陣痛のようなものが出てきた。 すぐ分娩室に戻ったが、そのときには心音が確認できず、医師が呼ばれ、エコーでの心音確認では除脈であり、緊急手術が必要と言うことで総合病院に転院した。
転院先で緊急帝王切開を行ったが、胎児は重症仮死で50分の蘇生術の後心肺再開し、周産母子センターへ搬送された。
私も大量出血による貧血の治療とDIC傾向の治療のため、周産母子センターへ搬送されたが、胎児は病気の進行がひどく両親に見守られ他界した。
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