++山根一男の徒然日記++
山根一男HP 〜やまネット〜

山根一男掲示板

5月 31日(木) 可児市議会6月定例会 開会
5月 30日(水) しめきり直前に意見聴取
5月 29日(火) 議会基本条例制定に向けて
5月 28日(月) 6月議会 議運・全協
5月 27日(日) 第31回可児市消防操法大会
5月 26日(土) 第2回可児市議会報告会 福祉センター
5月 25日(金) 第21回ばら制定都市会議
5月 23日(水) 5月26日 議会報告会開催【告知】
5月 22日(火) 『2時間でわかるセクハラ対策法』 後援申請
5月 21日(月) かたびら掲示ボード設置運営事業(案)
2012年 5月
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 2012年5月1日(火)
 災害廃棄物の広域処理についての現地視察報告
 去る4月19日に、岐阜県の各市町や廃棄物処分場の担当者で編成された「災害廃棄物の広域処理に関する現地視察」に参加された川上文浩副議長からの現地視察報告会が午前11時からあった。 
←陸前高田市の震災がれきの山(昨年11月) 
 
 日帰りの強行軍で宮城県石巻市と多賀城市の震災がれき仮置き場などを視察して来られた。他にも可児市の市民部長、美濃加茂市の市民協働部長、ささゆりクリーンパークを運営する可茂衛生施設利用組合からも担当者が参加した。 
 
 報告会はまず、放射能についての勉強会から始まった。大垣市民病院の放射線科に在籍されていたこともある川上副議長は放射能については専門家で、難解ではあったが放射能や放射線について分かりやすく説明してくれた。 
 
 その上で、今回の災害廃棄物の現地視察の報告を聞いたが、政府関係者からは、最後まで安心できるような説明はなかったとの感想であった。すでに、この視察で持ち帰った廃棄物の中から240ベクレル/kgの放射能汚染が計測されており、受け入れは困難な状況だ。 
 
 ことに、可児市を含む2市10町村で運営する、ささゆりクリーンパークにおいては、最終的な焼却灰を滋賀県や愛知県の一部に送っているが、そこが災害がれきの焼却灰については受け入れを拒否しており、この一点だけでも震災がれきの受け入れは不可能となる。 
 
 私もバグフィルターについて質問した。ささゆりクリーンパークにはバグフィルターというものが取り付けられているが、メーカである日立造船の回答は、放射性物質の除去については、全く想定していないのでどれくらい除去できるのかは分からないという。当然といえば当然の回答だ。 
 
 質問する議員は数名で、議論にもならなかったが、それだけ視察報告からは震災がれきの受け入れはとてもできる状況ではないという暗黙の了解ができていることを意味するものと思われる。 
 
 私はこのブログでも、震災がれきの広域処理について推進する立場で発言してきた経緯もあるが、学習を重ねるにつれて、それは不適切かつ不要なことと考えるようになった。 
 
 もちろん、前提は放射能に汚染されていないか、問題にならないくらい低レベルの汚染なら…ということだったが、現在の認識で宮城県や岩手県の震災がれきで放射能汚染を受けていないものは基本的にないという認識に変わった。 
 
 また、福島県や仙台市は全量現地で処理することになっている。8月には宮城県でも数ヶ所処分場がオープンする。高い運送料を払って、放射能汚染がない地域にまで処分場を新設するよりも、被災地に投資したほうが現地の雇用にも結びつく。 
 
 できることなら震災がれきを受け入れたい。しかし、そのためのハードルはあまりにも高い。何よりも自分の家の庭に受け入れるのならいいが、焼却場が最終処分場の近辺の方の気持ちになれば、それは不可能だと思う。 
 
 さらに、たとえ自分は良くても、まず真っ先に影響を受け、被害をこうむるのはお腹にいる子を含めた、子どもたちである。 
 
 子供という漢字は、子を供するとなるので、現在ではほとんど『子ども』と表現される。震災がれきの広域処理は、まさに放射能汚染の拡散につながり、それはまずは子どもをリスクにさらすことに他ならない。 
 
 震災がれきの受け入れよりも、福島の子どもたちを一定期間受け入れるなどのことで、被災地の方々に協力することの方が大切だと思う。
 

>> 返信
 

 2012年5月3日(木)
 ガーデニングざんまいな一日
 今日から4日連休である。議員にはあまり休日と平日の違いはないのだが、それでも社会全般が休日の日は、少しリラックスできる。珍しく何の予定もない休日だ。妻は客商売のパートのため仕事に出た。 
 
 そこで、なかなか手がつけられなかったガーデニング・畑仕事・マツバギクの手入れと、今日一日集中してやることにした。 
 
 まずは、自宅の北側のベランダの手入れ。ここは、昨年バラ園を作るとして、かなり燃えて整備したのだが、夏の暑さであえなくダウン。10品種ほど植えたバラの苗は3本を残して枯れ死してしまった。 
 
 北向きで、日当たりはいいとはいえないが、夏の時期に雨がないとかなり乾燥してしまう。2階であり、水やりが大変で、少しサボると雑草に支配されてしまう。 
 
 ホームセンターで赤玉土2袋、腐葉土1袋、牛ふん1袋と、バラ専用の肥料を調達して、ここのプランターに投入した。今年こそバラ園を成功させる固い決意である。 
 

 次に、秋以来足が遠のいていた貸し農園に行った。西可児駅から3分くらいニックス(スポーツジム)の近くにある市営農園だ。たしか35uくらいだったと思うが、私には手に余るくらい広い。それでも、私の区分は一般的な広さの半分であり、これで年間1500円の賃料だ。 
 
 よその畑はかなりきれいに手入れされている。ほとんどの方は現役をリタイアされた年配の方で、それこそ精根こめて畑仕事をされている方が多い。たぶん、私の畑は雑草だらけでひんしゅくものだと恥じ入りつつ、なんとか時間を作ろうと努力している。 
 
 嬉しかったのは、去年の秋に植えた玉ねぎが、なんとか生きていたことだ。すでに雑草が繁茂しつつあったが、今頃の雑草はまだかわいいもので、なんとか今のうちに耕しておこうと決意はした。 
 

 ただ、暗くなり始めたので、途中で終えて今度は西可児駅周辺の街路樹下に植えてある「マツバギク」の手入れをすることにした。こちらも、ずっとサボっていて、今年初めてだ。 
 
 去る3月25日に予定されていた西可児駅周辺を美しくする会は、雨で流れマツバギクの手入れはできなかった。この季節の植物の成長は著しく、雑草の伸びも早い。 
 
 ほとんど夕方から始めたので、植栽ますは十数ヶ所(神明神社の前辺り)しかできなかったが、今日のところは全ヶ所にマツバギクが根付いていた。カラスノエンドウやスギナが、覆っているケースが多く、それらの植物を除くと、その下にきっちりマツバギクが生きていて嬉しくなる。 
 
 そろそろシバザクラが終わりになる。あと数日で、ショッキングピンクのマツバギクの花がいっせいに咲きだす。少しでもきれいに、咲かせたいのでこの時期の雑草除去や、生えすぎている場所から生えていない場所への移植 
は重要だ。 
 
 シバザクラはとても見事に咲くが、サクラと一緒ですぐに散ってしまう。マツバギクは近くで見ると葉っぱも花も、あまりかわいくはないが、5月から11月まで間断なく咲き続けてくれるのがいい。 
 
 加えて、グランドカバーとして、あまり根が深くないので、街路樹を乾燥から守り、しっかり定着すれば他の雑草は生えにくくなる。乾燥にも、寒さにも強い宿根草で、土にさせばすぐにつく。苗代が1円もいらない経済性も魅力である。 
 
 すでにこの4年間で、西可児駅周辺の200ヶ所以上の街路樹下や植栽ますに植わっている。駅前から、ミニストップ(コンビニ)のある長坂口、さらに長坂のメイン道路の街路下にもけっこう、マツバギクは植わっているので、この通りをマツバギク街道にするのが夢である。 
 
 これからの1ヶ月間ほどは特に雨の日の前日とかを中心に時間を見つけてはマツバギクの手入れをする。空いた時間しかできないので、たいがい夕飯前とかが多い。 
 
 本当はたくさんの人でやれればいいのだが、今度の西可児駅周辺を美しくする会は6月24日の予定だが、それでは遅い。 
 
 花を愛する人、自分たちの地域を美しくしたいと思う人が、散歩を楽しむように、子どもたちの安全手を添えるように、公共の土地である市道の街路樹下の手入れや、歩道の雑草取りなど自然にできるようになればいいのだが… 
 
 なぜか、市の土地は市が管理すべきものとして、お店の前が草ぼうぼうでも平気な商店も多い。花いっぱい運動の日とか、決められた日だけでなく、時間が空いたときにいつでも花の手入れやごみ拾いをしたい方、ぜひ一緒にやりましょう。ご連絡ください。(090-1821-4777山根一男)
 


  山根さん。お久しぶりです。
ご友人の大西隆博さんが失踪され、ニュースになっています。
ブログの更新はされているのですが、自殺をするかの様な内容を書いている部分があります。
携帯からの更新の可能性が高いと思いますので、警察へ届けて頂き、GPSから位置情報を特定すれば、無事に保護されるのではないでしょうか?
個人より、議員と言う立場の山根さんが動けば、警察も素早く動くのでは?と考えてコメントさせて頂きました。
山根さんと連絡が取れないので、こちらに書き込みをさせて頂きました。
失礼致します。
ゆう ..5/5 19:34(土)

  ゆうさん。大西さんへのご心配メールありがとうございます。私自身も心配している一人です。ご家族や、大西さんに近い方々とも連絡し合っています。
ただ、ここ半年以上お会いしてませんし、最近の状況はフェイスブックで知る程度です。大西さん自身が議員でもありますので、具体的な動きはご家族や、関係性のより近い方にお任せしたほうが良いと思っております。
山根 一男 ..5/6 3:43(日)

   そう言う問題ではありません。 
 私やゆうさんにとって、大西氏はむしろ敵なのですが、
それでも連休中は心配で、ミクシィの
アクセス状況など情報を注視しながら、励ましのメール、警察への情報提供等、可能な事はしていました。

 こんな時、本当に心配している人が“今日一日集中して”“ガーデニングざんまい”出来るのか、人間性を疑います。 山根さんは大西氏を政治の世界へ送った人物でも有り、現状に対し少なからず責任有る立場とは違うのですか?

