++山根一男の徒然日記++
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8月 31日(水) 薬師寺管主山田法胤師講演
8月 30日(火) 第6回いじめ防止第三者機関検討委員会傍聴
8月 29日(月) 双子の葡萄
8月 27日(土) 可児市議選分析
8月 25日(木) 南帷子小『夏休みキッズクラブ』見学
8月 24日(水) 総務企画委員会 傍聴報告
8月 23日(火) 真夜中の豪雨 105 mm/時
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8月 21日(日) 「市長が変わると、議会も変わる!?」
8月 20日(土) 可児市発、復興支援!ボラバス石巻
2011年 8月
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 2011年8月23日(火)
 真夜中の豪雨 105 mm/時
 本日午前2時頃から、雷を伴う激しい雨が可児地域を襲った。昨年7月15日のゲリラ豪雨を彷彿させる降りだった。真夜中の雷も明らかに落雷したよう凄まじい音だった。 
 
 ただ、午前3時を過ぎた頃から少し収まり、4時過ぎには小雨になっていた。その頃までは起きていたのだが、午前4時45分と5時25分に議会事務局から以下のようなメールをもらったときには熟睡してしまっていた。 
 
 面目ない限りだ。午前3時過ぎに災害対策本部が設置され、約2時間後の午前5時15分には解散されたという。職員の皆さん、消防団の皆さんの迅速な行動には頭が下がる。また、逐一知らせてくれた議会事務局職員にも感謝したい。 
 
 非常時に議員は、何の指示命令系統も持たないので、状況は職員に聞くしかない。22人の議員が皆それをやれば、かえって担当職員の邪魔をすることにも成りかねない。こういった場合、議員は地元の安全を確保、確認するくらいしかないのだろうか。 
 
 以下、災害告知メールを転記◆◆◆◆◆↓ 
 
前線に伴う大雨対策のため3時05分に災害対策本部が設置されましたのでお知らせします。  
 
2時15分 市道50号線アンダーパス封鎖  
3時42分 60cm冠水、4時03分排水完了  
   
広見村木、中恵土、下恵土地区で道路冠水、床下浸水情報があり現在現場対応中。  
3時42分 土砂災害警戒情報発令。  
4時10分 災害対策本部会議。  
消防団は車庫待機、危険個所の確認中。  
 
現在はレーダーによる雨雲もほとんどなくなり災害が拡大する恐れはないものと思われる。  
 
4時45分発信  議会事務局  
  
 
 
現在市内降雨 0mm  
可児川水位 4:30以降下降中  
木曽川水位は上昇中。4:50現在3.23m(警戒水位は5.5m)  
 
被害状況  
春里地区矢戸川堤防20m崩壊  
中恵土公民館付近道路上マンホール周辺陥没  
広見石井(旧学校前駅)名鉄踏切冠水  
土田可児川駅南踏切遮断機故障  
市道50号アンダーパス4:50通行止解除  
 
5:15 災害対策本部解散  
引き続き建設部、水道部、環境部は継続対応します。  
 
5時25分発信 議会事務局  
 
 転記ここまで↑↑↑↑↑↑ 
 
 午前9時頃だが、兼山に住む友人から連絡が入った。自宅近くで水があふれ、市職員や土木会社の人が作業をしているという。 
 
 私の住む若葉台界隈でも相当雨が降ったが、昨年の7.15豪雨災害のときほどではないという思いはあったが…とりあえず近所で異常がないかどうか点検したあと、ともかく兼山に行った。 
 
 行ってみてまず驚いたのは、兼山の市街地に入る県道が通行止めになっていた。急いで水があふれているという地点に行ってみると、5〜6人の土木会社の方がユンボで水路の土砂をすくっていた。 
 
 連絡をくれた友人や、その水路のすぐ横に家がある方が来て説明してくれた。その方は、元市PTA連合での知り合いだった。家の中まで案内してくれて被害状況を伝えてくれた。 
 
 幅は60cmくらいしかない狭い水路なのに、2tダンプにして10杯分以上の土砂をかい出していた。未明にかけて、水路をあふれた水でこの辺りいったいが池のような状態になったという。 
 
 その元PTAの知り合いの家は床下浸水である。このようなことは、昨年7月15日の豪雨災害のときと、7年ほど前に一度だけあっただけで、それ以外は土地の古老に聞いても事例はないという。 
 
 明らかに、ここ数年で水道(みずみち)が変わったのではないか、特に、上流の谷からの水も、この水路付近にあふれ出し、水量が増えたのではないかとの推論である。 
 
 でなければ、この1年で2回もの越流は説明できない。事実、この水路から一軒おいた宅地では、庭が川の状態であった。最高雨量時からすでに7時間以上経っているのだが、山に降った雨が伏流水となって溢れ出ていた。 
 
 現場は森蘭丸らの墓がある可成禅寺の近くで、150mほど上流地点では昨年7・15豪雨災害で大規模な土石流が起き、あわや人家を押し潰す寸前のところまで来ていた。 
 
 現在は、土石流の現場もコンクリートで固められているが、いつなんどき、付近の山が崩れるかもしれず、地元の方々の意見や経験にはしっかり耳を傾けるべきだ。特に、今回のような大水が出た直後なら、豪雨時に水道 
(みずみち)がどのようになるかを検証しやすい。 
 
 急傾斜地の安全安心には、相当の課題が残されているが、まずは目の前で起きたことについての検証を、市役所は地元の方と共に迅速に行ってほしい。 
 
 早速、土木課や防災安全課に状況を伝えた。今回の雨量が、昨年7.15豪雨に対してどれくらいだったのかを防災安全課に聞いたところ、なんと時間雨量では昨年の豪雨のそれを上回ったいたことが分った。 
 
 23日午前2時から3時までの可児市役所の雨量計は、なんと105mmを記録しており、昨年の豪雨時の最大時間雨量91.5mmを上回っている。ただ、降り始めてからの総雨量で、昨年の豪雨時は約7時間の間に260mmだったのに対して、今回のそれは午前2時からわずか2時間の間に160mmという値だった。 
 
 夕刊で八百津で時間雨量59.5mmと出ていたが、その頃可児市では100mm以上の豪雨だったことになる。昨年の7.15豪雨は130年に一度というデータだが、この分ではいつその数値を塗り替えてしまってもおかしくない。 
 
こうなって来ると過去のデータに拘泥されることなく、地域の人と行政がしっかりスクラムを組んで、ことに対処してゆくしかない。今後は、ハザードマップつくりがより重要な取組みとなって来よう。 
 
 


  先日(8月23日豪雨)は視察ニ来ていただきありがとうございました。市役所からはあれ以来 誰も来ていません。今回の台風も心配しておりました。他県では鉄砲水による被害も出ており、今後もまだまだ心配が続きます。何かとお忙しいかと思いますが、今後もよろしくお願いいたします。
takahashimayumi ..9/4 11:22(日)
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