Title: 6〜7w 流産
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昨日、胎嚢が出てきました。 その時、今日がこの子の誕生日なんだと思い、 ふとカレンダーを見たら、私もすっかり忘れていましたが、 その日は主人とお付き合いを始めた記念日でした。 何て親孝行な子なんだろうと泣けてきました。
今月の初めに妊娠発覚。 その数日後は私の誕生日だったので、 本当に嬉しかったです。 もうすぐ2歳になる娘もお姉ちゃんになるのかぁ、 ついこないだまで赤ちゃんだったのにな、と 少し不思議な気持ちでもありました。
妊娠がわかってからすごく楽しみで、 歩いて通勤している時、もうすぐ桜が咲きはじめるね、 今年はコロナウイルスの影響で桜祭りがどこも中止だけど、 こうやって通勤中に一緒に満開の桜を見ようね、 なんてお腹に話しかけていました。
ですが次の検診時、流産宣告されました。 その時は正直悲しいなどという感情はなく、 ただ「無」の状態。 今後の流れなどを先生が説明しているのに、 頭に入ってきませんでした。
家に帰ってきて、主人や娘の顔を見たら、 急に色んな感情がこみ上げてきて、号泣してしまいました。
すごく悲しかったですが、主人とお義母さん(主人の父母と同居してます)に私の身体が一番大切だから、と気遣ってくれました。 お義父さんはあんまり落ち込むなと励ましてくれました。 お母さんとは電話で話をして、辛かったね、 自分も初めての子供を出産して2週間くらいで亡くしているので、気持ちが痛いほど分かるよ、と一緒に悲しんでくれました。 娘も...普段は自由人すぎて、めったに後追いなんてしないのに、 何か感じるものがあったのでしょうか、 この日を境に何もなくても私の回りをうろちょろするようになりました。 娘なりに心配してくれたんでしょうね。
周りの支えがあって、 完全に流れてしまうまでの時間を大切にしようと思えるようになりました。 名前も光(ひかる)と決めたんです。 男の子か女の子かわからないので、どちらでも大丈夫な名前で、 一緒にいられるのは少しだけど、その時間がとてもキラキラしたものになるように願いを込めて。
昨日、実際光が出てきたときはやっぱり悲しかったです。 でも、ちゃんと両手で抱き締めてあげられたので、 それは良かったなと思います。
それから良かったことがもう1つ。 私が住む地域は今がちょうど桜が見頃になりました。 昨日光を病院に連れていった時、車から一緒に 綺麗な桜並木を見ることができました。 光がお腹の中にいたときに一緒に見ようねと言っていたので、 それを叶えられて良かったです。
光が出てきてからまだ24時間もたってなくて、 やっぱり悲しくて泣いてしまうのですが、 心身ともにこれから少しずつ癒していけたらいいな。
それからここのサイトを読んで、 私だけが泣いてしまって、主人もきっと悲しんでいるのにまだ私が主人の気持ちを受け止めてあげれていないな、 と思いました。 これから主人ともいろいろ話し合って、2人で今回の出来事を乗り越えていきたいです。
光、我が家を選んでくれてありがとう。 大好きだよ!
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