 上の論理だと、可児の水害行方不明者に関しての、捜索意図が理解出来ないです。

 あなたは震災翌日も“ミュージカル+スマイリング写真”など日常的表現に終始した日記でした。 
演劇や庭いじり、やめろと言うのでは無いのですよ。 
しかし...表現が見つからない!! 
http://www.th21.jp/adiary/diary3.cgi?id=yamanet&action=view&year=2011&month=3&day=12

放っとけない岐阜市長選
http://www.th21.jp/adiary/diary3.cgi?id=yamanet&action=view&year=2009&month=12&day=30#12_30
大西岐阜市議の御無事をお祈り致します。
職員等 ..5/6 15:54(日)
>> 返信
 

 2012年5月4日(金)
 兼山に看板設置
 可児市の中では、飛び地となっている兼山地区に政治看板を設置した。町中を通っている旧道を可児市中心部に向かって進む左側にある。PTA会長をやっていた頃の市P(可児市PTA連合会)の仲間の家で快く引き受けてくれた。 
 
 正式には政治活動のために使用する事務所ということになり、後援団体『山根一男と可児をより良く変えてゆく市民のネットワーク』の事務所ということになる。 
 
 看板は市議の場合、市内12ヶ所に設置できる。そのうち半分6ヶ所が、政治家本人の事務所、残り6ケ所が後援団体の事務所ということになっている。すべて選挙管理委員会に登録しなければならない。 
 
 看板には選挙管理委員会より交付された番号が書かれたシールが貼ってあり、今だと平成24年4月から平成28年3月31日までを期限とする緑色のシールが貼っていなければならない。 
 
 私の看板は緑基調なので、シールは目立たなくなる。帷子地区以外に看板を設置するのは久しぶりだ。看板の設置はどうしても、住んでいる地域が中心になる。市議は建前上は、常に市内全域の視点に立って活動すべきだが、現実はどうしても、少なくとも半分は地元を中心の活動となる。 
 
 議員により、この比率はもっと高い議員もいると思う。住んでいる地域に軸足を置きながら、市全体を視野に入れて活動するのが理想だろう。 
 
 兼山地区から出ている議員は現在はいない。人口減のスピードも早く、飛び地ということもあり、市民サービスが行き届かない点もあろう。看板を掲げた限りは、これまで以上に兼山の持つ課題について目を向けていきたい。 
 
 歴史・伝統・文化…どれをとっても、兼山は可児市の中では最も早くから開けたところであり、今日の可児市の隆盛の基盤をつくった、いわば母であり父であると思う。合併から5年、これからも最大限の敬意をはらっていきたい。
 


  山根市議の看板が兼山地区に立って嬉しい。
板津市議と沢野市議があるだけで、民主党系がポスター2枚だけなので少しは、可児市の中に入れてもらった感じがする。
ありがとうございます。
民主応援団 ..5/14 11:54(月)
>> 返信
 

 2012年5月5日(土)
 『鎮魂の祈り実行委員会』立ち上げ
 今年の7月15日で、あの7.15可児豪雨災害から丸2年となる。未だに、その時市道50号線を通行中に、アンダーパスに流れ込んだ濁流に呑まれ、可児川に流された3人のうち2人は行方不明のままである。(1人は死亡) 
 
 今月の20日にも第31回目となる、市民による捜索活動をする予定だが、時間の経過とともに捜しだすことは困難を極めつつある。 
 
 市は、この災害を記憶にとどめ、犠牲になられた方の慰霊の気持ちを込めて7月15日に、3人が流された現場に近い、虹ヶ丘橋たもとに、自然と人との共生モニュメント「丘」を建立する。 
 
 このために、現在、可児市議会議長を代表とする建立実行委員会を中心にモニュメント建立費用約1000万〜1200万円の寄付金集めを実施している。 
 
 このモニュメント建立については、昨年7月17日に実施した可児川豪雨災害行方不明者のご家族を応援する会主催の『惜別と感謝の集い』の席上、奥さんが行方不明の細田さんが市長に切々と訴えたことがひとつの起点になっており有難いことである。 
 
 もう一方で、被災現場に近い土田、春里、帷子地区を中心になんとか犠牲者の魂を鎮めたいという思いを持つ方々がいる。これは、現場近くの方にとどまらず、特に可児市民の中には気持ちが穏やかにならない方も多いのではないかと推測する。 
 
 つまり、現場のアンダーパスを知る人は、あの時、自分や家族がそこを通っていれば間違いなく、同じように犠牲になったと思うからである。だから、亡くなった方や増して、行方不明の方に対する申し訳ない気持ちは、今でも多くの方が持っていると確信する。 
 
  そこで、市が中心になって進めている『共生モニュメント』建立とは別の動きとして、多くの市民が参加を実感できる方法として、7月15日の午後7時15分に、715個の灯篭を被災現場の少し上流にある『鬼ヶ島』付近から可児川に流し、魂を鎮めたいとする計画がある。 
 
 今日、その準備段階の集まりがあり、有志10名ほどが集まった。すでに50名以上の方にこの計画は伝えられており、さらに拡大した動きとなる。私はこの計画の事務局長となった。 
 
 いくつ事務局長をやっているのか、すぐに数えられないくらいだが、この7.15豪雨災害についてのこととあれば、これまで1年10ヶ月携わってきた自分が出る幕だと勝手に納得した。 
 
 ただ、灯篭はタダではない。1個400円以上する。これを715個用意するということは、715人の方に買ってもらい、鎮魂のことばを書いてもらい回収する必要がある。 
 
 ちらしなどでの告知や、灯篭をうまく流し、回収もするための仕組み、川面に降りてゆくための設備など、さまざまな経費もかかるので、灯篭を500円で買ってもらい、さまざまなメッセージを書き込んでもらっものを回収する方法も考えなければならない。 
 
 7月15日(日)の当日ボランティアも相当数必要であるし、灯篭を広めてもらう実行委員も最低でも40名、できることなら100名くらいいてほしい。 
 
 7月15日といえば、あと2か月ほどしかない。かなり急ピッチでいろいろなことを進めなければならない。このブログをお読みの方からも有志の方がいらっしゃるとありがたい。 
 
 次回は、5月13日(日)午後7時より、可児市文化創造センター(アーラ)2階和室にて、『鎮魂の祈り拡大実行委員会』を行う予定なので、そこに来ていただけると有難い。 
 
 ちなみに明日、5月6日(月:休日)は、19時から21時頃まで、7.15可児川豪雨災害行方不明者のご家族を応援する会の会合が予定されている。捜索関心ある方はこちらの方も参加自由である。
 


  友人であり法人で共に活動していた人が遺書残して失踪中に
「一日中集中して庭いじり」出来る神経の人の鎮魂の祈りとはどんな内容だろうか。 
豪雨災害行方不明者のご家族を応援も良いが、本気なのか疑われて仕方無い。
萎縮しない人 ..5/8 20:16(火)

  元気にブログ書いてるから問題ありません。
あの人は ..5/8 22:58(火)

   ほんとだ、無責任な痛市議ばっかしだ...何のための高額年収か 税金でパホーマーやめて欲しい
萎縮しない人 ..5/10 18:34(木)

  このブログで目にしたのか忘れたけどパフォーマンス の本来の第一の意味は実施するとか遂行の意味ですね。サッカーでゴールを決めた選手などに解説者が「素晴らしいパフォーマンスみせてくれましたね。」とかね。演技と言う意味もあり、そういう意味でパホーマンス!?と批判したいのだろうけど 後者の意味でのパフォーマンスでもやらないよりやることの意義があればそれでいいの。
ただ山根さん715個の灯籠は語呂合わせなだけな感じもします。本来ならば亡くなられた方と行方不明のお二人 3つの御霊を弔う意味なら灯籠は3つ流せば いいのではと個人的には思います。
a to z ..5/13 5:07(日)

  カタカナ言葉は、似た問題多いですが誰でも理解したと思います。
スタンドプレイの方が良いのかな? 水害で流された方より、大西議員の方が半年前などかなり最近会っているし、ネットや法人などで、より近い関係者だと思うから山根氏の行動は矛盾している。それ以前に失踪報道直後の日に不謹慎だろう。 ふつうこんな無礼な日記だれも書かないし、そもそも庭いじりなど報告してどうすんの?
萎縮しない人 ..5/13 14:09(日)
>> 返信
 

 2012年5月8日(火)
 首相と握手
 民主党の地方自治体議員フォーラム総会と全国研修会が東京のホテルニューオータニであった。岐阜県からは10名ほどだが、全国から600人近い地方議員が集まった。党員ではない議員も対象になっていた。 
 
 輿石 東民主党幹事長らのあいさつの後、二つのシンクタンクの方から講演があり、かなりインパクトのあるものだった。お一人目が、小宮山 宏氏(三菱総合研究所・東京大学前総長)お二人目が、藻谷 浩介(日本総合研究所調査部主任研究員) 
 
 特に藻谷氏の話し方は百戦錬磨の地方議員たちもあっけにとられるような名調子で、事実に基づいて現代社会や経済情勢などを、マスコミなどとは別の視点から分かりやすく、また興味深く話してくださった。 
 
 藻谷氏は『デフレの正体』という2010年に角川書店から出版され、45万部売れた本の著者でもある。テーマは「人口減少社会におけるまちづくり戦略」である。 
 
 不況だ不景気だといいながらも、日本経済は順調に伸びており、ただ国内の消費に関して団塊世代の方たちの高齢化とともに、鈍化しておりこの流れは止められない。高齢者世代はお金は持っていても、貯め込む志向が強くお金が回っていかないのが現在の状況であり、今後も変わらないという。 
 
 日本経済は、従来の経済理論では説明がつかない動きをしており、政策にはより現実に即した実効性のあるものに変えてゆく必要があると感じた。やはり最大の懸案は、少子化であり子育て環境に投資することは必要不可欠であると思う。 
 

 夕方からは懇親会があり、各議員同士の交流が行われた。衆議院では今日から論戦が始まったというのに、野田佳彦首相が来られて各テーブルを回られた。メディアも沢山来ていた。 
 
 一国の総理と、このように面談できるというのは、たいへん恵まれている。民主党はあまりにも多くの問題に直面しているが、国家の20年先30年先を見据えた戦略を立てようとしている。 
 
 単純に考えて消費税の税率アップなどを掲げて、次の選挙が有利になるはずはないのに、それを決めようとしていることがすごい。断っておくが、消費税を上げることは決めておくが、それを断行するかしないかは次の政権が決めることだ。 
 
 数の力でそれを葬り去ることはできる。しかし、それをやった瞬間、日本はギリシャの二の舞になる。税収よりも借金のほうが多い予算を組みながら、わずか5%の税率を10%にもできない国家は信用を無くす。税金が上がることは誰だっていやだが、だからといって子や孫の世代にツケを回し続けることは義に反する。 
 
 国債は大暴落し、国家経済は破綻に向かう。これは私の勝手な想像だが、税と社会保障の一体改革ができなければ、そういうシナリオが予想されるので、自らの政権を賭してでも国家のために増税路線を貫いているのだと、私は理解している。 
 
 もちろん、その前に身を削る努力をするのが筋であるが、これは野党が邪魔してなかなか進まない。どこが政権を担おうがこれは変わらない。国の政治システム自体が、経済よりも先に破綻しているのかもしれない。八方塞がりなのが現状だ。 
 

 いずれにしても国家のことは、国民のひとりとして進言してゆく必要があるが、一番の近道は代議士に伝えることだ。文字通り代議士(衆議院議員)は私たちの代わりに国の政治を司る。 
←樽床伸二幹事長代行とツーショット 
 
たるとこ伸二衆議院議員HP↓ 
http://www.tarutoko.jp/profile/ 
 
 現在、今井雅人衆議院議員に、きわめて近い位置にあることに感謝したい。私にできることは、さらに多くの方が代議士との接点を持てるような環境をつくること、そして私自身は、今自分に与えられた環境の中で最大限の働きをして、地方から国の形を変えてゆくことだ。
 

>> 返信
 

 2012年5月9日(水)
 六本木で可児市出身のジャズプレイヤーと会う
 民主党の全国研修会は今日もあるのだが、今日は13時から可児市議会議会基本条例特別委員会の予定が入ったために、朝一で可児に帰った。 
 
 今日はFacebookのともだちでもある、逢坂誠二民主党総括副幹事長の地域主権改革に関する話と、前原誠司政調会長の「民主党の成果と課題」という講義があったのだが、残念ながら次の機会とした。 
 
