++山根一男の徒然日記++
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8月 24日(水) 総務企画委員会 傍聴報告
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8月 20日(土) 可児市発、復興支援!ボラバス石巻
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 2011年8月12日(金)
 副議長選立候補
 今日の正午が、議長・副議長選挙の立候補締め切りだった。11時55分頃、副議長への立候補の届出をした。 
 
 当初は、あまり考えていなかったが、回りを見れば副議長に立候補できる資格がある議員があまりおらず、数少ない先輩議員にも見当たらないことから決断した。 
 
 ただ、多数決では22名の議員総数のうち、11名を確保した最大会派に勝てない可能性が高い。最大会派以外の自民クラブ4名、私を含めた民主ネット可児2名、可児市議会公明党2名、日本共産党可児市議団2名、みどりの風1名が結束すれば同数の11名だ。 
 
 でなければ可児市議会の悪しき伝統、最大化派もしくはそれに同調する会派に所属する議員が、ほとんどすべての役職を独占することが繰り返される。 
 
 役職には何があるか?先ずは、議長・副議長。これだけは選挙で行われる。事前に所信表明演説をして議員らにアピールする機会も設けられている。 
 
 他には監査役(議員選出)。これは議長などを歴任した超ベテラン議員が務めることが慣例だ。他には議会運営委員会(議運)の委員長、副委員長。これは前年度の議長が納まるケースが多い。 
 
 次には、三つの常任委員会、すなわち総務企画・建設経済・文教福祉各委員会の委員長・副委員長。そして、二つの特別委員会(議会広報・名鉄広見線対策)の委員長・副委員長だ。ざっと15のポストがある。 
 
 議長・副議長・監査役以外は委員同士の互選となる。総務企画と議運、二つの特別委員会は定員8名、建設経済と文教福祉は7名だ。当然、それぞれ構成員の約半数は最大会派であるため主導権はそちらにある。 
 
 議員というのは首長と違い、実績を示しにくい。議員には議決権はあるが執行権がないからだ。よくオレがやったという議員がいるが、やったのは執行部である市長であり、本当にその議員の働きかけでやったかどうかは疑わしい。 
 
 だから、議員は役職を欲しがる。選挙のときに経歴欄に○○委員長を歴任した…などと書けるからだ。そのため(私の勝手な解釈)、可児市議会は毎年8月に議長以下、役職を辞任する。 
 
 こうして4年間の任期に4つのポストを歴任できるのだ。議長はじめ各役職は4年やっても問題はないのだが…4年間に4人もの議長が登場する。議長は市長と同じく市民の代表なのだが、いかにも軽い。 
 
 それでもベテラン議員から中堅、新人とバランスよく議員がいれば、まだそれほど矛盾は目立たないのだが、今回はベテラン議員が6名(その前に辞職された議員を入れると7名)も勇退されバランスが崩れた。 
 
 特に最大会派11名の中には、7期目の可児慶志議員以外はすべて2期目か新人議員である。最大会派以外でも、自民クラブの林則夫議員の10期目は別格として、次は同じく自民クラブの亀谷光議員の7期目、そして共産党の冨田牧子議員の6期目までがベテランクラスである。 
 
 中堅と言うべき3期と5期の議員が一人もいない。4期は4人いて私もそのうちの一人だ。他は共産党の伊藤健二議員、みどりの風の小川ふき議員、そして、今回当選された元職の中村悟議員だ。 
 
 必ずしも期数を重ねたからといって自動的に役職に就くべきではない。しかし、だからといって6期も7期も経験がある議員がいるのに、1期や2期の議員が重要ポストを占めるのはいかがなものかと思う。 
 
 いい悪いは別として、必要以上に秩序を重んじるのが議会である。どのような集団でも基本は、経験豊かな方から役を担うのは自然である。中学1年生で生徒会長になったり、二十代で自治会長になるようなことは普通は有り得ない。 
 
 会派は政策や研究のために研鑽を積む集団として機能すべきであり、いやしくも役職を手に入れるための手段になってはいけない。議員は、すべからく市民から附託を受けているのであって、それぞれの役職を担うのに最もふさわしい人を是々非々で選ぶべきである。 
 
 8月15日(月)午前9時から議会全員協議会(傍聴可能)があり、終了後議長・副議長立候補者による所信表明演説会(傍聴不可)がある。そして、午後1時からの臨時本会議(傍聴可能)において選挙があり議長・副議長が決まる。 
 
 各常任委員長の役職も委員会別に互選にて決まる。議会改革を声高に叫ぶのもいいが、われわれ議員は市民から選ばれてその職にあるのであって、役職選びも常に市民に対して説明のつく人選をすべきである。 
 
  
 

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