Title: 13週 2度目の流産
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一度目は16年前、2回目の妊娠でのことでした。 両家の両親もよんで、長男の初節句のお祝いをする日の朝のことでした。 出血していたので御祝いが終わってから行った病院で「1週間前には止まってたね」と言われ、次の日、外来へ行く前にトイレで赤ちゃんが出てしまいました。 2回目は7回目の妊娠でした。 私が40才ということで不安はありましたけど、それより嬉しさの方が大きく、早く会えることを楽しみでした。 私が妊娠に気づくより先に、3才になる娘が気付いていました。
4ヶ月の健診で、そろそろ胎動わかるころだからどのくらい大きくなったのか楽しみにしていたのに、エコーを見た先生から「心臓が動いてません」と言われ、自分で見てもわかりましたが、それは間違いだと信じていませんでした。 そのあと、入院や処置の説明されましたが、耳に入ってきませんでした。 旦那に電話で伝えながらボロボロ泣いちゃって、何を言ったか覚えていません。
次の日の朝、入院の用意をして1人で病院にいき、再度エコーで確認しても動いていないので、すぐに子宮を拡げる処置を受けて病室に連れていかれました。 看護師に「赤ちゃんの為に洋服を作ってみませんか?」と言われ、即答でお願いして、昼から夜中までずっと作っていました。 夕方、朝に子宮に入れたものを抜いて、ラミナリアを8本入れました。
入院2日目、旦那は仕事を休んできてくれました。 朝8時、1回目の促進剤を入れました。 すぐに腰が重くなりましたが、まだ余裕があったので旦那と話していたら2回目の時間になりました。 少しお腹に痛みがきたけど、昼御飯も食べられました。 そのあとベットで横になっていたら、一時帰宅していた旦那が到着し、同時にキツイ痛みが1分感覚で5回きて破水しました。 すぐ分娩台につれていかれて、5男が誕生しました。 あっと言う間の出来事でした。
この日は旦那の誕生日。 旦那が来るのを待っていたみたいで、ママとパパに会いに来てくれた優しい息子です。 病室に戻ってから対面した息子は、小さい体と、足の長いイケメンでした。
次の日、一緒に退院しました。 退院の次の日は娘の入園式に行ってきました。 火葬は4日後だったので、ゆっくり過ごしました。 火葬から3日後には仕事復帰しました。 家にひとりでいると涙が出ちゃうし、何もやる気が起こらないので復帰したんですが、頭の中ではずっと息子のことばかり考えてます。
おおくんはママとパパの大切な子供だよ。家族だからね。 今はお空でじぃじとばぁばにだっこしてもらってるんだよね。 いつでもママのひざの上にも来てね。
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