 昨日の晩のことだが、赤坂に泊まるのにホテルで大人しくしているのももったいない。同室の瑞浪市議の方が、7月8日(日)に瑞浪市総合文化センターで、日野皓正・土岐英史のジャズライブを企画しており、その打ち合わせも兼ねて、六本木のジャズハウスに行くというので、ついて行った。 
 

 4400円というチャージ料は、地方感覚としてはちょっと痛いが六本木でジャズライブを聴くなんてことは、めったにないことだ。そこで、纐纈雅代というサックスプレイヤーを紹介され、演奏も聴かせてもらった。 
 
 4月7日に可児市文化創造センターで聴いた、土岐市出身のサックスプレーヤー纐纈歩美さんと親戚かと思ったが、そうではないらしい。ただ、出身は可児市川合で、現在も実家があると聞いて嬉しくなった。 
 
纐纈雅代さんブログ↓ 
http://ameblo.jp/masayo-koketsu/ 
 
 すでに東京で10年くらい演奏活動をされているというが、先日の粟田麻利子さんといい、可児市出身のジャズ演奏者と立て続けに知り合いになれた。粟田麻利子さんは、今度6月24日にアーラ(可児市文化創造センター)であるカニフェス出演して可児市デビューを果たせることになったし、ぜひ纐纈雅代さんにも可児で演奏してほしい。 
 
 できれば、ジャズ界の大御所ドラマー、可児市桜ケ丘在住の森山威男さんと粟田麻利子さん、纐纈雅代さんの協演なんかできないかな…などと想像がふくらむ。 
 
 がんばっている人なら誰でも応援したくなるが、それが可児市出身で全国レベルで頑張っている方ならなおさらである。そういった方が活躍することが、可児市民にとっても勇気と元気を与えることになる。 
 
 ジャズのコンサートは企画したことはないが、どなたか一緒にやれる方があれば、近い将来やってみたい。どなたかいませんか?
 

>> 返信
 

 2012年5月12日(土)
 粟田麻利子ライブ in ぱれっと
 念願の粟田麻利子さんのライブを聴くことができた。午後8時から、多治見市小泉のら・ぱれっとである。ここに来たのは数年ぶりだ、以前、映画ガイアシンフォニーのチケットを預かってもらったことがあった。 
 
 粟田麻利子さんの歌は、予想通り透明感があって、とてもとてもきれいな声だ。情感もあり、笑顔も素敵だ。今年、1月のCDデビューだというのに、もう二枚目のCDも出ていて、思わず2枚とも買ってしまった。 
 
 粟田麻利子さんは、単にジャズボーカリストというだけでなく、作曲もこなすし、童謡など小さい子ども向けにも歌ってみたいという。阪大卒という才女でもある。 
 
 きっと、彼女は全国で通用する逸材だと、勝手に決めた。ついに、可児市出身、可児市在住のアーティストが全国レベルで活躍する日が来るのである。 
 
 声の質としては、私と同年配の方には通じるかと思うが…本田路津子、八神純子、太田裕美、あべ静江、オリビア・ニュートンジョンといったところか… 
 
粟田麻利子HP↓ 
http://marikoawada.com/index.html 
 
 私の好みが知れてしまったが、比較的高くて爽やかな声である。こんな素敵なシンガーが今年デビューしたというのに、お膝元の可児市でほとんど知られていないというのは、残念だ。 
 
 でも、なんとか6月24日(日)11:00〜16:00に可児市文化創造センター(アーラ)であるカニフェス2への出演が決まり、その関係でケーブルTV可児への出演も決まった。ぜひ、聴きに来てほしい。 
 
 また、6月30日(土)19時から多治見市笠原中央公民館アザレアホールにて、粟田麻利子バンド(砂掛康浩G・日影修B・渡辺ショータP・則武涼Drs)ジャズコンサートがある。600人くらい入るホールで全席自由で1000円である。(多治見市笠原中央公民館0572-43-5155)
 

>> 返信
 

 2012年5月15日(火)
 かなり多忙な毎日
 なかなかブログを書く時間がとれない日々が続いている。日々の会議や打ち合わせもさることながら、その会議や催しものを主催する側に立つことが多いので、そのための書類作成等の準備作業などがたまってくる。 
 
 今日は、午前9時から議会基本条例特別委員会のメンバーを中心とした、条文の解説文や要項づくりに取り組んだ。私の他、川合敏己議員、天羽良明議員、出口忠雄議員、伊藤壽議員である。 
 
 この5人で、今年9月に制定を目指す、可児市議会基本条例の中でも、かなりボリュームのある第4章「市民と議会の関係」、第5章「市長等と議会の関係」の文書をつくるのである。 
 
 それも、文章をつくるだけでなく、そのことを実際に行うにはどうするかというルール作り(マニュアル的なもの)も同時進行で、5月中にはまとめなければならない。 
 
 午前中2時間くらいで終わるかと思ったら、お昼過ぎまでかかった。昨日は昨日で、総務企画委員会の傍聴、議会運営委員会で7時間近く費やした。5月26日と6月2日に行う、第2回議会報告会の準備が佳境に入ってきたのだ。 
 
 このブログに書いていることは、一日の中からほんの一場面を切り取っているに過ぎない。いつもいつもコンサート行ったり、ガーデニングしたり講演会めぐりをしているわけではない。日常的な動きというのは、たぶん書いても読み手にとっては面白味がないことが多いと思う。 
 
 議員の場合、仕事とプライベートの境がない。24時間何か事が起きれば対処しなければならないし、土日のほうが忙しいことが多い。報酬も労働対価としてもらっているのではない。 
 
 議会基本条例には、市民の意見を聞くことはもちろん、自己の資質を高めることまで規定されてくるので、市民との接点がある場合はもちろん、知識を広げ研鑽を積むことも大事な要素となる。 
 
 忙しいのは普通の勤め人も同じかもしれないが、議員の忙しさはひとつひとつが脈絡のない忙しさである。Aが終わったらB、Bが終わったらCと移るのだが、それぞれが違う世界であったりする。 
 
 特に私の場合は市民活動的なことに数多く足を突っ込んでいる。かなり削ってきたつもりだが、所属する会の数は把握できないくらい多い。結果、なかなか落ち着いて物事を考えるという時間が取れない。 
 
 明日と明後日、三会派合同の研修で東京に行く。新幹線の中か、泊まるホテルを沈思熟考の場にしたいのだが、どうなるか… しかし、そうしないと18日の務めが果たせない。 
 


  言い訳ですか?パホーマンスの・・・
おやおや ..5/16 8:40(水)

  ブログですからね。公人としての山根さんと私人としての山根さんの日記なわけでガーデニングざんまいとあるのは1日の中の一部なのですよ…

それを不謹慎ととらえて批判するのは如何なものか…大西さんの安否はどうやら確認されたようだしいちいちパフォーマンスのと言うなら実際に捜索に参加してみてそれからパフォーマンスだと批判すればいいと思いますが おそらく参加しないだろうけど 。
パホーマンスよりもパフォーマンス ローマ字の
変換はhu lo (lは小さいのlittle の意味)外来語表記は正確なことは無理だけどさ パフォーマンスなら単語としてすぐでるから認知されてるんだろうけどパホーマンスなどと入力かえってめんどくさ わざと使っているのか知らないが 。
a to z ..5/16 17:25(水)

  基本、おっさんの日常など見たくも知りたくも無いですよ誰も。

 議員として市民に対しどんな有利有益な“結果”が導き出せたかが重要であり、過程の報告はしない議員よりは良いと思いますけど
もう少し工夫が欲しいと思います。

日常や過程ばかり目立つから、パフォーマンスと揶揄されるのだと思われます。
職員等 ..5/16 19:11(水)

  大西先生の無事が確認出来て安心しました。
安否を心配しておりましたので…。
大西先生のブログで、何となく事情は理解出来たのですが…。
まずは元気な姿を見せるのが、選んで頂いた市民への誠意だと私は思います。
議会を欠席せずに、堂々と出て来て欲しいですね。
ゆう ..5/16 21:54(水)

  このブログは山根さんの日記です。

ある時は公人として、またある時は私人として、山根さんというひとりの人間が、自分の目に映る日常の断片について、その時々の意見や感想を述べたものに過ぎません。

山根さんの世の中を見る観察眼は、吉田兼好の随筆『徒然草』に通じるところもあり、私はこのブログが「徒然日記」と称されるていることに親しみを感じながら拝読しております。

ジムノペディ ..5/16 22:07(水)

  楽天 サンダル
ビルケン サンダル [URL] ..9/20 20:30(金)
>> 返信
 

 2012年5月16日(水)
 深川めし
 すでに17日の日記を書いてしまったが、16日夜のことをお伝えしたい。東京に研修に行って、夜まで無駄にせずに可児市をいかに活性化させるかを探求する議員の姿をお伝えしたい… 
 
 日本五大名飯については、過去にこのブログでも紹介したかと思う。昭和14年、当時の宮内省(現・宮内庁)が実施した全国郷土料理調査において選定された、我が国を代表する「米飯料理」である。 
 
 その選定基準や経緯については、宮内庁でさえも資料がないという。私が想像するに、これは今でいうB級グルメのように、決して高級ではないが、庶民に親しまれ味や栄養の点でも好ましい五つの「ご飯」を選んだのだと思う。 
 
 その中に、わが可児市が発祥の地とされる(可児市観光協会会長弁)『さよりめし』が入っている。実際はさよりではなく秋刀魚を使った炊き込みご飯なのだが、その昔、海の幸が乏しかった岐阜県では、秋刀魚をさよりと間違えて命名されたというエピソードが残っている。 
 
 さて、その五大名飯とは、「さよりめし」の他、大阪の「かやくめし」、島根県津和野の「うづめめし」、創業から250年を数える埼玉県の老舗割烹旅館「二葉」の秘伝料理「忠七めし」、そして本日食した江戸深川の「深川めし」だ。 
 
 この中で、一番ポピュラーなのが「深川めし」だそうだ。帰りの新幹線の駅のホームで売っていた駅弁の中にも「深川めし」(850円)があった。 
 
 今回の東京研修(5月17日ブログ参照)は、三会派合同6人で行動を共にしたのだが、その中に可児市議会最長老、77歳の林則夫議員が参加されていた。林議員は可児市観光協会の会長でもある。 
 

 この林議員から幹事である私にリクエストをもらっていた。「山根君、東京で泊まるなら深川めしを食べに行こう」ということであった。それで、ネットを駆使して店を探した。 
 
 ホテルのある秋葉原からは4qくらい門前仲町にある『深川宿』を選んだ。もう一つ老舗と思われる店があったが、そちらは夕方で閉店するため無理だった。深川宿を選んだのは、富岡八幡宮の境内にあるという点だった。 
 
 しかし、これが当たりだった。この店の若い女将のお父さんが、「深川めし」を現在のように普及させた方だった。ちなみに、この深川宿は我が国唯一の深川めし専門店だった。 
 
『深川宿』(ふかがわじゅく)HP↓ 
http://www.fukagawajuku-hachiman.com/index.html 
 
 日東寺麻紀さんという「深川宿」の女将さんは、とても話好きで深川めしのことなどいろいろなことを教えてくれた。中には五大名飯を全部食べ歩きしたいと言ってくる客もあるそうだ。 
 
 「深川めし」はその昔江戸時代から、あさりの産地だった東京都江東区深川界隈の漁師さんらの常用食だったとのことで、食感のあるあさりがふんだんにのっている。ぶっつかけ飯風のと、炊き込みご飯風のと二通りある。 
 
