Title: 37週 死産
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妊婦健診では少し成長が遅いくらいで、特に問題もなく育っていた初めての我が子。 37週0日の朝、いつもとは少し違うようなおなかの張りがあったけれど、そのまま自営業での仕事を続けていました。 赤ちゃんの動きはいつも活発だったので、その日もお尻を突き出したまま寝ちゃったんだというくらいに考えていました。 段々鈍い痛みが強くなってきて、陣痛がきたのかと思ったけど、痛みの波もないし、赤ちゃんの動きもしばらくない。 痛みで冷や汗が出るなか、必死に車を運転して病院に向かいました。 病院に着いて、医師から陣痛室に行くよう指示を受け、そこで赤ちゃんの心音を取るも確認できず。 医師や看護師たちが慌ただしく動き始めたことに若干の不安もあったけど、心音が聞こえるのを待ちました。 でも心音が聞こえることはもうなく、死因は常位胎盤早期剥離でした。 母体の出血も多く、緊急帝王切開で赤ちゃんを取り出してもらいました。 静かな手術室で、自分の泣き声だけが聞こえていました。 私もあと1時間遅ければ失血死していただろうと医師に言われましたが、死産後8ヶ月経った今も、1時間遅ければずっと一緒にいられたのかと思ってしまいます。 なかなか立ち直れません。
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