Title: 7週 進行流産
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待望の第2子。 上の子の時ほど、つわりもひどくなく、育児に仕事に家事に…とふつうに過ごしていました。
7週に入ってすぐ、茶色のおりものが。 それがピンク色のおりものに変わり、下腹部痛もあって、不安を感じながら、翌日、もともと予約を入れていたので受診。 赤ちゃんの心拍は確認できました。
この子は強い子かも。 強(キョウ)ちゃん。 単純だけど、そう名前をつけました。
「出血があっても元気に育つこともある、ただ、流産となったら止められない。薬を飲んでも安静にしても止められない」 そう言われました。
翌日、仕事に出ましたが、徐々に出血と激しい腹痛。 娘の保育園のお迎えを義母にお願いして、夕方に受診しましたが、赤ちゃんの心臓は動いていました。 赤ちゃんが出てきたら、包んで持ってくるように言われました。
痛みのなか、うとうとと眠りにつきました。 朝5時、なにかが流れ落ちる感覚がして、目を覚ましました。 トイレで出血。 赤ちゃんが便器の中に落ちるのが怖くて、トイレットペーパーをあてて、床にしゃがみこみました。 そしたら、血の塊とともに赤ちゃんが出てきました。 1センチくらいの透明な膜のなかに、白っぽい赤ちゃん。 エコーで見た大きさと一緒でした。
最期まで心臓を動かしてくれてたのに、私の体が出血と痛みで、赤ちゃんを追い出してしまった。 そう思いました。
安静にしても意味がないからいつも通りに、と言われたけど、 仕事に行かないで安静にしていれば、今頃まだお腹にいてくれたかも。
お腹の中で育ててあげたかった。
病院に行くと、赤ちゃんは内容物と呼ばれ、ケースに入れられて、検査に出されました。 悪いものではないか調べるそうです。 せっかく私のお腹にきてくれたのに、お腹で育てることも、傍にいてあげることもできなかった。 ただ、ただ、受け止めただけ。
本当にごめんね。 ごめんね。
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