 あさりが採れなくなってからは、深川めしは衰退していたが、前述のようにこの日東寺麻紀さんのお父様が復興し、いまでは相当数の店で扱うようになっている。 
 
 例えば、このお店に可児市の「さよりめし」の案内ちらしを置かせてもらったらどうだろう。「日本五大名飯」を全部食べてみたいというひまな方(失礼)がきっといると思う。 
 
 ただ、可児市内において「さよりめし」を恒常的なメニューにしているお店がない。私自身もさよりめしは1回しか食べたことがない。 
 
雨後のたけのこのように出てくるB級グルメもいいが、可児市には皇室御用達(?)の「さよりめし」があるのだから、これを全国に発信してまちおこしに活かすことを考えたいものだ。とりあえず…「深川めし」との連携はできた。ちなみに食事代はもちろんすべて自腹である。
 

>> 返信
 

 2012年5月17日(木)
 地方自治経営学会研究大会
 昨日今日と、タイトル名の研究大会が、東京お茶の水の明治大学アカデミーコモン棟であった。昨日のスタートは午前9時30分だったため、西可児発6時01分の名鉄線に乗って行った。 
 
 テーマが『明日の日本、明日の地方自治、その課題と方向』というもので、全国から650名ほどの大学研究者、議員、自治体職員などが参加していた。この中に、可児市議会からは、議員の過半数11名が参加した。 
 

明治大学は、23階建ての高層ビルであった。昼食は17階のスカイラウンジにある学食で摂った。まるでオフィスビルで、大学に対するイメージが変わってしまいそうだ。 
 
 可児市議会は、今年9月の予定で『議会基本条例』を制定しようとしており、この大会のプログラムの中に「地方議会の改革徹底討論」という演題があり、議会改革先進市議会としてお隣の犬山市議会議長の山田拓郎氏もパネラーの一人として入っていた。 
 
 一緒に行動したのは珍しく3会派6人合同で、中でも一番東京に詳しいということで、私が幹事を務めた。メンバーは林則夫議員、亀谷光議員、中村悟議員、出口忠雄議員、伊藤英生議員と私である。 
 

 いろいろな研修に行くが、今回の研究大会はかなり盛り沢山で2日目も17時20分までみっちりあった。この学会の会長は元総務大臣で、現在慶応義塾大学教授の片山善博氏だ。 
 
 片山さんの話は、とても分かりやすく時宜を得ていてたいへん参考になった。その他、政策研究大学院大学教授飯尾潤教授や、法政大学の広瀬克哉教授、白鴎大学の福岡政行教授、増田寛也前岩手県知事、山田昌弘中央大学教授などかなり豪華な顔ぶれである。 
 
 その他に、新聞社の論説主任や自治省の現職官僚、地方議員など多彩な講師陣で変化に富んだ講義内容であった。ただ、全体的に現在の我が国の状況を悲観的に捉える論調が続き、ならどうしたらよいかという議論は少なかった。 
 
 多くの方が、大阪都構想などに触れられており、社会保障と税の一体改革などへの言及もあった。福岡政行氏の講演では、日本の余命3年というショッキングな内容もあった。 
 
 これからの3年間で、昭和22〜24年生まれの団塊の世代が、65歳以上となり年金受給者となるその数660万人、対してこの3年間に生まれてくる子どもは330万人とほぼ半数に留まる。 
 
 政局も流動的だし、確かにこれからの3年間の間には、日本は劇的な変化を遂げる可能性がある。残念なことは、その変化というのは、良い変化ではないということだ。 
 
 しかし、悲観的になってもしかたない。地方議員として今やるべきことをしっかりやるしかない。まずは、議会改革だ。とりあえず、明日の議会運営委員会の資料を整理しなければならないので、今日はこれくらいで…
 


  研修の成果を目に見える成果にして下さい。
期待しています。
一市民 ..5/18 0:22(金)

  研究、勉強、会議だけして成果(結果)が、どうなろうとも個別に責任追及されること無く、
常に満額給料もらえるので
地方議員は問題視されていますね。 神経は麻痺してますよたぶん。
  ..5/18 19:11(金)

  一市民さん、…さんご投稿ありがとうございます。関心を寄せていただき幸いです。
 この日の研修の成果は、さっそくですが5月26日(土)可児市福祉センター。6月2日(土)帷子公民館、共に14時から16時頃まで開催する『可児市議会第二回議会報告会』で一部披露できるかと思います。
 特に、5月26日は、私が司会進行を務めます。報告会とありますが、実は意見交換会の部分のほうが時間をとってあります。
 ぜひ、お顔の見えるところでも質していただけると力になります。参加要件はありません。市外の方でもどなたでも参加できます。詳しくは可児市議会HPにて 
山根 一男 ..5/19 3:39(土)
>> 返信
 

 2012年5月19日(土)
 6月17日にセクハラ防止シンポ【告知】
 6月15日(金)午後1時10分に、3年越しで争われてきた『可児市セクハラ裁判』の判決が出る。この事件については、私は当初から被害者の側に立ち、被害者を支援を目的とする可児市セクハラ被害者を支援する会という会のメンバーでもある。 
 
 裁判なので、どのような結果になるかは分からないが、大切なことは勝ち負けよりも世の中からセクハラ被害で泣き寝入りをする女性(女性とは限らないが…)を無くすことであり、少なくとも可児市役所でそのようなことが決して起きないようにすることである。 
 
 そこで、勝っても負けても6月17日(日)午後1時30分より、約2時間強、なんと事件の舞台となった春里公民館で『可児市セクハラ被害者を支援する会』主催でシンポジウムを行うことになった。 
 
 テーマは『2時間でわかるセクハラ対策法』である。ときあたかも6月23日から29日まで、可児市男女共同参画推進週間となっており、それとも連動さた民間イベントとなる。 
 
 セクハラ裁判原告、つまり被害者の女性や、弁護士の林真由美氏、セクハラに詳しい広島大学准教授の北仲千里氏、そして私もパネラーとして参加予定である。 
 
 判決がどう出るかにもよるが、そこそこマスコミの関心も呼びそうである。原告女性は、おしりを二度さわったとする直接の被告と、その後の対応などを誤ったあげく、証拠隠滅のための文書改ざん疑惑まで持たれている可児市に対し、総額500万円強の賠償金を請求している。 
 
 民事訴訟なので、賠償金請求は当然だが、原告の意図はお金ではない。女性の名誉のためにたたかっている。宴席でおしりをさわられたくらいで訴訟に至るケースはほとんどない。 
 
 でも、私も「さわられたくらい〜」と書いてしまったが、そもそも、それをくらい…としてしまうこと自体が女性の尊厳への軽視なのである。このことは男性はもちろん、女性の側にも色濃くある。 
 
 また、事業者は従業員をセクハラの被害から守る義務があるし、そもそもセクハラが起きないような環境、もし起きたとしても迅速に対処して解決してゆく体制を整える義務があるが、それを怠ると裁判で訴えられるという事例が今回である。しかも、原告女性は可児市職員であり、自分が勤務する職場を在勤のまま訴えている点もすごいことだ。 
 
 ともあれ、ある意味6月15日の岐阜地裁御嵩支部での判決は歴史的な判決となる可能性があり、その真相と心からのセクハラ防止を説く、この6月17日(日)13時30分からのシンポジウムは注目に値する!
 


  今日、友達6名(50代女性)とランチをした場で、昨日たまたまこのブログを目にしていた私は、友達がこの裁判のことをどんな風に思うのかなと、話題にしてみました。

みんな真剣に思いを語ってくれました。わたしの投げかけで真剣になってくれた友達に感謝しながら、私も語りました。
これだけ真剣に思いがどんどん出るということは、やはり私達女性にとってセクハラは他人事ではないんだなと思いました。

以下、ランチ仲間の思いを載せさせていただきます。
・大抵の女性はこうしたことがあると、泣き寝入りして、悲しい思いを封じ込めて辛い時期を過ごすよね。
・我慢して、誰にも言えずに、辛い思いを抱えて、不信感となって心に傷を残すよね。
・在勤のまま訴えるって本当はとても辛いだろうに、かなりの勇気を振り絞って臨まれたんでしょうね。
・男性から女性へのセクハラって、人として女性が見くびられてるって感ずるよね。男性のほうが立場が上とか、馬鹿にされたとか、侮辱されたとか、ほんとに悲しい思いになる。
・この女性が、勇気を出して行動を起こして下さったことで、セクハラについて深く考えたり、女性の立場で男性をみるとか、男性の立場で女性を見るとか、互いが相手の立場に立って思いやるきっかにもなると思う。
・やはり、男女を問わず安心して生活できる環境って大事。
・女性が、明るく安心して生活できるのは、男性の理解が必要。
。この裁判は、そういった意味で、これからの男女が、安心して生きていくきっかけになる大事な裁判だと思う。

以上、50代女性ランチ仲間の思いです。
こうした勇気ある裁判によって、明るく思いやりのある世の中(人)へと向上していくことを、心から願います。私も向上できるように努めたいと思います。
虹色の街 ..5/22 17:29(火)

  虹色の街さん 投稿ありがとうございます。とても素敵なペンネームですね。
このように、セクハラ事件のことを仲間内で話題にしていただき感謝です。きっと、原告の女性の方もとても喜ばれると思います。
 彼女が、ほとんどの場合、うやむやに終わってゆく宴席でのセクハラ被害を、裁判にまで持ってきたのは、まさに、皆さんのような普通の会話の中で問題視してほしかったからだと思います。
 まだまだ、日本では女性の尊厳は守られてはいないと感じます。社会全体の価値観というのはそう簡単には変えられないとは思いますが、虹色の街さんが身近な友だちに投げかけていただいたことは、ほんの少しではありますが社会をより良く変えてゆく力になります。ありがとうございました。
山根 一男 ..5/23 1:40(水)
>> 返信
 

 2012年5月20日(日)
 ジェットコースターな一日
 この時期の日曜日はいろいろ重なるが、今日がピークかもしれない。いろいろな行事や役割が重なるとき、基本的には先約が優先するが、議員という職業柄もありそうもいかない場合がある。 
 
 予定が完全に重なってしまえば、どちらかを優先するか二つに一つを選ばざるを得ないが、微妙に時間がずれている場合、なんとかちょっとずつでも顔を出したくなる。 
 
 今日は、四つの行事を少しずらしながらこなした。完全に重なって参加をあきらめた行事もいくつかあった。しかし、四つ目の行事で審査に落選し、すっかり落胆するはめに陥った。 
 
 まず、午前9時15分から地元、帷子公民館まつりの開会式に15分だけ参加した。帷子地区には7名もの市議と1名の県議がいて、開会式では紹介もされるのでこれを欠席するには勇気がいる。 
 
 来賓としての参加であり、皆さんスーツ姿での参加がふつうだが、私は次の予定が7.15行方不明者捜索活動なので、かなりラフな姿での参列となった。開会式の15分が終わると同時に、脱兎のごとくその場を失礼した。 
 
 9時30分が、第31回目の7.15可児川豪雨災害行方不明者の捜索活動の集合時間だ。私はその事務局で、いわばお世話係りなので、始まる時間にはいつも朝礼のようなミーティングの司会をする役割がある。 
 
 7分ほど遅刻したが皆さん歓談をしながら待っていてくださった。予め少し遅れることは伝えてあった。本日の捜索予定や、今後のことなどをお伝えした後、メンバーが捜索地点である可児川・木曽川合流地点右岸に向かったのを見届けた後、春里公民館へ向かった。 
 
