Title: 7週目 完全流産
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先日、第2子を完全流産してしまいました。 それまでは妊娠=出産だと考えていました。 第1子の時、悪阻は辛かったものの、それ以外のトラブルは全くなしで、予定より10日早くはなりましたが、無事にこの世に産声をあげることができました。 第2子を妊娠した時も、なんの疑いもなしに同じように育つんだろうと思っていました。 しかし、それは初めての検診の時点で悪夢に変わりました。
妊娠5週目。 医師によると、胎嚢が小さいため育たないかもしれないとのこと。 私は医師に詰め寄りました。 「この大きさだと流産の確率が上がるのですか?」と。 医師からは「初期流産は全体の15%はなる可能性があるから、大きさとかではなく、次回来た時にどれだけ育っているかなんだよ。」と説明されました。 「2週間後に育ってなければ流産の処置もあり得ると思っていて」と言われ、その日は終わりました。
この時点で、前回とは違う、受け入れる準備をせねばと頭の中で警鐘が鳴っていました。 そしてその日をとうとう迎えてしまいました。 あいにく、その日は日曜日の夜。 お腹の痛みと出血。 お腹の痛みは正に陣痛と同じで、痛くなっては遠のいてを何時間にもわたって繰り返しました。 夜間救急に連絡をしたところ、「出血が多量でなければそのまま安静に」との指示。 私は心の中で「もう手の施し用がないのだろう」と悟りました。 そして一旦、痛みの波が遠のいたのでトイレに立とうとしたところで、何か出そうな感覚。 それこそ、第一子を出産した時のようなつるんと気持ち良く何か出る感覚があったので、急いでトイレへ向かいました。 うまくナプキンの上でキャッチしたのは5〜8cmほどの白い塊。 一瞬でそれが我が子だと認識しました。 その後はなぜかとても冷静に行動していました。 キャッチした我が子をナプキンごと包み、トイレットペーパーで丁寧に何重か巻いて、ビニール袋に入れて可愛いハンカチに包んであげました。
翌日、それを持って病院へ。 内診の結果、「完全流産です」と告げられました。 淡々と事務的に説明をする医師に従うかのように冷静に相槌を打つ。 その時点で精神は崩壊しかけていたのでしょう。 一緒にいた夫の方がソワソワしていました。 1週間服用するよう言われた薬が、皮肉にも第1子の産後に服用していた物と同じと言うことが、ショックでした。 それから、第2子のときにはなかったつわりが今更のようにやって来たのか、ひたすら気持ち悪くて、そして眠れません。 「きっと妊娠するタイミングを私が間違えてしまったためにあの子は流れてしまったんだ」という悲観と、 「手術になってママを傷付けないように自然に出て来てくれた親孝行な子だ。」と言う安堵、 「自宅で産み落としてしまった」と言うショックが混同して情緒不安定になっています。 特に夜になるとぐるぐる考えてしまって、「もしかしたら、次もこうなるのでは」「こんな思いするならもう子供なんていらない、妊娠なんてしたくない」と言う不安と次の妊娠への拒絶に涙が止まりません。
我が子は現在病理に出され結果待ちです。 結果を知りたいような知りたくないような複雑な気持ちです。 今度、夫と時間を合わせて水子供養に行きます。 そのお寺さんを調べたり供養の予約を取る手続きをしているだけでも私を現実へ現実へと向かわせます。 早く水子供養をして我が子をお空へ返してあげたいです。 心のケアはまだまだできていませんが、ここの書き込みを読んで少し気持ちが救われたのも事実。 これからどうすれば良いか答えが出るのかわかりませんが、今いる家族で支えあって、いつかまた新たな命を受け入れられる日がくると良いです。
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