スコール ++ ..pc4153.amigo2.ne.jp ..2009/07/17(金) 22:33 [657] |
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こんにちは 北海道で、たいへんな遭難事故が発生してしまいました。 天候に恵まれない時は、引き返す勇気も必要と再確認いたしました。
カムエク閣下も「トムラウシ山」にも登られているのですね。 参考に読ませていただきました。 ガイドが4人もついていて、遭難してしまうとは、信じられないくらいですが、そこが山の怖さですよねぇ。 閣下も、くれぐれもご注意されて登山してくださいませ〜。
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[658] Re:トムラウシ山 |
カムエク ++ ..zaq3d2e0303.zaq.ne.jp ..2009/07/19(日) 19:36 |
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スコールさん、こんにちは。
トムラウシ山・・、それは山を目指す人には聖地ともいえる山です。 でも、トムラウシ山はトロイデ型火山で、頂上丘は溶岩が堆積し、道が解り難く、また溶岩の大岩を飛び越えつつ行かねばならぬ地形です。 当然、悪天候となると霧が立ち込めて足場が落とし穴だらけの中を視界ゼロの状態でゆかねばなりません。
正直言って、10人以上の山素人さんがツアーを組んで行くには荷が重過ぎます。 せいぜい、ガイド1人で3〜4人引き連れるのが限界でしょう。 ガイドの人数が増えても、引率数は比例して増えないのは言うまでもないです。 それ以上ならば、面倒見切れないでしょう。
そして、こういう旅行ツァーのガイド氏は、この足の遅い団体を定刻までに下山させねばならない・・という枷も付いてきます。 だから、悪天で無理にでも出発させたのですね。 このような状況のツァー団体なら、今回の件は起こるべくして起こった訳ですね。
トムラウシ山から、小屋のあるヒサゴ沼まで片道3時間。 この間濡れっぱなしになるし、体力のない山素人さんが悪天の中なら4時間5時間とかかってしまい、低体温症に陥ってしまうのですね。
私も何度も山で雨に打たれた経験(沢が増水してカンズメを食らったオチャメもあるし・・)があるけど、幸い無理と判断したら、風雨を受けない場所にテントを設営して中にもぐり込んで凌ぐ術があります。 もし、こういう術を知らなければ、私自身も痛い目に遭っている(オチャメは何度も味わってるが・・)事でしょうね。
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