Title: 8週稽留流産 32週3日 臍帯過捻転で死産
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2011年7月14日、第一子が8週で天使になりました。 この時は、周りの支えで直ぐに立ち直り、前向きにいつもの生活へ戻す事ができました。
2012年9月に第二子の妊娠がわかりました。 不安はつきませんでしたが、何も問題なく順調に育ってくれていました。
2013年4月11日、9ヶ月に入った検診の日。 いつも通り、元気な姿を見れると思っていた。 なのに「あれ?心拍がないね」と、先生に言われても、にわかには信じられなかった。 エコーを見ると自分でもわかった。 いつも元気に動いてる心臓がない。止まっている。 頭が真っ白になった。
先生がゆっくり説明してくれた。 赤ちゃんの心臓が止まって、お腹の中で亡くなってる事。 私の体のことを考えて早めに出産しないといけない事。 原因は出産してみないと分からない事。
私は必死に深呼吸しながら、勝手に流れでる涙をぬぐいながら 先生の話を聞いた。
その現実を受け止めなければいけないことにいっぱいいっぱいで、看護師さんが、母に電話してくれた。 別室で母を待ってる間、私は泣き崩れた。
出産まであと2ヶ月♪なんて浮かれてた。 突然の赤ちゃんの死。 今朝起きた時は動いてたんだよ! ちゃんと「おはよう。今日は検診だからエコーの時顔見せてね」って話したんだよ。 なのに何で?どうして私ばっかり?酸欠になるほど泣いた。
母は、父と一緒に来てくれた。 3人でもう一度先生の話を聞いても納得できず、紹介状を書いてもらい、近くの市立病院にセカンドオピニオンを求めた。 それでも結果は同じだった。
その日は帰宅し、一晩中涙が止まらなかった。
翌朝、通っていた産婦人科に入院。 9:30 ラミナリア10本挿入 16:00 バルーン挿入 21:00 重りをバルーンに付けると、生理痛の様な痛みが不定期に始まった。
朝がきた。 9:30 子宮口6センチ バルーンをはずして促進剤の投与開始。 陣痛室に移動してだんだん強くなってくる痛みに耐える。 10:10 便意があり、ナースコールしてトイレへ行くも、なにもでず、部屋に戻ると母が来てくれていた。 母の顔を見たら安心したのか、急に陣痛が間隔なく強い痛みになる。 10:45 様子を見るため分娩室で内診を受けると、子宮口が8センチに開大。破水したため、そのまま分娩室で待機することになる。 11:05 突然、何かが出そうな感覚があり、ナースコールする。 初産なので、看護師さんたちものんびりしていて、何の準備もしていなかった様子。 準備が整うまで、深呼吸しながら、何とか必死に耐えた。 「はい、お待たせ!ゆっくり息を吸ってー止めて。息んでー」 看護婦さんの声に必死に耳を傾けながら頑張って息む! 11:16 1,444g 43cmの女の子を出産しました。
初めての出産なのに、安産でスピード出産だったので、とても親孝行なかわいい娘です。 先生にも息み方が上手だったと褒められ、娘のことも「ママをあまり苦しめない様に産まれてくれて、素敵な娘さんね」と褒められて、周りが何と言おうと、最高の出産だったと思います。
死産の原因は、臍の緒の長さが平均の半分しかなかった為、同じ方向に動き過ぎて捻れちゃったみたいです。 本当に悔しい。
その後、赤ちゃんを抱っこをさせてもらいました。 ピクリとも動かない娘だけど、ただ寝てるだけの様に見えて、本当にかわいかったです。 出産中に父も来てくれたようで、父と母にも初孫の顔を見てもらいました。母は抱っこもしてくれました。 しばらく赤ちゃんとの時間をもらい、30分程赤ちゃんと過ごしました。
その後、旦那もかけつけて娘に会ってもらいました。 旦那に似ていて、自然と笑顔になるほど本当にかわいかったです。
4月14日に退院しました。その2日後に告別式。
確かに出産してこの腕で抱いた娘なのに、戸籍に残らない事が 本当に悔しいです。 名前も決めました。 みんなの心にいつまでも残ります様に。ママとパパの心のなかにいつまでも一緒にいるよ。 と願いと想いを込めて「心(こころ)」です。
心の告別式は、ママとしてしっかり見送ってきました。 前日に折り紙で作ったハートやクマさんと、ママからのお手紙。 みんなでかわいいお花を棺にたくさんつめて、心に贈りました。
人形はダメだと言われたけど、折り紙ならいいと言われたから、心が寂しくないように、クマさんを一生懸命作ったんだよ。 ちょっと不格好だったけど、大事にしてくれたら嬉しいな。 たくさんのハートはママとパパとみんなからの愛だよ。 心はみんなに愛されながらお腹の中で育ったんだよ。 お空には天使チャンもいるから、仲良くするんだよ。
ママはこれからも頑張って生きていくからね。 2人の分まで頑張るからね。 だから見守っててね。
天使チャン。心の事よろしくね。 天使チャンは性別わかる前にお空へ行っちゃったから 心のお姉チャンかお兄チャンか分からないけど、ママの子だから きっと心のめんどうをしっかり見てくれる優しいお姉チャンかお兄チャンになってるんだろうね。 頼んだよ。
これから先、たくさん泣いてたくさん挫けると思うけど、 いつか必ず天使チャンと心チャンに妹か弟出来るように頑張るから ママの事支えて応援してね。 ママの大好きな天使チャンと心。 ママを選んで来てくれてありがとう。
愛してるよ。
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