写メールミル日記
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 2020. 7. 18. Sat
 そしてそれから。
どうにもできないまま、苦しそうなルミを見守りながら、一睡もできず夜が明けた。明け方ルミは、寝室のベッドを出てふらふらと歩き始め、お風呂場の前の通路まで行き、お風呂マットの上でグルグルと回っていた。ルミがお風呂場まで歩いたことは元気なときだって一度もない。ルミの行動範囲はとても狭く、ミコのように自由自在にリビングと寝室を行ったり来たりはしない。普段と違う様子にやはり不安が大きくなる。そんな中、ダンナの弁当をありもので作り、ルミはリビングのベッドに寝かせる。迷ったけれど、病院に行けば重要な決断を迫られたり、決定的な何かを告げられる可能性が高く、ここはやはり誰かに頼って1人でとりあえずで駆け込むよりも、2人揃って行ったほうが良いと決めて、夕方ダンナが帰宅後の時間に病院に予約を入れた。 
息が荒いものの落ち着いて(?)寝ているので、気にかけながらも午前中から順番にお客さんをこなす。心の中は気が気じゃなかった。集中しているつもりでも、ルミはどうしているだろうと考えてしまう。幸い、家の1階と2階という距離なので、1人終わるたびに急いで様子を見に行く。ドキドキと不安な中、3人目のお客さんの途中でダンナが戻って来た気配がして少し安堵する。 
 
病院に行くと、カゴキャリーの中でうずくまるルミを見て「一気に状態が悪くなりましたね」と先生。すでに立つこともできず、目もぼんやりとした様子を慎重に診て、「心臓病からの合併症で、血栓か何かが肺や脳に飛んで神経に影響を及ぼしている可能性が高いと思います」と言われ、採血とレントゲンを撮る。結果は、とんでもなく悪い数値が並んでいて、もはや腎臓の数値どころではなく、身体のどこかで激しい炎症が起こっていていつ突然死に至ってもおかしくないものだと……。ただ、できることとして、ステロイド剤の入った点滴を血管に直接点滴することで改善する可能性もあるらしく、本来は入院治療じゃないとできない血管点滴だけれど、自宅でできるキットがあるからそれがおすすめだと言われる。なぜなら入院してしまうと、最後を看取れない可能性があるから……。つまり、そのくらい重篤な状態だった。 
点滴をつけてもらい、注射を1本打ち、戻って来たルミは、少しだけ目に力が戻ったようにも見えた。「そんな早く効くわけはないと思うんですけどね……」と先生と一緒にハハハと笑う。もう覚悟を決めなければいけない。というか、昨晩もう別れが来るんじゃないかと思っていたから、まだ治療方法が残っていたことに安堵した。 
「今日明日がヤマだと僕は思っています」 
そんな先生の言葉を重く受け止めて、帰宅した。今日は、ダンナが夜通しルミを診ていて、ウチワで風を送ったり撫でたりしていたようだった。
 

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