 私が、一応顧問という肩書をいただいているNPO法人「自立を支援する会そら」の平成24年度定時総会に参加した。設立当初から関わっている。就労期を迎えた、発達障がいを持つ親たちを中心に結成され、現在は「そらの手工房」という作業所を運営している。 
 
この会議中に、捜索現場からは草が生い茂っていて作業がはかどらないという電話が入り、急きょ草刈機や鎌、そしてお昼の差し入れなどを持って再び、捜索現場に赴き、いっしょに食事した後、今度は下恵土にある可児市総合会館分室へ向かった。(写真:捜索現場近くにマムシの死がいが…) 
 
 13時から、平成24年度可児市まちづくり活動助成事業の企画発表会だった。これは発表会というが、プレゼン審査会で、ここでの審査により助成金(最大20万円)がつくかどうかが審査される。 
 
私は『かたびら掲示ボード設置運営事業』を市民6人のグループで提案しており、その説明をしなければならない当事者だった。しかも、同じ提案を昨年して見事落選している。 
 
 これは、帷子地区の中心である西可児駅と、商業施設パレマルシェの間あたりに、誰もが情報を受発信できる掲示板を設置しようというものだ、周辺の地図や名所・旧跡への距離なども表示し、利便性と住民交流の基点となる掲示板の提案だった。 
 
 ところがまたも落選となった。7団体からの提案に対して7人も審査員がいて、そこの判断だから文句を言うのは筋違いかもしれないが、2年連続での落選とはあまりにもショックが大きい。 
 
 正式な落選理由は聞いていないが、よほど審査員の意に沿わない提案なのかと嘆息する。まちづくり助成は、まちづくりに意欲を燃やす市民5人以上のグループが提案し、審査に通れば助成金を得てそれを実行できる。 
 
 今回は相当時間をかけて練ってきた。掲示板はいつできるんだ…という声にも背中を押されて提案した。ただでさえ今年は7団体しか提案がない中、まちづくりの意欲を削ぎ落とすような結果には落胆を通り越して怒りを覚える。再び捜索現場に戻らなくてはならないため、今日は落選理由を聞く時間もなかった。明日、聞いてみようと思う。
 


  助成事業の企画発表会には私も帷子花火開催についての発表に参加していました。PPT担当で。
発表者には予め原稿を渡し、リハーサルも何度か行っていたのですが、本番ではてんぱってしまったのか端折られた箇所も多々ありヒヤヒヤしました。
結果につきましては、彼の熱意が十分に伝わったおかげか、満額の助成金を頂く事ができました。

審議結果発表では各代表の方々に全員に同様の封筒が手渡されていましたので全団体が承認されたのだと思っていたのですがそうではなかったのですね。

ボランティアを含めると百人以上の規模で運営する活動と、学生の飲み会レベルの活動とで助成金額が同じというのはあまりに合理性に欠けると感じていましたので、全申請団体が承認されたわけではないと知って少しほっとしました。

いや、山根さんの件は残念でしたが・・・
レオン ..5/21 17:13(月)

  『かたびら掲示ボード設置運営事業』と「学生の飲み会レベルの活動」とがもしも同じ理由で落選しているのであれば、審査員の見識が問われる。

当選した事業(内容)と、当選した理由
落選した事業(内容)と、落選した理由

これらを審査員によって公表していただきたい。
審査が公正に行われているか、市民も考える
必要がある。
ジムノペディ ..5/21 21:09(月)

  「ジェットコースターな一日」題名が楽しくて目に留まり、拝読させていただきました。ジェットコースターに乗ってるがごとくのハードな一日だったんですね。

月日が流れている今、可児川豪雨災害行方不明者の捜索活動が行われていることを初めて知りました。危険なこともありそうな中、こうして懸命に「命」を大切にしてくださる方がいらっしゃるかと思うと、安心して生きていける気持ちになりました。
山根さん、関係者の皆様に「ありがとうございます」とお伝えしたい気持ちです。

『かたびら掲示ボード設置運営事業』の落選は、とても残念だと思って読みました。良い企画だと思うのに・・。明るく楽しく優しいまちづくりへの、意欲、真心は足跡として残ったと思いますので、是非これからも頑張ってください!
虹色の街 ..5/22 6:49(火)

   レオンさん、会場にいらっしゃったのですね。自分の発表で頭がいっぱいだったのか気付かなくてすみません。帷子花火ぜひ、成功させましょう。
 ジムノペディさん、ご指摘通り一度審査結果について公開請求をするつもりです。
 虹色の街さん、連投ありがとうございます。とても心が温まります。ことばというのは、人を生かすことも殺すこともできるのですね。同じ発するなら、私も人を生かす言葉を発し続けたいと思います。
山根 一男 ..5/23 1:53(水)

   私も山根さんから様々な お言葉をいただきました。
いきなり『あなたは、コミュニケーション障害だ』とか
『スーパーネガティブだ』などと言った
心が温まるお言葉、誠にありがとうございます。
現在私の闘争人生に生かされています。 

否定されたら怒るだけでは犬と同じですから純粋な嫌味では無いです。 状況によっては事実をずばり発する事も大切と思います。
職員等 ..5/23 15:09(水)

  職員等さん はじめまして。

なんだか分かりませんが、職員等さんの思いを読んで、悲しくなってしまって。。

人は、その時々の状況によっていろんな思いを抱いて生きていて、、わたしもこれまでに到らぬ思いや言葉を発したことがありまして、それを思い出してしまったのかもしれません。

わたしは、過去も大事ですが、わたしの周りが幸せに満ちていくには、未来を描いてしかも明るく優しい未来を描いて向上していきたいと思っています。互いが思いやりの心で安心して生活できる街、未来を。
その到達度は限りがなく、どこまで行っても課題があるとも思いますが。

そのために、職員等さん、
わたし、どう言ったらいいのか分かりませんが、まずは、心 をわたしも職員等さんも大事に。。
虹色の街 ..5/24 6:26(木)

  虹色の街さん コメントありがとうございます。
 ここに書き込みしておられる方のほとんどは良識のある方ばかりです。 
しかし、政治、世の中と言うものには、
実態と言う裏が有ります。 

 政治家は批判されるのも仕事なので、都合の悪い部分でも削除しない山根さんの姿勢は
大変立派と言えます。

 実際には書き込みしない人の存在が多数です。 その中にはセクハラ裁判などでも、被告側有利な発言をする人も非常に多く、
過半数かも知れません。 
田舎ですからなおさらでしょう。

 実際には山根さんの書き込みで心を強く痛めている人も居ます。 
 セクハラ問題も片側だけの表面的、常識的意見だけでは建設的とは言えないと思います。  本音で討論出来る環境を期待したいです。
職員等 ..5/24 13:48(木)
>> 返信
 

 2012年5月21日(月)
 かたびら掲示ボード設置運営事業(案)
 2年越しであたためてきた提案が、2年連続却下されたことにどうにも納得がいかない。今日、落選理由を聞いたところ、看板設置後の管理運営体制が見えないということが一番の理由らしい。 
 
 市民なら自由に自己の関係するイベントや仲間づくりの呼びかけなど、掲示できるボードであるので、悪用される可能性もある。しかし、まずは掲示板をつくることを前提にしないと、具体的な話は進められない。 
 
 まちづくり助成制度は、より良いまちづくりを進めるために、アイデアややる気のある人たちを応援するための制度であると思う。審査基準をそこまで高くすることが、この制度の趣旨に合うことなのだろうか。これでは、ますます提案する団体は減ってゆく。 
 
 箸にも棒にもかからない提案ならともかく、それなりに準備し、自治連はじめ多くの方にも協力をお願いしている事業提案を簡単に葬る手法はいかがなものかと思う。 
 
 今回の7つの提案で、落選はこれだけだ。他の提案はほとんど1日イベントへの助成であり、こちらの恒常的な構築物への提案とは違う。もっと違う視点がほしい。この提案が、本当にまちづくりに役に立たない提案かどうか、このブログをご覧の皆さんからご意見をいただきたい。 
 
 至らない点を修正しながら、もう一度再挑戦をしたい。平成24年度のまちづくり助成事業の予算は180万円だが、採用団体が6団体で、満額の20万円に至らない団体もあるので、100万円程度しか使わないことになる。 
 
 これは、この制度が広く市民に知られていないことや、年度初めの4月上旬ですでに募集を打ち切るという短いスパンでの募集にも問題がある。再募集や審査の在り方も含めて、再考をお願いしていきたい。 
 
 
かたびら掲示ボード設置運営事業 提案内容概要↓ 
 
事業概要 (事業目的・背景) 
 名鉄西可児駅前は、可児市の玄関口であり帷子(かたびら)地域の中心に位置する。帷子地域は、人口2万2千人と可児市最大であり、旧来の地域と新興の団地が共存しながら発展してきた。 
 急激に人口が増えてきただけに、その反動として急速な少子高齢化が進んでいる。 かたびら掲示ボードの設置の目的は次の3点である。 
 
1. 地域住民の新たなコミュニケーションツールとして、情報の受発信ができるスポットとしての機能。 
2. 周辺の地図を表示し、そこに近隣の商店・事業所などを明記することによって、利用者の利便性と地域の活性化を図る。 
3. 帷子地区の主な観光スポット・名所・旧跡などを表示することによって、地域観光の推進と郷土意識の醸成に寄与する。 
 
(事業内容)名鉄西可児駅前広場に、地域住民が自由に利活用できる掲示板を設置し、その有効で適切な運営を行う。掲示板は次の3つの構成とする。 
 
1. 地域住民が自由に情報を受発信できるスペース 
2. 周辺の地図を表示して、近隣の事業所等を紹介するスペース 
3. 帷子地区の観光スポット等をアピールするスペース 
 
(実施体制)かたびら掲示ボード実行委員会を中心に、帷子地区の地域組織(帷子自治連・可児市商工会議所帷子支部・帷子地区青少年育成市民会議等)および地域住民の意向を聞きながら実施する。 
 
(事業の対象者及び市民参加を求める方法)設置に当たっては公聴会を開き、地域の方の意見を反映させる。設置後も、常に地域住民が自由に参加できる体制を継続する。 
 
実施場所 名鉄西可児駅前広場 
 
実施期間 平成24年4月〜平成25年2月 
 
申請団体名 かたびら掲示ボード実行委員会 
 
連絡責任者 山根 一男 
連 絡 先 TEL 090-1821-4777 FAX0574-69-1030E-Mail yamanet@ma.ctk.ne.jp 
 
審査基準@公益性・地域社会へ効果の広がりが期待できるなど多くの市民に還元される公益的な活動か・市民が直面している課題解決への効果があるか・市民だからこそできる社会貢献活動か  
 
 帷子地域では、本年度も地域発信行事として大規模な花火大会や、定期的なまちの美化運動、さらには各団地や地域ごとのお祭りなど様々な行事・イベント等が計画されている。 
  
 しかし、現時点では帷子地区2万2千人の住民を限定しての呼びかけや、情報発信を行う有効な手立てがない。そのため、地元に住んでいながら地域の行事やイベントなども知らずに過ごしてしまうこともある。 
 
 現在、西可児駅前には、周辺の地図や案内板がなく、地理に不案内な方はたいへん困っている。また、西可児駅周辺には薬王寺や眞禅寺、里山若葉、鳩吹山など観光スポットや名所・旧跡があるが、地域住民でさえ知らない方がいる。 
 
 地域情報の受発信については、公民館(連絡所)がその主要な役割を担っている。しかし、あいにく帷子公民館は、駅からは遠く離れた丘の上にあり、特に高齢者などには利用しにくい状況である。  
 
