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2009年 7月
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 2009年7月6日(月)
 名鉄広見線対策特別委員会
 午後3時から可児市役所で名鉄広見線対策特別委員会を傍聴した。今までにも数回開催されているが、傍聴するのは初めてだ。 
 
 正直なところ西可児に住んでいると、広見線(新可児駅〜御嵩駅)とは直接接点が少ない。同じ会派に御嵩町出身のの小川ふき議員がこの委員会にいるので、お任せ気分が強かった。 
 
 しかし、つい先日懇意にしている御嵩町の議員らから、可児市民ももっとこの問題に関心を持ってほしいと言われ、少し気が動いた。実はこの区間だけが問題なのではない、名鉄にとって犬山から先はかなり採算性が悪いということなので、いつ広見線全体(犬山〜御嵩)が廃止という声が上がらないとも限らない。 
 
 会議は1時間くらいで終わった。説明が30分。特別委員会とはいえ、何かアイデアを出したりするのではなく、執行部から御嵩町・八百津町と協働して動いている名鉄広見線対策協議会の協議内容や進展具合を確認するための会議だと理解した。 
 
 協議会のほうは事務レベルでは40回以上会合を持たれていて、原案として今後22年〜24年までの三年間を広見線活性化の期間として、さまざまな取り組みをしてゆくことになるようだ。 
 
 その間、名鉄に対する赤字補てんとして、毎年1億円、三年間で3億円を捕縄することになる。この金額を御嵩町と可児市で按分した数字が7対3で、つまり可児市は毎年3000万円を名鉄に支払うことになりそうだ。 
 
 正式に議決されたわけではないので、まだ紆余曲折あるかもしれないが存続を求める限り、金は出さざるを得ないとは思っていたので妥当な金額かもしれない。御嵩町との按分率の根拠についても、さまざまな数字が出ていたが、まあ、妥当なところだと思う。 
 
 当初発表されていた名鉄の年間赤字額、2億4千万円はとても負担できないと思っていたが3千万円程度はしかたがないだろう。人口が可児市の5分の1である御嵩町にとって7千万円は大きいが、まちの存亡に関わることと考えれば呑まざるを得ないのかもしれない。 
 
 しかし、ここまでして三年間で、乗客増などの具体的な向上がなければ、その際は廃線やむなしとの考え方だ。地域公共交通への補助金は、これまでのさつきバスや、名鉄春里線(西可児〜長坂・鳩吹台・光陽台など)の分を加えると総額1億円(年間)を超えるだろう。 
 
 高齢化が進む中、いたしかたない支出ではあるが、ぜひ市民ひとり一人の思いの中に、心から地域を大切にする気持ちが形となって現れていってほしい。
 

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