この日から三度目の緊急事態宣言の発出。野球も中止になるんだろうなと思っていたが、意外にもこの日だけ試合を決行し、次週から中止にすることになった。 
 
この状況下なので欠席者も多く苦戦必至だったが、初回幸先よく三番小松、四番松田にタイムリーが出て２点を先制。 
 
この２点を先発中越が守ってくれたら良かったのだが、出来は良くなく味方の拙守もあり３回大きく崩れた。打者１０人で５点を取られ一気に逆転された。 
 
しかしここから打線が奮起、その裏一死１、２塁から中越が左中間を破る二塁打でまず１点を返し、そして仙石がレフト前に弾き１点、この打球をレフトが逸らし２塁ランナーも還り同点、打った仙石も３塁へ。こうなると一気に逆転を狙うがスクイズが失敗し同点止まり。 
両軍の長い攻撃で４回が最終回、中越をリリーフした斎藤は表の攻撃を０で抑え負けは無くなる。それでも引き分け抽選は勝てる気がしないので、なんとか決着つけたいところ。 
先頭の陸がショートライナーでワンナウト、良太が四球で出塁し、執拗な牽制をかいくぐって２盗を試みるも無情にもアウトと言われツーアウト。引き分けが色濃くなってきたがここで西岡が四球で出塁、そして本日の主役小松だ。 
もう長打しかない状況で打った瞬間入ったと思わせる当たり、残念ながらサク越えとはならなかったがネット最上部にあたった打球は、十分に西岡を還らす時間があった。 
負けていれば何とも拙い試合になっていたが、サヨナラで勝つ最高のエンディングを演出。これでゆっくりステイホームが出来る。