このページは流産・死産経験者で作るポコズママの会が運営するページです。HPでは流産・死産経験者同士の交流ページや心のケアに関する情報が掲載されていますので、是非ご覧ください。
HP(http://pocosmama.jp

こちらのページは、みなさんの流産・死産体験記を「投稿」・「閲覧」できるページです。

<体験談の投稿について>
■ご自分の体験を掲載したい時は「新規投稿」からお入り下さい。
■「タイトル」は流産・死産の週数や原因などを分かる範囲でご記入下さい。
■書き込める文字数は3000字までです。ご注意下さい。
■投稿いただいた内容は、ポコズママの会で内容を拝見した後、公開しております。掲載まで1〜3週間程度かかることもございます。
■多くの天使ママさんが読まれる体験記ですので、病院名などを記載された体験談や天使ママを不安や不快にさせる内容につきましては、該当部分を削除、または掲載をお断りする場合がございます。
■投稿いただいた体験談の著作権は投稿ご本人様にございますが、当会の活動や取材、研究などに使用させていただく場合がございますのでご了承ください。

<体験談の閲覧>
■体験談の表示には「一覧表示」「ツリー表示」「トピック表示」がございます。使いやすい表示でご利用下さい。
■個々の体験談へは返信ができません。
■表示された体験以外のものを読みたい場合は、ページの最下部に「NEXT」をご利用下さい。現在300以上の体験談が投稿されています。
■妊娠週数や原因などキーワードで読みたい体験談を検索することもできます。ご希望の方は「検索/過去ログ」をクリック下さい。
■投稿者がメールアドレスを公開している場合を除き、当会から投稿者の連絡先を教えることはできません。
  <<   新規投稿   トピック表示   一覧表示   携帯用   検索/過去ログ   ホーム  
  16週と5日の後期流産

[2535] eve

Name: eve    ..so-net.ne.jp
Date: 2015/01/06(火) 00:13
     編集 
Title: 16週と5日の後期流産    
平成14年12月16日にお腹の赤ちゃんがお空に帰ってしまった。
16日の朝4時頃、お尻に違和感を感じて目覚め、触ってみると何だか濡れていた。
前日の夜から生理痛のような鈍痛があったので、嫌な予感がしてすぐにトイレにいくと出血していた。
すぐに病院に電話をして受診してもらうことになった。
「切迫気味だから、とりあえず安静に」と。
ちょうど昼に検診予約をしていたので、その時に様子を見て薬を飲むか入院をするか、家で安静かを決めてくださいとのこと。

赤ちゃんが元気な事が救いで、昼の検診では、初めて心臓の音をきかせてもらったり、手を動かしてる姿を見たり、男の子だと性別がわかり、名前を咲空(さく)と決定したり、とても幸せな時間を過ごした。
結局、子宮頸管が少し短い事以外問題はなさそうだと言われ、家で安静にすることになった。
しかし、病院からの帰りも、相変わらずの鈍痛があったので、トイレ以外はずっと横になっていた。
それなのに、夜の6時過ぎぐらいから、痛みが陣痛のように規則的になってきた。
しばらくは気のせいかと我慢していたけど、痛みが少しずつ強くなってきたので、病院に電話して、今日3回目の受診に向かうことにした。
あまりの痛みに母親にもついてきてもらい、タクシーで病院に向かった。
内診の後、先生から「子宮口が1.5センチくらい開いてて、このまま産まれても赤ちゃんは助からない」と言われ、目の前が真っ黒になった。
そして、そのまま自然分娩で小さな男の子を産み、母とすぐに駆けつけてくれた旦那さんと3人で小さな赤ちゃんの姿を見届けた。

あまりにも突然な出来事に何度も夢であってほしいと思ったが、お腹はもうペタンコになっていた。
その夜は眠れる訳もなく、一人でずっと泣きじゃくっていた。
皆に申し訳なくてどうしたらいいか分からなかった。
流産したことを両家の両親や私の姉が知ると、皆とんできてくれた。
そんな優しい人たちの顔を見ただけで涙が止まらなくなった。
そして、小さな箱に入った赤ちゃんの周りに皆でお花を供え、私たちの家族の写真、手紙、お菓子なども入れた。
病院からも何人かの看護師さん達が折り紙で作った花や鶴などを持って手を合わせにきてくれた。

火葬では、灰ぐらいしか残らないと言われていたが、悪阻でほとんどまともに食事が出来なかったダメな母親だったのに、ちゃんと栄養を吸収してくれてたようで、小さいながらもちゃんと骨が残っていて、骨上げも皆ですることが出来た。

まだ寝る前になると色んな事を思い出して涙する日々が毎日続いているけど、時間が解決してくれることを信じて、前向きに生活している。

上手に文章がかけていないけど、咲空が産まれたことを残して置きたくてここにかきこませてもらいました。






削除・編集   管理者画面   RSS   + Powered By 21style +