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11月 30日(月) なぜ可児市には「交通安全対策計画」がない?
11月 29日(日) 写真洗浄ボランティア
11月 28日(土) 殺処分
11月 27日(金) 明日(28日)意見とーく会 in アーラ
11月 04日(水) 会派だより ポスティング開始
11月 01日(日) 揖斐川町長選 岩間 誠氏落選
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 2020年11月28日(土)
 殺処分
 殺処分…なんと恐ろしい言葉か。先日、テレビで、ナチスドイツのアウシュビッツについてのドキュメンタリーを観た。第二次世界大戦中のナチスドイツによる600万人ものユダヤ人虐殺の記録だ。 
 
 何も知らずに体を洗うためだと言われて、ガス室に送り込まれ殺戮してゆく、焼却した遺体を埋めたりするのは、同じユダヤ人で体力のある者。身の毛もよだつようなことが七十数年前に行われた。 
 
 それと同じような場面をユーチューブで観た。「動物の殺処分」と検索した。 
次々と犬猫たちがガスのようなもので殺され、一輪車にうず高く積まれて焼却所に持っていかれる。 
 
 涙なくしては見られない。 
家にも、現在2匹の猫ちゃんがいる。白い子猫がシロ。暗がりの中にいて見にくいかもしれないがクロ。どちらも捨て猫をもらい受けたものだ。クロは5年くらい前に信州大学を卒業した次女が、大学にいたさくら猫(避妊・去勢されたしるしに耳の一部をカットされた地域猫)を連れ帰ってきた。 
 
 シロは今月に入って、地域猫の保護活動をしている方からいただいた捨て猫だ。このブログにも書いたが、先月10月1日に私が鳩吹き山のふもとで3匹の子猫を拾ったことから、地域猫の保護活動をしている方たちと接することになった。 
 

 その時の3匹の仔猫たちは、結果的に3匹とも貰い手が見つかって、先月末までに引き取られていった。子猫3匹というのは、それはそれは可愛いもので、1匹くらいは家で飼いたいと思っていたが、どうしてもほしいという人が現れて譲らざるをえなくなった。 
 
 子猫3匹がいなくなると、とたんに寂しくなり、前からいるクロちゃんも寂しそうにしていた。そこに捨て猫情報が入り、もらい受けた。それがシロ。 
 
 今回、一般質問の一つが「人と動物が幸せに暮らしてゆくために」という題で、地域猫の保護活動や、動物たちの殺処分について訊くものだ。 
 
 ただ、犬については市の管轄だが、猫については市には管理する義務はない。登録制度がないからだ。 
 
 保健所のデータによると、令和元年度、可茂保健所で引き取られた猫は133匹、このうち譲渡されたのはわずか1匹…他に美濃市にある動物愛護センターへ移送されたり、飼育中に死亡する猫を除いた数が殺処分されたことになる。 
 
 このうち可児市の猫がどれくらいなのかは分からない。ただ、気になるのは同じ保健所でも東濃保健所では令和元年419匹の猫が引き取られたが177匹は譲渡されたとなっている。 
 
 この違いは何なのか?このあたりのことになると、市の管轄ではないので答えはもらえないと思うが、調べてみたい。 
 
 以下、12月4日に行う予定の私の一般質問の要旨だけを転記する。質問までは、あと1週間近くあるので、その間にいろいろ調べて質問の内容を濃くしたい。美濃市にある県の動物愛護センターにも行ってくる予定だ。 
 
 このブログを読んでいただいた方からも、意見や情報をいただけたらありがたい。➡山根一男090−1821−4777 
 
 以下、可児市議会12月定例会 山根一男一般質問通告書から抜粋↓ 
 
 猫は繁殖力が強く、1匹のメス猫で1年に2〜3回、1回の出産で3〜5匹の子猫を産み、さらに子猫は生後4〜5か月で生殖能力を持つ。 
 地域猫活動のことをTNR活動とも言う。Tはトラップ、捕獲すること。Nはニューター、不妊手術のこと、Rはリターン、もと居た場所に戻すこと。 
 
 つまりTNR活動とは、猫のご飯やトイレ掃除、避妊去勢手術をすることによって猫の繁殖力を抑え、これ以上不幸な猫を増やさないという目的のために始められた活動である。 
 
避妊去勢された猫は、区別のために耳の一部をカットするが、その耳の形が桜の花びらに似ていることから桜猫とも呼ばれている。 
 令和元年度可茂保健所管内では133匹の猫が引き取られている。譲渡は1匹だけ。 
 平成29年度全国の自治体の保健所や動物愛護センター等に引き取られた犬や猫の数は、約10万600頭、そのうち犬が約3万8500頭、猫が6万2100頭。このうち5万7600頭が、元の飼い主に返還されたり、新しい飼い主に譲渡されたが、引き取られた犬猫のうち約43%、およそ4万3200頭が殺処分されている。 
 
 殺処分については自治体の取り組む姿勢により大きく違い、神奈川県においては過去6年間犬猫の殺処分ゼロを達成している。海外においては、ドイツは動物の殺処分が法律で禁止されており、殺処分はゼロとのこと。 
 
 環境省は本年6月施行の改正動物愛護法に基づく基本的な指針で、10年後の2030年度の殺処分数をおおむね2万匹に減らす目標を掲げている。本市としても、域内で殺処分される犬猫が一匹でも減るような取り組みを推進してゆくべきである。 
 
 
 

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