 そこで、西可児駅前の一番目立つ場所に、帷子地域のことが一目で分かり、誰もが気楽に呼びかけたり、情報を得たりできる掲示板をつくることを提案する。 
 
 これによって利便性が増し、さらに多くの交流が生まれ、地域住民の郷土意識の醸成と、観光客の発掘にも役立てることができる。つまり、この事業は帷子地域の有形無形の人的、物的な地域資源を内外に発信し活性化を図る事業である。   
 
 単なる情報告知のための一方的な掲示板や、案内板ならば行政や企業にでもできる。『かたびら掲示ボード』は、地域住民が自由に情報を受発信できる双方向の市民掲示板である。新たな出会いや価値を生み出す「マザーボード」でもある。 
 
審査基準B独創性 ・創意工夫にあふれた活動か・地域性を活かした個性豊かな活動か・新しい視点やアイデアがあるか  
 
 このような地域コミュニケーションのアップを目的とした掲示板は、ごく限られた地区では事例があるかもしれないが、対象人口2万2千人という規模では、少なくとも可児市においては前例がない。また、単なる一方通行型の掲示板ではなく、市民の手により有効で適切な管理運営を担う点でも先進的な取り組みである。  
 
 
審査基準C企画内容の熟度・実施体制 ・企画内容および実施体制が十分検討されている提案(予算を含む)となっているか 
 
 企画内容については、現段階ではあくまでも基礎案として提示している。可児市まちづくり活動助成事業として認定していただけることによって、より信用力が増し、地域団体や地域住民の意見の吸い上げも容易になる。 
 
 また、実際にはハードの部分が完成しなとイメージしにくい面もある。掲示板完成後も常に利用者の声を吸い上げ、臨機応変に対応できるような体制を確立する。 
 
 災害時などにも地域のセンタースポットとして、情報の受発信の役割を担えるようにしたい。このかたびら掲示ボードが、地域の人たちの交流の『絆』となり、新たなる出会いや、学びのきっかけとなることを期待する。 
  
 また、帷子地域のランドマーク的な存在として、例えば待ち合わせ場所などにも利用されることを目指したい。 
 


  山根さんの提案だけがNGだったというのは少々意外です。

>看板設置後の管理運営体制が見えないということ

発表会当日の審議委員からの質問にもあったと記憶しています。
その時の山根さんの回答が、委員の方々を納得させるに足りなかったということでしょう。
裏を返せば設置後の管理運営体制さえ確立しておけば助成金を得うる活動であるという事ですから次にやるべきテーマは見えたのではないでしょうか。
レオン ..5/23 16:43(水)
>> 返信
 

 2012年5月22日(火)
 『2時間でわかるセクハラ対策法』 後援申請
 先にお知らせした、6月17日(日)に、可児市内春里公民館で開催するセクハラ防止に関するシンポジウム&講演のちらしができたので、可児市役所人づくり文化課男女共同参画係を通じて、秘書課に可児市の後援申請をした。 
 
 6月23日から可児市の男女共同参画推進週間ということもあり、民間サイドでの関連勉強会という位置づけでもある。 
 
 しかし、市を訴えている側の主催イベントを市が後援するのかどうか不安はあった。ただ、ちらしの文面(下記)にある通り、確かに裁判では争ってはいるが、原告も被告も、今後このようなセクハラ被害を無くして行こうという点では同じ方向であり、今回の裁判の結果がどう出ようが、そのために良い方向へ向くよう共に手を携えていきたい。 
 
 可児市の懐の広い対応に敬意を表したい。 
 
以下ちらし全文↓ (後援が正式に受理されれば、市内の公民館等に設置予定) 
 
「男女共同参画推進週間・関連学習会」 
   『2時間でわかるセクハラ対策法』  
      〜可児市セクハラ裁判から学ぶこと〜 
 
2009年6月、可児市役所で臨時職員・高木幹子さんがセクシャルハラスメントの被害を受けたとし、市議会で問題が提起され、その後マスメディアでも報道されながら、裁判にまで発展してきました。 
 
裁判の途中で市役所が裁判所に偽造文書を提出した疑いも発覚し、広く世の中に知られる裁判となりましたが、2012年6月15日に、判決を迎えます。 
 
「可児市セクハラ被害者を支える会」は、被害者であり原告である高木さんを支援してきましたが、判決を迎えるにあたって、今後は加害者や管理責任者である市役所の責任を追及するだけではなく、高木さんの「セクシャルハラスメントで泣く女性を増やしたくない」という思いに寄り添い、セクシャルハラスメントを根絶するためのパートナーとして、既に各種の取り組みを始めている可児市とともに歩みを進めようと考えています。 
 
結果次第で内容が大きく左右されることも予想されますが、ぜひお誘いあわせの上ご参加ください。 
 
内容(詳細は変更されることがあります。ご了承ください。) 
第一部シンポジウム可児市セクハラ裁判について」 
 
1、セクハラ被害者の思い    
 可児市セクハラ裁判 原告 高木 幹子 
 
2、可児市セクハラ裁判の経緯と特徴    
 みのかも法律事務所 弁護士 林 真由美 
 
3、可児市役所におけるセクハラ対策    
 可児市議会議員 山根 一男 
 
第二部講演セクハラをなくすために私たちができること」 
広島大学准教授 北仲 千里 
 
【主催】 
可児市セクハラ被害者を支援する会 
 
【連絡先】 
天池洋介:080-3286-8204 
山根一男:090-1821-4777 
 
【日時】 
2012年6月17日(日) 
PM1:30〜4:00 
 
【会場】 
春里公民館会議室2 
岐阜県可児市矢戸407 
 
【対象者】 
セクハラを無くしたいと思う人 
セクハラ問題に興味のある人 
など 
【参加費】 
無料 
No Sexual Harassment 
 
北仲千里氏関連HP↓ 
http://www.npomirai.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=29
 


  こうした催しがある可児市は、人に優しく明るいまちづくりに真剣に取り組んでみえることが伺えます。

私も、少し前まで組織のなかで働いていた女性として、この会の存在や動きは、大変心強く感じます。

高木さん、辛く長い道のりだったと思います。本当にお疲れさまです。私たち女性の勇気ある代表者となってくださり本当にありがとうございます!

議員さんという立場で、しかも男性で、この課題に取り組んでみえる山根さん、風当たりが強かったこともあったのではないでしょうか、一女性として感謝の気持ちを送りたいです。他の関係者の皆様へも!

今後の判決内容や動きに関心を寄せ、友達にも話していきたいと思います。がんばってください!
虹色の街 ..5/23 6:33(水)

  虹色の街さん 引き続きエールを送っていただきありがとうございます。素直で前向きで、感謝と思いやりの心を忘れない虹色の街さんの姿勢に共感を覚えます。
山根 一男 ..5/27 4:01(日)

  ブログを拝見して、シンポジウムの進行構成について一言。通常の2部構成のシンポジウムは、1部に総論としての学識経験者による講演会、2部に個別事例についての討論会という構成をとります。明らかに、特定事例に特化した政治的パフォーマンスのために恣意的に逆の構成にしたような気がしてなりません。一考を。
いち職員 ..6/9 10:21(土)
>> 返信
 

 2012年5月23日(水)
 5月26日 議会報告会開催【告知】
 いよいよ26日(土)の可児市議会『第2回議会報告会』が近づいて来た。議会報告会は2回あり、26日は今渡の可児市福祉センター、6月2日(土)が、帷子公民館で、ともに14時から16時頃までである。 
 
 『報告会』とはなっているが、報告部分は30分強であり、実は『意見交換会』の部分が1時間以上と長くとってある。今回の議会報告会は2回目で、1回目は今年2月12日に広見公民館ゆとりピアであった。 
 
 そのときは、1回だけ市内全域を対象としたので、ほぼ全議員が参加し、140名ほどの市民にご参加いただいた。今回は、開催日を変えて2会場での実施となるので、どれくらいの参加人数になるのか読めない。 
 
 2月の議会報告会は、議会基本条例特別委員会が中心になって準備したが、今回は議会運営委員会(略して議運)がその任に当たることになったため、副委員長である私は急に忙しくなった。上記写真の議会報告会のポスターやちらしもその原版は私がつくった。 
 

 26日は私が司会を務め、6月2日は議運委員長である亀谷光議員が司会である。通常の催しなら、司会は原稿に従いたんたんと進めれば良いのだが、問題は意見交換会である。 
←会場下見(可児市福祉センター2F視聴覚室) 
 
 どのような質問が飛んで来るか予想がつかない。原則として司会は質問に答えることはなく、誰かに回答を振らなければならない。一応、常任委員長らが答える側の筆頭に当たるが、そんなに素直な質問ばかりとは限らない。 
 
 もう一つ問題は、これは議会報告会であり、議員個人の見解や意見は述べられないことになっている。つまり、議会内で合意されている範囲内で答えることしかできず、中には物足りない回答にならざるを得ないことがあろう。 
 
 それに、議会や行政のあらゆるジャンルに渡る質問、意見交換となるため回答する側の議員は10名いるのだが、答えきれないことも想定される。 
 
 これまで、議員は執行部(市役所)に対して、さんざん質疑・質問を浴びせてきたが、回答する側に立つことはまずないので、戦々恐々である。 
 
 執行部の場合はそれぞれ専門分野があり、スタッフも沢山いるのだが、議員は全分野をカバーし、スタッフもいない(唯一議会事務局はスタッフと言えるが…)ので特定分野について聞かれてもおそらく答えられない。 
 
 26日の担当議員は、亀谷光議員・澤野伸議員・川合敏己議員・川上文浩議員・伊藤健二議員・天羽良明議員・小川富貴議員・酒井正司議員・板津博之議員・出口忠雄議員である。 
 
 司会の私としては、飛んできた質問に対し、回答を求めて10名の議員の誰かを指名しなければならないのだが、皆が下を向いてしまっていたらどうしようかと今から心配だ。反対に6月2日は、自分が答える側に回るので適切に回答できるかどうか心配になる。 
 
 長い可児市議会の歴史の中で、このような報告会は2回目でありまだまだ経験の蓄積には程遠い。このような議会報告会は、最近は多くの議会で開かれるようになってきたが、まだまだやっているところは少ない。 
 
 お隣の犬山市議会などは数歩先を行っている。可児市議会も9月の議会基本条例制定に向けて、ほぼ毎日のように準備や議論が続いている。議会が変わり始めていることは明らかに実感できる。 
 
 26日・6月2日は、可児市民にかかわらず参加できる。ぜひ、変わり始めた市議会を見に来てほしい。ただし、質問はお手やわらかに(笑)
 


  可児市の長老市議そろそろ引退してほしいですね・・・
はぁ〜 ..5/24 10:27(木)

  変革の真っただ中にある、可児市議会の議会報告を初めて拝見いたします。
新可児市民 ..5/24 22:36(木)

  再び、市民の質問に対し、ほとんど正当に答弁出来ないでしょう。予言します。 その義務も無いと思っているようですしね。 これぞ完全パホーマンス!!
 地方議員不要論が確固たるものになる過程を見に行きましょう。
   ..5/25 19:37(金)
>> 返信
 

 2012年5月25日(金)
 第21回ばら制定都市会議
 日本全国でばらを市町の花にしている22の都市がメンバーになっている『ばら制定都市会議』可児市は平成20年の加盟と、最近の加盟だが日本一のばらの公園『花フェスタ記念公園』があり、今年市制30周年となることから本日花フェスタ記念公園にて、第21回ばら制定都市会議が開かれた。 
 
