Title: 20週初産そして死産
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2021年6月1日。 職場でなんだかちょろちょろとお水が出る感覚。おりものシートが湿る程度で暫くそのままにしていたら…昼用ナプキンがびっしょりするくらいのお水が。これ絶対に破水だ!そう思いすぐに病院へ。 この時まだ5ヶ月。診察の結果切迫流産。即入院。 訳の分からないまま即座に点滴。24時間絶対安静。 羊水がなかなか止まらず…少し羊水が増えたりと一進一退。 そして6月22日。朝方5時半頃トイレで大量破水。 そして臍帯が少し出てきていた。この瞬間にもう赤ちゃんは助からないと分かった。トイレから看護師さんを呼び泣きながら車椅子に。 エコーを見ながら先生が言葉を選びながら説明してくれた。 この日赤ちゃんが息を引き取った。 初産で…まだ性別も分からなくて。産んでも産声を聞けない我が子を死産しなくてはならない悲しみ。出産への不安で気が狂いそうになった。 その日は陣痛が来なくて…6月23日。促進剤を入れて10時半に病室のベッドで出産した。痛くて痛くて自分に何が起きてるのか受け止められない。 ナースコールして分娩室へ。胎盤のみだねと先生や看護師さん。 酸素入れますねと言われて数秒でブラックアウト。 これ、麻酔だったらしい。先に説明などはなし。 目覚めて病室へ戻った時、性別が女の子だった事を聞かされた。 主人は女の子と言い張ってたし名前も女の子しか考えてなかった。 347g、25pの小さい小さい可愛い可愛い女の子。 名前は決まってる。令菜。れいなちゃん。 可愛すぎて愛おし過ぎて小さな指には可愛い爪が。 お顔は主人そっくりで。泣いても泣いても涙が出てきた。 産後の経過が良かったので次の日には退院。 2日後には火葬をしました。まだ9日しか経ってない。 毎日毎日泣きまくり、何もかもが辛くてたまりません。 身体中痛いし何もかもが一つも前向きになれなくて。 でも、埋葬をして一区切りしたらゆっくりでいいから受け止めて 笑える日までゆっくりと休もうと思います。 家族でも、親でも誰にも癒すことのできない深い悲しみ。 短くてもわたしを親にしてくれた令菜を一生かけて愛していきたいと 思います。どうか安らかに令菜が休めますように。そう願ってやまないのです。
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