いんぷれっしょん! ” Leader1918 Cracked Ice” 無垢のセルロイドのくり抜きですが、思ったより重量がありキャップを尻軸に嵌めて書くとバランスも非常によく、筆記圧を余り掛けない、いわゆる無圧状態でサラサラと書けます。 外国品にしては筆記幅がやや細目です。書く紙によっては、ややザラツキが気になったので、ラッピングペーパーの超極細で慎重に磨きをかけて調整をしましたが、いまいい書き味になりました。あとは書き込んで熟成?でしょうか。 欲を言えば、この万年筆はBニブ付きの18kでインクフローを潤沢にして書いてみたいところです。 キャップに空気穴を開けているのも昔の雰囲気を漂わせていますね。ドイツ製品の精密機械を思わせるような物もいいですが、いかにもイタリアの工房で作られたという手作りの味も捨てがたい魅力です。シルバーやゴールドの豪華な製品も気品がありますが、懐かしいセルロイドの暖かみもまた違った味があって.....と、こんな風にどんどん万年筆が多くたまっていくのですね、きっと<m(__)m>
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