 加盟22都市のうち、今日は可児市を含めると12の市町が参加した。北から岩見沢市(北海道)・村山市(山形県)・中野市(長野県)・坂城町(長野県)・島田市(静岡県)・神戸町(岐阜県)・西尾市(愛知県)・茨木市(大阪府)・福山市(広島県)・粕屋町(福岡県)・鹿屋市(鹿児島県)である。 
 
 岩見沢市と神戸町、西尾市、粕屋町、鹿屋市は首長自ら出席した。それぞれにまち自慢やばらの花への取り組みなどを3分程度で宣伝されたが、さすがに皆上手で、思わず行ってみたくなるまちもあった。 
 
 ことに岩見沢市は来年のばら制定都市会議の開催市となっており、熱心だった。都市の規模からいえば福山市が一番大きく約47万人、ここは昨年建設経済委員会で行政視察にも行った。 
 
 福山市は2016年に市制100周年となり、これを記念して100万本のばらのまちを目指している。現在、市内に70万本のばらがあるというからすごい。小学校入学時などに市が子どもたちにばらの苗をプレゼントするなど、様々な方法で市内のばらを増やしている。 
 
ばらの公園としては、7000品種を誇る、わが花フェスタ記念公園がダントツの規模だということを認識した。他に鹿屋市の『かのやばら園』は4000品種5万株というのでそこそこの規模である。 
 
 可児市は、花フェスタ記念公園のばらは文句なくすごいのだが、市内にばらがどれくらいあるかというと決して多くはない。市のばら『かに乙女』(ファミー)の植え込みなど数カ所にあるが、もっと普通に生えていてほしい。 
 

たまに野生で生えているばらを発見すると嬉しくなる。我が家でも少しでも貢献しようと、昨年は家の北側のベランダに10品種ばかりのミニばら園を開設したが、8月の猛暑で家を3日空けた間に枯れてしまった。 
 
 やはり地植えにしたほうが良いのだろうが、いい場所がない。もう少し手間いらずできれいに咲くばらがあるといい。今日も白いもっこうばらなど千円のばら苗3株を買い込んだ。我が家のばら園再チャレンジである。
 

>> 返信
 

 2012年5月26日(土)
 第2回可児市議会報告会 福祉センター
 今年2月に続いて、第2回目となる議会報告会が本日午後2時から可児市福祉センターであった。私は議会運営委員会の副委員長を務めている関係で、今日は司会だったので終わってほっとした。 
 
 参加していただいた市民は30名ほどで、想定していたよりも少なかったが、それでも最初は出足がにぶく、十数人しか来ないのではないかと心配したのでまずまずといったところか。 
 
 こういうイベントは不思議なもので、机や椅子を並べたらその通りの人数が集まる。もし、多すぎたら椅子を追加しようとか考えていたが、用意した机にちょうど二人掛けて(3人可能)ほぼすべてが埋まるほどだった。 
 
 前回のベースはあったものの、今回は今日と来週6月2日(土)午後2時から報告内容は同じで、帷子公民館で行うという2ヶ所での実施となるため、ある意味新たな経験となる。 
 

 やはり会場や、参加人数がこじんまりとした分、話し易い雰囲気になったと思う。前半の@可児市議会基本条例の制定に向けての取り組みについて とA三月定例会 可児市予算審議の経過報告、質疑応答の時間も含めると1時間を少しまわった。 
 
 報告事項は、それぞれ議会基本条例特別委員長・副委員長と、予算特別委員長・副委員長が報告と質疑に答えた。その後の、意見交換会では、本日担当の10名の議員がずらりと並び、参加者からの質問に答えた。 
 

 いったいどんな質問が飛んで来るか分からない状況の中で緊迫した。議会報告会は、議員個人の報告会と違って、個人的な見解は述べられないことになっている。つまり議会としての共通認識しかしゃべれないのだ。 
 
 たぶん、この辺り参加者からすると、物足りない部分もあるが、議会報告会である以上それはしかたがない。司会者として、想定される質問を分類して、誰に答えてもらうか整理しておいた。 
 
 まず、第一優先としては、それぞれの常任委員会の委員長・副委員長が矢面に立つことになる。総務企画・建設市民・教育福祉である。また、キーワードとして市民に関心ある分野について、特別にピックアップしていた。 
 
 今日の質問でも、可児駅東駅前開発や文化創造センター、名鉄広見線存続問題、兼山との合併後の総括、身障者の授産施設の問題など多岐にわたったが、それぞれ議員が何らかの回答をした。 
 
 中には個人的な見解を求めたり、市議会としては回答不可能な質問もあり司会としてどう取り扱っていいか窮する場面もあったが、その都度、誰かが上手に説明してくれた。 
 
 司会はあくまでもコーディネート役であり、質問に対する答えが喉まで出かかったこともあったが…呑みこんだ。それでよかったと思う。私が回答する側に回るのは、来週の帷子公民館である。 
 
 こうしてみると可児市議会も変わってきたなということを実感する。議会が一つになって、市民に対して説明責任を果たすということは、以前では考えてもいなかった。 
 
 議員は、それぞれ主義主張も違うもので、それぞれの立場で市政のチェック機能や提案等をしていけばそれでいいという感覚であった。それが、ここ数年の全国的な議会改革の流れの中で大きく変わってきた。 
 
 もちろん、市民の代表たる個々の議員としての活動はあってしかるべきだが、一方で二元代表制の一方の旗頭として、議会全体のまとまりの中で行動したり、提言したりしていかなければならないということを痛感する。 
 
 天と地ほど主義主張に開きがある議会の中で、それは、かなり難しいことだ。呉越同舟を絵に描いたようなものだと思っていた。しかし、考えてみれば可児市が良くなっていくことを思う気持ちは同じだし、合意できることは合意しながら市民の代表機関としての役割を果たしてゆく責務があることは自明のことだ。 
 
 議会報告会はその、もっとも象徴的な試みであり、今後さらに経験を積みながら進化してゆくものと思われる。来週の帷子公民館は、今日よりはかなり参加者も多いのではないかという予想もある。ぜひ、大きく変わりつつある、可児市議会を見に来てほしい。 
 
 担当議員は、野呂和久議員、山田喜弘議員、佐伯哲也議員、中村悟議員、林則夫議員、伊藤壽議員、冨田牧子議員、伊藤英生議員、山口正博議員、と私山根一男、司会は議会運営委員長の亀谷光議員である。 
 
 
 

>> 返信
 

 2012年5月27日(日)
 第31回可児市消防操法大会
 朝8時から、市役所の駐車場で、恒例の消防操法大会があった。可児市には4分団16部約300名の消防団員がいるが、それぞれの部ごとの対抗でポンプ車操法の優劣、迅速さ等を競う大会である。 
 
 競技としての意味もさることながら、入団間もないこの時期に消防団の規律や結束を高める意味でも重要だとされている。私としては、若年期は大阪や埼玉に住んでいて、消防団という存在そのものを知らなかった。 
 
 なので、あまり語れる立場にはない。ただ、仕事が忙しい若年世代の方が地域のために、多くを犠牲にしながら地域の安全を守っている姿は崇高なものだと感じる。 
 
 ボランティアの語源は、志願兵であり、祖国や愛する人のために命を懸けて戦う姿であり、生命の危険性も高い消防団はそれに通じるところがある。 
 
 また、消防団を地域連携のひとつの象徴という思いもある。それだけ崇高な理念により運営されている組織であり、住民の最も基本的な願いである、地域の安全安心を最も直接的に担う存在だからだ。 
 
 その消防団の活動の中での、ひとつの象徴的な行事が「操法大会」なのだろうと想像している。この辺り、私には経験がないので想像でしかない。 
 

私の住む若葉台を区域とする第3分団第4部の出番は、最後から3番目で終わったのは12時前だった。競技を終えて帰ってきた団員らを激励したあと、すぐに地元行事があったので、そこへ向かった。…ので、順位がどうだったかという情報はまだ得てはいないが、とにかくご苦労様と言いたい。
 

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 2012年5月28日(月)
 6月議会 議運・全協
 今日、午前9時から議運(議会運営委員会)、11時から全協議(議会全員協議会)があった。議運の方は私は副委員長なので、それなりに緊張する。特に、ここ最近は熟議というか結構長引くことが多くなっている。 
 
 今日の議運の一番の目的は、5月31日から始まる可児市議会6月定例会の議案等について、その取扱いなどを協議することである。可児市議会は年間4回の定例議会があるが、6月議会は比較的議案が少ない。 
 
 今議会に付託されている議案は、全部で16件だ。ただ、内容的には承認が7、予算(補正)1、条例7、人事1ということだ。このうちの承認の7件はすべて専決処分の承認を求めるものである。 
 
 専決処分とは、急を要する補正予算など、議会の決議を経ずに市長が専決で執行するもので、本来はあまり好ましくはない。ただ、臨時議会を開いてまで協議するほどのことではない案件であり、通例的に行われている。 
 
 また採決の取り方にも二つあって、ひとつは即決といって、議会初日、今回でいえば5月31日に本会議場で採決する。もう一つは、議員7名から成る各常任委員会に付託し、その委員会で審査し結論を出した上で、本会議で最終日に採決を取る方法である。 
 
 常任委員会は可児市議会の場合、現在は三つで今回付託される議案は総務企画委員会3件、建設市民委員会3件、教育福祉委員会1件である。ちなみにこの7件の条例のうち、新たに条例をつくろうとするのは総務企画委員会に付託される、可児市暴力団排除条例の制定についてのみである。 
 
 議運に続いて、議員全員が参加する全協でも6月議会への提出議案の説明があったが、その中で若干意見のやり取りがあったのは、1千万円の補正予算案で『自然と人との共生モニュメント「丘」の建立』に関するものだ。 
 
 これは言うまでもなく、二年前の7.15豪雨災害で亡くなられたり、行方不明になられている方、さらに平成11年9月の台風16号で流され、遺体が伊勢湾で発見された方らの慰霊を込め、自然と人間との共生を謳い、市道50号線アンダーパス近くの虹ヶ丘橋のたもとに設置されるものである。 
 
 今年7月15日に除幕式を行う予定で、かなり急いでの予算執行となる。そのためか全体予算額も1000万円→1200万円→1100万円と揺れ動いた。このうち1000万円は市民からの寄付金で賄う予定で、現在までに約700名、684万円が集まっているという。 
 
 この議案(補正予算)も工事を急ぐ関係から5月31日即決議案となっている。もうひとつ6月議会のトピックスとして、可児市議会として初めて、本会議初日からの録画配信が始まることだ。 
 
 これは全協の席で、議会広報委員長である私から説明したが、可児市議会ではこれまでのケーブルテレビによる、一般質問の中継並びに、録画放送に加えてインターネットによる録画配信をユーストリームを使って行う。 
 
 これによって、ネット環境さえあれば好きなときに、見たい議員の一般質問を選んで繰り返し見ることも可能になる。また、一般質問以外の本会議初日や、最終日が映像配信されるのは可児市議会初である。 
 
 5月31日の六月議会初日の前日、すなわち5月30日16時が一般質問の通告締切だ、このところ議会報告会や議会基本条例の文案づくり、その他に追われて、まだ一般質問の内容が固まっていない。 
 
 あと二日、なんとか形にしたい。私にとっては一般質問をしないという選択肢はない。
 

>> 返信
 

 2012年5月29日(火)
 議会基本条例制定に向けて
 可児市議会として、議会基本条例を今年9月に制定しようという動きが加速している。だんだん迫ってきているので、当然のことだが…踏み込めば踏み込むほど、考慮すべきことが増えて行く。 
 
 可児市議22名のうち、12名が議会基本条例特別委員会のメンバーとして、条文整備などの準備を進めている。このところ、数日ごとに少人数で集まって条文に付随する解説文や、マニュアル的なルール作りに追われている。 
 
 6月議会の一般質問通告締め切りが明日の16時と迫っている中、今日も午前中みっちり3時間かけて、お互いの分担テーマについて検討しあった。私は第3グループ、可児市議会基本条例(案)第4章(市民と議会の関係)、第5章(市長等と議会の関係)を担当している。 
 
 メンバーは私の他、天羽良明議員、川合敏己議員、出口忠雄議員、伊藤壽議員の5名だ。考えてみれば、この4章・5章というのは議会基本条例の根幹であり、かなりのボリュームがある。 
 
 私たちのグループにたたき台づくりを割り振られているルール案件は、広報広聴(情報公開・説明責任)、参考人制度及び公聴会制度、請願・陳情の取扱い、議会報告会、反問権についての5件である。 
 
 5人のメンバーがそれぞれ、いろいろ調べながら原案をつくる。つまり、上記の項目を可児市議会としてどのように実行可能なものにしてゆくかというマニュアル作りである。 
 
 私は広報広聴の担当だ。現在、議会広報特別委員会の委員長でもあるので、比較的取り組みやすい。いろいろ検討してゆくと、市議会には『広聴』を体系的に取り扱うしくみがないことが分かる。 
 
 議員それぞれが、市民からの意見や提案を聞けば良い…というのは、昔の話で今、必要を求められているのは、二元代表制の一方の柱である『議会』として、市民の声をどう受けとめ、それを市政にどう活かしてゆくかである。 
 
 二元代表制のもう一方の柱である首長、つまり市長を頂点とする執行部は市民の声を、直接政策に活かし予算化することができる。だが、議会には予算編成権がないので、政策提言はまず首長にその必要性を認めさせ、予算化させることから始めなければならない。 
 
 しかも、その前に議会が一致して、その政策を推さなければならない。ここのハードルが高くて、今までなかなか議会が一致しての政策提言や条例化案などはできて来なかった。 
 
 私自身も、最近まで、それぞれ考え方も立場も違う議員同士が、まとまることなど不可能で、それぞれが、それぞれの立場で仕事をすれば、それでいいと考えていた。 
 
 しかし、議会改革の流れの中で、やはりそれではいけないということに気付いた。議会には予算の承認権という絶大な力がある。これを活かして、真に市民の代表として、しかも22色の特色を持った集団としての力を結集することも大変重要である。 
 
 集合体としての議会の強み、その象徴が『議会報告会』である。6月2日(土)午後2時から4時頃まで、帷子公民館にて、先週の福祉センターに続く第2回(通算3回目)の議会報告会がある。 
 
 その日は、私は司会ではなく、質問に答える側の席にいる。地元だけに、帷子の住民のまちづくり意識の高さを知っているだけに、緊張する。私以外の9名は、野呂 和久議員、山田 喜弘議員、佐伯 哲也議員、中村 悟議員、林 則夫議員、伊藤 壽議員、冨田 牧子議員、伊藤 英生議員、山口 正博議員である。 
 
 参加には、特に名前を書いたりする必要もない。市民の方はもちろん、可児市民でなくても参加できる。この機会に一度、議員とはどういう人種か見てみるのも良いかと思う。ぜひ、議会報告会(意見交換会)を体験してほしい。お待ちしています! 
 
 
 


  私は他市に在住しております。
そのため、可児市のことはほとんど分からないのですが、山根さんのブロウに出会い、可児市の様子がこうして私のような他市の者にも分かります。
可児市は、こういう所なんだなぁと想像しながら拝読させていただいております。

また、山根さんのブログに出会うまでは、自分の住んでいる市の市政にあまり興味がなく、選挙の投票には行くものの、あとは市議さんがなんとかやって下さるのでしょう、ぐらいに思っておりました。
が、山根さんのブログで詳しく市政のあり方が提示され、しかも政治音痴な私でも分かるように書かれているのを拝読し、自分の住んでいる市の市政に初めてと言っていいくらいなんですが、興味をもつようになってきました。とても恥ずかしいことですが・・。
また、山根さんのブログで初めて議員さんがどんなことをされているのかも知りました。

山根さんのブログは、私を市政のあり方に目を向けさせてくれるきっかけとなりました。
今後も、自分の視野を広げるためにも、拝読させていただきたいと思います。

虹色の街 ..5/31 20:00(木)

  上記のコメントの2〜3行目、「ブログ」がブロウになってました。ごめんなさい。
虹色の街 ..5/31 20:22(木)

  虹色の街さん 私のブログを通して、身近な政治について興味を持ってもらえたこと、とても嬉しく思います。
本来、市議というのは住民にかなり近い存在であるべきで、私の場合はこの『ブログ』という手段を通じて、そのことを表現しています。ただ、世の中の平均的な議員像からは、少しはずれるかもしれません。
また、このブログ自体、徒然日記というくらいですから、政治的な報告に終始するものではありません。それに、文字量がかなり多いほうだと思います。7年間に蓄積された量は、膨大な量となり、おかげで意外なところで検索にひっかかります。
過去の文章は、批判も含めて誰でも見ることができ、私としては逃げも隠れもできません。過去には、このブログに書いたことが、大波紋を巻き起こしたことも何度もあります。それもブログ内ならいいのですが、ブログの外で問題にされることも多くあります。
何も公表しなければ、何も起きないわけですが、書くことによって問題になったり、責められたり、賞賛されたりいろいろです。
人の意見は様々で、自分自身も常に同じ考え方であるとは限りません。ただ、その経過・過程をほとんどさらけ出していることになります。
その結果、山根一男は信頼のおけない奴だと思う人もいれば、逆の人もいるでしょう。私は山根一男以上でも、山根一男以下でもないのです。
何を言われても、このブログは続けていきたいと思いますので、末永くおつきあいいただければ幸いです。
 
山根 一男 ..6/2 4:05(土)
>> 返信
 

 2012年5月30日(水)
 しめきり直前に意見聴取
 今日の16時が可児市議会6月定例会一般質問の通告締切だ。通告というのは、どのような質問を誰に対して行うのか…という質問の要旨を100文字以内にまとめたものと、その質問項目である。 
 
 昨日の晩、最終的に質問しようとする項目が決まった。やはり、自分が今一番関心があることで、市民にとってもおそらく関心が高いと思われることに絞り込んだ。 
 
 その中の一つ『学校給食等に係る放射線検査について』可児市の現在の状況を聞こうと思っていたところに、フェイスブックによる情報で、今日の11時から13時頃まで、可児市の道の駅『可児ッテ』で、放射能汚染問題に関心のある方たちのおしゃべり会があるというのをチェックした。 
 
 以前に、このブログでも紹介した多治見市で、放射能汚染に関する講演会を開催された子育てママさんからの発信である。通告書をまとめる時間が気になったが、やはりナマの声を聴くほうが大事だと可児ッテに行った。 
 
 ほぼ満席のレストランで、それらしき女性集団がいた。近づいてゆくと、その中のお二人が面識があり、気づいてくれた。子どもを入れて6名ほどだ。「SAVE CHILD 中濃」とか「コドモノミライ‐aichi-」という組織名の入った名刺をもらった。可児市在住の方もいる。福島県から疎開して郡上市に住んでいる方もいた。 
 
 皆さん子育て中だったり、さまざまな障害を乗り越えて活動されているようだ。突然の私に出現にはかなり驚かれたようだが、喜んでくれた。20分くらいの予定だったが、1時間近く話し込んでしまった。 
 
 いろいろ参考になった。何より自分の頭が固かったなと思うのは、可児市の学校給食センターの食材の放射線検査については、整備されつつあるのだが、幼稚園・保育園はどうなんだという視点がなかった。 
 
 それで、公立保育園のひとつに聞いてみたら、東日本の食材は使わないようにしている…ということだった。小中学生よりも幼児のほうが、さらに放射線による影響は受けやすい。そんなんで大丈夫なのだろうか? 
 
 この辺りのことはじっくり聞いてみたい。その他に『震災がれき受け入れの是非について』と『セクハラ根絶に向けて』の計3項目を通告した。15時58分、当然最後である。 
 
 今回、一般質問は7日(木)から始まる。私は今回もまた一番最後17番目である。このままだと、三日目、6月11日(月)午前9時以降になる可能性が高い。早ければ、6月8日16時頃だ。 
 
 今議会から、可児市議会はユーストリームによるインターネット録画放送をする。なので、一般質問の様子は、終了後数日以内に可児市議会のホームページ内で公開される。 
 
 これまでは、ケーブルTV可児の中継と、終了後の土・日に録画放送がされるだけだったが、これからは全世界で見られることになる。可児市以外の方でも、これを機会にぜひ一度、アクセスしてほしい。
 


  震災瓦礫の受け入れにつきましては以前に富田市長に直接、対応を伺った際、「受け入れはしない」と明言されておりましたので安心しております。
レオン ..6/1 16:44(金)

  しめきり直前に意見聴取って、
夏休み終了間際 宿題にあせった学生みたいですよ。
普段からの問題意識は?
職員等 ..6/4 18:42(月)

  あるわけがない・・・

だって、山根さんだもん!!!
問題意識 ..6/5 9:14(火)
>> 返信
 

 2012年5月31日(木)
 可児市議会6月定例会 開会
 本日午前9時、可児市議会6月定例会が開会された。会期は22日間、6月21日(木)が最終日、採決の日となる。冒頭に今月10日に51歳の若さで亡くなられた故河村浩志議員に対する黙とうを捧げた。 
 
 先の3月議会では、堂々と一般質問までされていたのに、あまりの早逝に言葉もない。がんと闘っているとは聞いていたが、市議としての活躍もこれからというときに残念でならない。 
 
 可児市議会も22名の定員のところ、21名となった。残された私たちで、彼の分までしっかり仕事をしてゆくしかない。 
 
 本会議初日というのは議案説明が主だが、今回は前にも触れたが市長による専決処分が多く、16の議案のうち、今日9件が即決で可決された。比較的少額の補正予算や国の法律改変に伴う税条例の変更等が多かったので、特に議論を要するとは思えない議案が主だ。 
 
 ただ補正予算のところで、自然と共生のモニュメントの1千万円の追加補正では、小川富貴議員と山口正博議員が質疑した。即決議案に対しては、通告なしに質疑できる。モニュメントの購入費についての質疑だったが、台座、碑文込の価格750万円という予算書通りの回答だった。 
 
 山口正博議員は、このモニュメントの費用に充てる歳入の寄付金1千万円が集まらなかったらどうするのかという質問に対しては、何がなんでも集めるという回答だった。現在、寄付金総額は700万円を超えている。 
 
 即決議案については、事前に説明されていることが多く、質疑はあまりないのがこれまでの通例だが、それだけ議会が活性化されてきていることと思える。 
  
 とりわけ、今日の本会議初日は、可児市議会初めて映像配信される。ユーストリームを通じて、可児市議会のホームページから全世界どこにいてもアクセスできるようになった。その意味では、今日は画期的な本会議初日である。 
 
可児市議会HP(初日の映像配信あり)↓ 
http://www.city.kani.gifu.jp/sigikai/ 
 
 結局、1時間10分で会議は終了した。この後、6月7日の一般質問初日まで休会となるが、さまざまな委員会活動はある。今日も、本会議の後、私の所属する議会広報特別委員会は12時まで行われた。
 

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